ヤサカミリオン（1994年生、母ビーマイコンキスタドール）

ヤサカミリオン（1994年3月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のスーパークリーク（当時9歳）と交配したビーマイコンキスタドールが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）若林牧場。戦績は、中央平地10戦0勝、地方7戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は1998年の一般C4ヘ。

経歴

デビュー前

中野隆良厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1997年）

3月22日、デビュー戦は柴田大知騎手を鞍上に据えて、4歳未出走（中山ダート1800m 雨/重）に出走。馬体重は504kg。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びが劣勢になり11着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた2戦目は、4歳未出走（中山芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。18頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた3戦目は、柴田未崎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。15頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れ味抜群の末脚を繰り出したが、4着に終わった。

5月17日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で柴田未崎騎手（1戦0勝）。18頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

6月15日、中3週で迎えた5戦目は、安田富男騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら8番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月6日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安田富男騎手（1戦0勝）。15頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

7月26日、中2週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（新潟芝1800m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は3戦連続で安田富男騎手（2戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では瞬発力に富んだ末脚を発揮したが、3着に終わった。

4歳（1998年）

5月10日、約9か月半の休養明けで迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り晴/良）に出走。14頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では伸びを欠き14着に終わった。

5月17日、連闘で迎えた9戦目は、吉田豊騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（新潟芝2000m 外回り曇/良）に出走。14頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

5月24日、連闘で迎えた10戦目は、5歳以上500万下（新潟芝2200m 外回り曇/良）に出走。鞍上は中舘英二騎手（1戦0勝）。14頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

7月11日、中6週で迎えた11戦目は、平沢則雄騎手を鞍上に迎えて、一般C4ヘ（宇都宮ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマイコハンに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

7月28日、中1週で迎えた12戦目は、光徳賞（宇都宮ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で平沢則雄騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

8月12日、中1週で迎えた13戦目は、一般C4ハ（宇都宮ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で平沢則雄騎手（2戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。3着に終わった。

5歳（1999年）

2月24日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた14戦目は、一般C5リ（宇都宮ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で平沢則雄騎手（3戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったトライゲットバイオから3馬身差の2着に敗北した。

3月8日、中1週で馬体重を前走から11kg絞って迎えた15戦目は、一般C5ヘ（足利ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平沢則雄騎手（4戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったプリンセスアイからクビ差の2着に甘んじた。

3月24日、中1週で迎えた16戦目は、一般C5ハ（宇都宮ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で平沢則雄騎手（5戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。12着に敗れた。

4月24日、中3週で馬体重を前走から22kg減らして迎えた17戦目は、早川順一騎手を鞍上に迎えて、一般C5ニ（足利ダート1400m 雨/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のプラウドビートをハナ差制して2勝目を手に入れた。