アイアンビューティ（1999年生、母ダイイチルビー）

アイアンビューティ（1999年3月19日）は、日本の競走馬、繁殖牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のブライアンズタイム（当時14歳）と交配したダイイチルビーが13歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道勇払郡早来町、生産者はノーザンファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方4戦1勝2着3回。主な勝ち鞍は2003年の4歳以上C1-1。

経歴

デビュー前

伊藤雄二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2002年）

9月15日、デビュー戦は松永幹夫騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は444kg。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では決め手が足りず、5着に終わった。

9月28日、中1週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/不良）に出走。15頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではあとひと押しが足りず、5着に終わった。

4歳（2003年）

4月29日、約7か月の休み明けで馬体重を前走からさらに10kg減らして迎えた3戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したトミノシャンハイを捕まえ切れず、1馬身1/4差の2着に敗北した。

5月20日、中2週で迎えた4戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、サクラヒロインに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で小牧太騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したシスターマリーを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。

6月17日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧太騎手（2戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタガノレベッカに5馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月10日、中7週で迎えた7戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の都井岬特別（小倉芝1800m 晴/良）に出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず10着に敗れた。

8月24日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（小倉芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。16頭立ての8番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは16番手で通過。直線では決め手が足りず16着に敗れた。