ウイングハゼオー（1997年生、母アーニーローリー）

ウイングハゼオー（1997年4月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のモガミ（当時21歳）と交配したアーニーローリーが16歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）向別牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、中央障害16戦2勝、地方6戦0勝。主な勝ち鞍は2001年の障害3歳以上オープン。

経歴

デビュー前

目野哲也厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2000年）

1月29日、デビュー戦は小林徹弥騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は444kg。13頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて12着に敗れた。

2月6日、連闘で迎えた2戦目は、本田優騎手を鞍上に迎えて、4歳新馬（京都芝1600m 雨/良）に出走。15頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい9着に終わった。

2月23日、中1週で迎えた3戦目は、3歳戦の白梅賞（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は小林徹弥騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚がパッとせず7着に敗れた。

3月25日、中3週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小林徹弥騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

6月20日、約3か月の間隔を開けて迎えた5戦目は、宝来城多郎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のあやめ賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

7月9日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宝来城多郎騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

7月18日、連闘で迎えた7戦目は、清山宏明騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップミント賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月26日、連闘で迎えた8戦目は、石山繁騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。10着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた9戦目は、白浜雄造騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の名古屋チャレンジカップバニラ賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。3着を確保した。

8月29日、連闘で迎えた10戦目は、3歳戦の蛭ケ野賞（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で白浜雄造騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚に勢いがなく4着に敗れた。

9月24日、中3週で迎えた11戦目は、障害4歳以上未勝利（阪神障害芝→ダート3000m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で白浜雄造騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月8日、中1週で迎えた12戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上未勝利（京都障害芝→ダート2910m 曇）に出走。12頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のメイショウグンシンに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

10月28日、中2週で迎えた13戦目は、西谷誠騎手を鞍上に迎えて、洛南ジャンプステークス（京都障害芝3180m 外2周小雨/良）に出走。10頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

11月25日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3760m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で西谷誠騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。7着に敗れた。

12月24日、中3週で迎えた15戦目は、三木ホースランドパークジャンプステークス（阪神障害芝3900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で西谷誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。8着に終わった。

4歳（2001年）

1月14日、中2週で迎えた16戦目は、高橋康之騎手を鞍上に迎えて、牛若丸ジャンプステークス（京都障害芝→ダート3170m 晴）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。7着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた17戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。

2月24日、中3週で迎えた18戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（2戦0勝）。14頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。11着に終わった。

3月18日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は4戦連続で高橋康之騎手（3戦0勝）。14頭立ての13番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月1日、中1週で迎えた20戦目は、障害4歳以上オープン（阪神障害芝3170m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で高橋康之騎手（4戦0勝）。14頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月21日、中2週で迎えた21戦目は、障害4歳以上オープン（京都障害芝→ダート3170m 曇）に出走。鞍上は6戦連続で高橋康之騎手（5戦0勝）。13頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた22戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。14頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。5着に入り込んだ。

6月2日、中2週で迎えた23戦目は、障害3歳以上オープン（中京障害芝3370m 晴/良）に出走。鞍上は高橋康之騎手（6戦0勝）。14頭立ての12番人気で大外14番ゲートからスタート。7着に終わった。

6月30日、中3週で迎えた24戦目は、障害3歳以上オープン（阪神障害芝→ダート3140m 曇）に出走。鞍上は2戦連続で高橋康之騎手（7戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のブレーブテンダーに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

7月28日、中3週で迎えた25戦目は、障害3歳以上オープン（新潟障害芝3250m 外→内晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高橋康之騎手（8戦1勝）。8頭立ての4番人気で大外8番ゲートからスタート。7着に敗れた。

8月25日、中3週で迎えた26戦目は、豊国ジャンプステークス（小倉障害芝2900m 晴/良）に出走。鞍上は西谷誠騎手（3戦0勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。9着に敗れた。