ウォーターペイデー（1993年生、母タニノグレースフル）

Water Pay Day

1993.03.08

ウォーターペイデー（1993年3月8日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のハイセイコー（当時23歳）と交配したタニノグレースフルが21歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は片岡牧場。戦績は、中央平地8戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

田中耕太郎厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1996年）

4月20日、デビュー戦は武豊騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の4歳未勝利（京都ダート1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は460kg。16頭立ての4番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に敗れた。

5月11日、中2週で迎えた2戦目は、久保田英敬騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都芝1600m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。15頭立ての9番人気で大外15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり13着に終わった。

7月6日、中7週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた3戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。14頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚がパッとせず7着に終わった。

8月11日、中4週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた4戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で熊沢重文騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛追したが、勝ったナカトップニシキに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

8月25日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で熊沢重文騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

9月29日、中4週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では持ち前の忍耐力で最後まで脚を伸ばしたが、抜け出したダイワエレガンスにアタマ差届かず2着に甘んじた。

10月12日、中1週で迎えた7戦目は、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は久保田英敬騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では全く伸びず6着に敗れた。

11月9日、中3週で迎えた8戦目は、芹沢純一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（新潟ダート1700m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を繰り出し、3着に入った。