マイネルシーマー（2019年生、母マイネアルナイル）

マイネルシーマー（2019年4月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名+輝き(独)」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のゴールドシップ（当時10歳）と交配したマイネアルナイルが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はビッグレッドファーム。主な勝ち鞍は2022年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

ラフィアンターフマンクラブにて総額1,800万円（18万×100口）で一口馬主が募集された。

青木孝文厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2021年）

7月4日、デビュー戦は丹内祐次騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1800m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。14頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではキレのいい末脚を披露し、3着に入った。

7月24日、中2週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（函館芝1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（1戦0勝）。13頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、4着に終わった。

8月14日、中2週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（2戦0勝）。6頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったレッドラディエンスにねじ伏せられて2馬身差の2着となった。

8月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳未勝利（札幌芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で丹内祐次騎手（3戦0勝）。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では天性の闘志でゴールまで力闘したが、3着に終わった。

11月7日、中9週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丹内祐次騎手（4戦0勝）。16頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位には割り込めず7着に敗れた。

12月18日、中3週で迎えた7戦目は、2歳未勝利（中山芝2000m 晴/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（5戦0勝）。18頭立ての6番人気で15番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切り、4着に入った。

3歳（2022年）

7月10日、約7か月の休み明けで迎えた8戦目は、3歳未勝利（函館芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（6戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では勢いよく末脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナンベイコーを3/4馬身振り切って待望の初勝利を挙げた。

8月7日、中3週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた9戦目は、3歳以上1勝クラス（札幌芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で丹内祐次騎手（7戦1勝）。14頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に敗れた。

8月20日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた10戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの富良野特別（札幌芝2000m 晴/稍重）に出走。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に敗れた。

11月19日、約3か月の休み明けで迎えた11戦目は、小林脩斗騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に終わった。

12月3日、中1週で迎えた12戦目は、津村明秀騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では天資の闘志でゴールまで力戦し、4着を確保した。

12月28日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず11着に終わった。

4歳（2023年）

3月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた14戦目は、4歳以上1勝クラス（中山芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（8戦1勝）。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

4月9日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた15戦目は、4歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丹内祐次騎手（9戦1勝）。15頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた16戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの飯盛山特別（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず10着に終わった。

11月18日、約7か月の休み明けで迎えた17戦目は、原優介騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く6着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた18戦目は、川須栄彦騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラス（中京芝2000m 晴/良）に出走。17頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では素晴らしい伸び脚で驀進したが、伸びてきたホールネス決め手に屈して3/4馬身差の2着となった。

12月16日、中1週で迎えた19戦目は、丸山元気騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1勝クラスの高山特別（中京芝2200m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

5歳（2024年）

1月20日、中4週で迎えた20戦目は、4歳以上1勝クラスの戸畑特別（小倉芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（10戦1勝）。17頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、シランケドに交わされて5馬身差の2着となった。

2月4日、中1週で迎えた21戦目は、佐々木大輔騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラスの合馬特別（小倉芝1800m 曇/重）に出走。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた22戦目は、4歳以上1勝クラスの筑紫特別（小倉芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は丹内祐次騎手（11戦1勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

4月7日、中6週で迎えた23戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1勝クラス（福島芝2000m 晴/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に敗れた。