シランケド（2020年生、母フェアブルーム）

Shirankedo

2020.02.07

シランケド（2020年2月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「知らんけど。知らないが(関西の方言)」。毛色は鹿毛。種牡馬のDeclaration of War（当時11歳）と交配したフェアブルームが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道日高郡新ひだか町、生産者は有限会社 下河辺トレーニングセンター。2023年の紫苑ステークス(牝G2)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ニッシンホールディングスによって715万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

10月30日、デビュー戦は藤田菜七子騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。馬体重は496kg。18頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、17番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを15番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に敗れた。

デビュー前

1歳のとき、下河辺トレーニングセンターから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、ニッシンホールディングスによって715万円で落札された。

牧浦充徳厩舎（栗東）へ入厩。

11月13日、デビュー戦は柴山雄一騎手を鞍上に据えて、2歳未勝利（阪神芝1400m 雨/良）に出走。14頭立ての2番ゲートからスタート。出走取消となった。

3歳（2023年）

7月16日、約8か月半の休み明けで迎えた2戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、終始16番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のユハンヌスを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

8月19日、中4週で迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（小倉芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分恭介騎手（1戦1勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を発揮し、3着に入った。

9月9日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定3歳G2の紫苑ステークス（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で国分恭介騎手（2戦1勝）。17頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

4歳（2024年）

1月20日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で国分恭介騎手（3戦1勝）。17頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るマイネルシーマーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて休養明け初戦を物にした。

2月3日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上2勝クラスの別府特別（小倉芝1800m 小雨/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で国分恭介騎手（4戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、逃げるヴァモスロードを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

4月14日、中9週で迎えた7戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳以上2勝クラスの野島崎特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のしぶとさで最後まで脚を伸ばしたが、エンパイアウエストにクビ差交わされて2着に甘んじた。