チャームペンダント（2006年生、母ダイヤモンドピアス）

チャームペンダント（2006年3月20日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。馬名の意味は「魅力のペンダント」。毛色は鹿毛。種牡馬のボストンハーバー（当時12歳）と交配したダイヤモンドピアスが12歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）新冠伊藤牧場。戦績は、中央平地14戦2勝。主な勝ち鞍は2010年の有田特別(500万下)。

経歴

デビュー前

中竹和也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2009年）

1月18日、デビュー戦は中舘英二騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。16頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、平均ペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグングンと末脚を伸ばして、最後は2着のナムライシュタルに1馬身3/4の差をつけて初勝利を挙げた。

2月14日、中3週で迎えた2戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下の寒桜賞（京都芝1200m 晴/重）に出走。16頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では速い脚を使えず7着に敗れた。

7月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた3戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（阪神芝1400m 晴/良）に出走。18頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。前に出て、ミドルペースでレースを引っ張る。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり14着に敗れた。

8月22日、中6週で迎えた4戦目は、国分恭介騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（小倉芝1200m 晴/良）に49kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚勢がやや鈍り、5着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた5戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。4着に終わった。

9月26日、中2週で迎えた6戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の飛翔特別（新潟芝1000m 晴/良）に出走。18頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。4着に入った。

12月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から12kg減らして迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で石橋脩騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、ややスローペースでレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘りを欠いて6着に沈んだ。

4歳（2010年）

2月6日、中7週で迎えた8戦目は、生野賢一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京芝1200m 晴/稍重）に出走。18頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、平均ペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい16着に敗れた。

4月18日、中9週で迎えた9戦目は、太宰啓介騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、少々速いペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

6月20日、中8週で馬体重を前走から16kg増やして迎えた10戦目は、3歳以上500万下（阪神芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で太宰啓介騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は減速してしまい14着に終わった。

7月17日、中3週で迎えた11戦目は、北村友一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の有田特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、些か速いペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では徐々に前との差を詰めて、最後は2着のスペシャルポケットをハナ差振り切って久しぶりに美酒を浴びた。

8月7日、中2週で迎えた12戦目は、幸英明騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で3歳以上1000万下の西部日刊スポーツ杯（小倉芝1200m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。18頭立ての6番人気で17番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

10月23日、約2か月半の間隔を開けて迎えた13戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳以上1000万下の会津特別（福島芝1200m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

12月4日、中5週で迎えた14戦目は、牝馬限定の3歳以上1000万下の耶馬渓特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で赤木高太郎騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚勢が鈍り13着に終わった。