ゼネラルメデューム（2004年生、母Desert Trick）

ゼネラルメデューム（2004年8月16日）は、オーストラリアで生まれ、日本で調教された競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「父名の一部＋冠名」。毛色は鹿毛。種牡馬のGeneral Nediym（当時10歳）と交配したDesert Trickが9歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地14戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年の3歳以上500万下。

経歴

デビュー前

堀宣行厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2007年）

8月12日、デビュー戦は石橋脩騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。馬体重は462kg。15頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、平均的なペースで集団を引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとく伸び続けたが、ギシアラバストロに交わされて3馬身半差の2着に敗北した。

8月26日、中1週で迎えた2戦目は、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち味のスタミナで最後まで奮闘したが、抜け出したリングオブケリーを捕まえ切れず、3/4馬身差の2着に敗北した。

9月22日、中3週で迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、やや速いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り続けて、最後は2着のヴェリタスに1馬身1/4の差をつけて未勝利勝ちを決めた。

10月20日、中3週で迎えた4戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（東京ダート1300m 晴/稍重）に出走。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に敗れた。

4歳（2008年）

4月27日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた5戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島ダート1150m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では最後まで息が続かず7着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた6戦目は、川田将雅騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 曇/稍重）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で17番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず8着に敗れた。

6月28日、中4週で迎えた7戦目は、三浦皇成騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。逃げを打ち、少々速いペースでレースを進める。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では不屈の闘争本能で渋太く粘り込んで、最後は2着のアグネスカルミアに2馬身半の差をつけて1着ゴールを果たした。

5歳（2009年）

4月11日、約9か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg減らして迎えた8戦目は、池添謙一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で4番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は垂れてしまい14着に終わった。

5月17日、中4週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上1000万下の邁進特別（新潟芝1000m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は石橋脩騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月20日、中4週で迎えた10戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下のさくらんぼ特別（福島芝1200m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい12着に終わった。

8月9日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上1000万下（札幌ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では全く伸びず11着に終わった。

6歳（2010年）

2月14日、約6か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた12戦目は、C.ルメール騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下（東京ダート1300m 曇/稍重）に出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚が残っておらず16着に終わった。

4月17日、中8週で迎えた13戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳以上1000万下の鹿島特別（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。16頭立ての16番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では見所を作れず10着に終わった。

7月31日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、3歳以上1000万下の苗場特別（新潟ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は石橋脩騎手（3戦0勝）。15頭立ての15番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。最後は脚を失くしてしまい15着に終わった。