セントアーチャー（1996年生、母レディラベンダー）

セントアーチャー（1996年5月18日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のグルームダンサー（当時12歳）と交配したレディラベンダーが19歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は出口宜己。戦績は、中央平地5戦0勝、地方9戦2勝2着1回。主な勝ち鞍は1999年の一般C1。

経歴

デビュー前

崎山博樹厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（1999年）

2月6日、デビュー戦は松田大作騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（京都ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は456kg。12頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が鈍り11着に終わった。

3月20日、中5週で迎えた2戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神芝1600m 雨/稍重）に出走。芝レースへの出走は初となった。16頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は失速してしまい16着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（中京芝1200m 雨/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で2番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい13着に終わった。

4月18日、連闘で迎えた4戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝1800m 雨/良）に出走。15頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい13着に終わった。

5月1日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（京都芝2200m 外回り晴/良）に出走。鞍上は松田大作騎手（2戦0勝）。13頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず12着に終わった。

7月25日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から34kg増やして迎えた6戦目は、中島裕明騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1300m 晴/稍重）に出走。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。4着に敗れた。

8月16日、中2週で迎えた7戦目は、牧野孝光騎手を鞍上に迎えて、4歳（荒尾ダート1400m 曇/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。

9月4日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、安東章騎手を鞍上に迎えて、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のケースマイルをクビ差制して待望の初勝利を挙げた。

12月18日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg戻して迎えた9戦目は、一般C（中津ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で安東章騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。最後は、勝ったサクタロウから1馬身半差の2着となった。

12月30日、中1週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた10戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で安東章騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のエムジンリカに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

4歳（2000年）

1月29日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた11戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で安東章騎手（3戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。6着に敗れた。

2月11日、中1週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた12戦目は、一般C1（中津ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で安東章騎手（4戦2勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月12日、中3週で迎えた13戦目は、杉村一樹騎手を鞍上に迎えて、一般C1（中津ダート1300m 晴/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。6着に敗れた。

4月15日、中4週で迎えた14戦目は、小田部雪騎手を鞍上に迎えて、一般C2（中津ダート1300m 曇/稍重）に出走。8頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。