サツマスバル(2008年生、母オースミキャンドル)
Satsuma Subaru
2008.04.01
サツマスバル(2008年4月1日)は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のブラックタキシード(当時12歳)と交配したオースミキャンドルが13歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は(有)武牧場。戦績は、地方28戦1勝2着2回。主な勝ち鞍は2010年の2歳。
経歴
デビュー前
1歳のとき、武牧場武栄子から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。
小野寺晋広厩舎(小林)へ入厩。
2歳(2010年)
6月27日、デビュー戦は御神本訓史騎手を鞍上に据えて、2歳(大井ダート1000m 曇/稍重)に出走。馬体重は488kg。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず4着に終わった。
7月28日、中3週で迎えた2戦目は、2歳(大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で御神本訓史騎手(1戦0勝)。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張り、3着を確保した。
8月15日、中2週で迎えた3戦目は、2歳(大井ダート1200m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で御神本訓史騎手(2戦0勝)。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。
8月31日、中1週で迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳(大井ダート1000m 晴/良)に出走。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフレンドハッピーに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。
9月16日、中1週で迎えた5戦目は、2歳オープンの’10ゴールドジュニアー(大井ダート1400m 雨/不良)に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手(1戦1勝)。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず5着に終わった。
12月1日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、2歳(大井ダート1600m 内回り 晴/稍重)に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手(2戦1勝)。13頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に敗れた。
12月30日、中3週で迎えた7戦目は、2歳(大井ダート1600m 内回り 曇/良)に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手(3戦1勝)。16頭立ての15番人気で6番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線ではいい脚を見せられず15着に終わった。
3歳(2011年)
1月11日、中1週で迎えた8戦目は、繁田健一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若水特別(浦和ダート1600m 晴/良)に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。逃げを打ち、かなり遅いペースでレースを進める。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。
2月8日、中3週で迎えた9戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインマッチ特別(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち味のタフネスで最後まで奮闘したが、セイルアゲンに交わされて1馬身差の2着となった。
2月23日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦のベストハルター特別(船橋ダート1600m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で的場文男騎手(1戦0勝)。13頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚色が鈍り8着に敗れた。
4月26日、中8週で迎えた11戦目は、3歳戦のツインメイト特別(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は3戦連続で的場文男騎手(2戦0勝)。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では決め手に欠いて12着に敗れた。
5月5日、連闘で迎えた12戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のナイスハルター特別(船橋ダート1600m 曇/稍重)に出走。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に終わった。
5月16日、中1週で迎えた13戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のハナミズキ特別(川崎ダート1600m 曇/良)に出走。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい10着に終わった。
5月31日、中1週で迎えた14戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツイントップ特別(浦和ダート1400m 曇/稍重)に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位には割り込めず5着に終わった。
6月14日、中1週で迎えた15戦目は、3歳戦のジューンフラワー賞(川崎ダート1400m 曇/重)に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手(1戦0勝)。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったマイティージュニアに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
6月22日、連闘で迎えた16戦目は、3歳戦のナイスサドル特別(船橋ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は坂井英光騎手(1戦0勝)。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場を作れず9着に終わった。
7月20日、中3週で迎えた17戦目は、一般C1四五(船橋ダート1200m 曇/不良)に出走。鞍上は本橋孝太騎手(2戦0勝)。8頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に終わった。
7月25日、連闘で迎えた18戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C1五(川崎ダート1500m 晴/良)に出走。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では末脚にキレが無く11着に終わった。
8月9日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のツインアタック特別(浦和ダート1400m 曇/良)に出走。鞍上は本橋孝太騎手(3戦0勝)。12頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。
8月22日、中1週で迎えた20戦目は、一般C1四五(船橋ダート1200m 曇/不良)に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手(4戦0勝)。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く6着に終わった。
9月7日、中1週で迎えた21戦目は、石崎駿騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインダート特別(浦和ダート1400m 晴/稍重)に出走。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり11着に終わった。
9月20日、中1週で迎えた22戦目は、一般C1五六(船橋ダート1200m 曇/重)に出走。鞍上は本橋孝太騎手(5戦0勝)。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。
10月4日、中1週で迎えた23戦目は、一般C1五(川崎ダート1600m 晴/良)に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手(6戦0勝)。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に終わった。
10月24日、中2週で迎えた24戦目は、一般C1四五(船橋ダート1200m 晴/重)に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手(7戦0勝)。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に終わった。
4歳(2012年)
2月6日、約3か月半の休み明けで迎えた25戦目は、一般C2二三(船橋ダート1600m 雨/稍重)に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手(8戦0勝)。11頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。
2月20日、中1週で迎えた26戦目は、早春特別(浦和ダート1400m 晴/良)に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手(9戦0勝)。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず8着に終わった。
2月27日、連闘で迎えた27戦目は、實川純一騎手を鞍上に迎えて、一般C2二三四(川崎ダート1400m 晴/重)に出走。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。
4月5日、中4週で迎えた28戦目は、来希君入学記念(船橋ダート1000m 晴/稍重)に出走。鞍上は2戦連続で實川純一騎手(1戦0勝)。13頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では速い脚を使えず13着に終わった。