ロンドンプラン（2020年生、母パッションローズ）

ロンドンプラン（2020年3月4日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「ロンドンの都市計画」。毛色は鹿毛。種牡馬のグレーターロンドン（当時8歳）と交配したパッションローズが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。2022年の小倉2歳ステークス(G3)に勝利するなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

宮本博厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2022年）

7月3日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（小倉芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は508kg。8頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るパラシュラーマを豪快な末脚で交わし去り、最後は2馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月4日、中8週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた2戦目は、2歳G3の小倉2歳ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松山弘平騎手（1戦1勝）。13頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のバレリーナを3/4馬身振り切って重賞初挑戦初制覇を達成した。

11月5日、中8週で迎えた3戦目は、2歳G2の京王杯2歳ステークス（東京芝1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で松山弘平騎手（2戦2勝）。18頭立ての1番人気に推されて大外18番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に敗れた。

3歳（2023年）

8月20日、約9か月半の休み明けで馬体重を前走から16kg増やして迎えた4戦目は、ハンデG3の北九州記念（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で松山弘平騎手（3戦2勝）。18頭立ての4番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを17番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず8着に敗れた。

9月10日、中2週で迎えた5戦目は、吉田隼人騎手を鞍上に迎えて、G2のセントウルステークス（阪神芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

10月15日、中4週で迎えた6戦目は、中井裕二騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの信越ステークス（新潟芝1400m 曇/稍重）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では全く伸びず8着に敗れた。

4歳（2024年）

1月8日、約3か月の間隔を開けて迎えた7戦目は、田辺裕信騎手を鞍上に迎えて、カーバンクルステークス（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。最後はバタバタになってしまい15着に敗れた。

2月11日、中4週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、北九州短距離ステークス（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隼人騎手（1戦0勝）。18頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを16番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず15着に敗れた。