トキノホーマ（2000年生、母ナイスホーマ）

トキノホーマ（2000年4月14日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「時＋母名の一部」。毛色は芦毛。種牡馬のシェイヴィアン（当時13歳）と交配したナイスホーマが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は真歌伊藤牧場。戦績は、中央平地6戦0勝、地方22戦4勝2着3回。2002年のサラ・プリンセス特別(牝地方重賞)に勝利した他、2003年の若草賞(牝地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

佐々木一夫厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2002年）

4月25日、デビュー戦は千葉津代士騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/重）に出走。馬体重は466kg。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5月1日、連闘で迎えた2戦目は、牝馬限定2歳戦のフレッシュチャレンジ（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で千葉津代士騎手（1戦0勝）。10頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。5着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた3戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（札幌(地)ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で千葉津代士騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で千葉津代士騎手（3戦0勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタンドルアイズからハナ差の2着となった。

6月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のアタックチャレンジI（札幌(地)ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で千葉津代士騎手（4戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のモエギノキングに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

7月24日、中5週で迎えた6戦目は、中村裕司騎手を鞍上に迎えて、2歳（旭川ダート1000m 雨/重）に出走。7頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。

8月1日、連闘で迎えた7戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのターフチャレンジI（旭川ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた8戦目は、2歳オープンのクロフネ賞（旭川ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は中村裕司騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

9月13日、中3週で馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、一般B14 C3（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭く末脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のカミノノゾミに1馬身半の差をつけて制した。

10月2日、中2週で迎えた10戦目は、2歳地方重賞の中京盃（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤光彰騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。

10月20日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた11戦目は、2歳500万下のかえで賞（京都芝1400m 曇/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は3戦連続で安藤光彰騎手（2戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

11月6日、中1週で馬体重を前走から19kg戻して迎えた12戦目は、牝馬限定2歳地方重賞のサラ・プリンセス特別（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で安藤光彰騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るロゼビアンを凄まじい末脚で半馬身差し切って3勝目をマークした。

11月20日、中1週で迎えた13戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安藤光彰騎手（4戦2勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月22日、中4週で迎えた14戦目は、2歳500万下（阪神芝1400m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で安藤光彰騎手（5戦2勝）。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では決め手に欠いて6着に終わった。

3歳（2003年）

1月18日、中3週で迎えた15戦目は、3歳500万下の白梅賞（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で安藤光彰騎手（6戦2勝）。16頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。最後は垂れてしまい13着に終わった。

2月23日、中4週で迎えた16戦目は、牝馬限定の3歳500万下（京都ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で安藤光彰騎手（7戦2勝）。16頭立ての14番人気で2番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

3月7日、中1週で迎えた17戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で安藤光彰騎手（8戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では強靭な末脚を披露したが、3着に終わった。

4月12日、中4週で迎えた18戦目は、3歳500万下（阪神ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で安藤光彰騎手（9戦2勝）。14頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて12着に終わった。

5月18日、中4週で迎えた19戦目は、3歳500万下（京都ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で安藤光彰騎手（10戦2勝）。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず15着に終わった。

7月2日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた20戦目は、3歳地方重賞の東海クイーンカップ（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で安藤光彰騎手（11戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。11着に終わった。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、牝馬限定3歳地方重賞のサラ・クイーンカップ（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で安藤光彰騎手（12戦2勝）。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて4着に終わった。

8月12日、中3週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた22戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は14戦連続で安藤光彰騎手（13戦2勝）。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず5着に終わった。

9月23日、中5週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた23戦目は、岡部誠騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の秋の鞍（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

4歳（2004年）

4月19日、約7か月の休養明けで迎えた24戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、山吹特別（金沢ダート1500m 雨/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、コジーンノホシに交わされて1馬身差の2着となった。

5月4日、中1週で迎えた25戦目は、つつじ特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、デディケーションに交わされて1馬身差の2着となった。

5月24日、中2週で迎えた26戦目は、一般B1-2（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

7月13日、中6週で迎えた27戦目は、七夕特別（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のドラゴンシンボルに3馬身の差をつけて久方ぶりに勝ち星を挙げた。

8月10日、中3週で馬体重を前走から26kg減らして迎えた28戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定地方重賞の読売レディス杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。