ヤマショウベガ（2013年生、母セリノベガ）

ヤマショウベガ（2013年3月31日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は鹿毛。種牡馬のロッコウオロシ（当時5歳）と交配したセリノベガが16歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ファーミングヤナキタ。戦績は、地方12戦1勝2着4回。2015年の金沢プリンセスカップ(牝地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

金田一昌厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2015年）

6月16日、デビュー戦は田知弘久騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート900m 晴/良）に出走。馬体重は468kg。4頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、前で粘るシグラップマリアを上がり1位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

6月28日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた2戦目は、2歳戦のなぎさクリーン特別2-1（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田知弘久騎手（1戦1勝）。7頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚が冴えず4着に敗れた。

7月14日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた3戦目は、2歳戦の堀松綱引き祭特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で田知弘久騎手（2戦1勝）。5頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったビューティに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

7月28日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の大野湊神社神幸祭特別2-1（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で田知弘久騎手（3戦1勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったショウケンガールに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

8月11日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦の柴山潟燈籠流し特別2-1（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で田知弘久騎手（4戦1勝）。5頭立ての2番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が振るわず3着に敗れた。

8月23日、中1週で迎えた6戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサードニクス賞（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての6番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月20日、中3週で迎えた7戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のサファイア賞（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。10頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚にキレが無く4着に敗れた。

10月4日、中1週で迎えた8戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の金沢プリンセスカップ（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではスパッとキレる脚で猛追したが、勝ったグランスーリールに詰め切れず、4馬身差の2着となった。

11月1日、中3週で迎えた9戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で松戸政也騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には届かず6着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた10戦目は、葛山晃平騎手を鞍上に迎えて、2歳地方重賞の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 曇/不良）に出走。11頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の勝負根性でゴールまで力闘し、4着を確保した。

12月15日、中1週で迎えた11戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は田知弘久騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、抜け出したエスポールエテルネを差し切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

3歳（2016年）

3月20日、約3か月の休養明けで迎えた12戦目は、3歳戦の木場潟公園桜まつり特別3（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず6着に敗れた。