シンワキセキ（2000年生、母フェアーヘアード）

シンワキセキ（2000年3月26日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋父名の一部」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時8歳）と交配したフェアーヘアードが13歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は竹中哲。戦績は、中央平地7戦0勝、地方29戦4勝2着8回。主な勝ち鞍は2003年のつわぶき特別(一般C1)。

経歴

デビュー前

当歳のとき、竹中哲から「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場され、若尾昭一によって1,942.5万円で落札された。

根本康広厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月9日、デビュー戦は田中勝春騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。馬体重は498kg。14頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始5番手を追走。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦したが、5着に終わった。

12月1日、中2週で迎えた2戦目は、橋本美純騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝1800m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての9番人気で14番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず7着に終わった。

12月15日、中1週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は田中勝春騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

3歳（2003年）

1月12日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

1月21日、連闘で迎えた5戦目は、3歳戦のベストサドル特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で江田照男騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて14番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい10着に敗れた。

2月16日、中3週で迎えた6戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 雨/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では見せ場なく15着に終わった。

5月4日、約2か月半の間隔を開けて迎えた7戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。16頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず12着に敗れた。

7月12日、中9週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた8戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1700m 晴/重）に出走。14頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

8月4日、中2週で迎えた9戦目は、石神深一騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のオニキス賞（盛岡芝1700m 曇/良）に出走。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始13番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず9着に終わった。

9月24日、中6週で迎えた10戦目は、竹下太騎手を鞍上に迎えて、一般C12（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったホウライコマンダから2馬身半差の2着に敗北した。

10月7日、中1週で迎えた11戦目は、一般C11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったイチバンドリから2馬身半差の2着に敗北した。

11月13日、中4週で迎えた12戦目は、一般C9（名古屋ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のアローアーサーに3馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、つわぶき特別（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（3戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のコマレンゲをハナ差制して1着ゴールを果たした。

12月11日、連闘で迎えた14戦目は、シンビジウム特別（名古屋ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（4戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングソロモンから3/4馬身差の2着に敗北した。

12月26日、中1週で迎えた15戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（5戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったブルーイーグルから半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2004年）

1月3日、連闘で迎えた16戦目は、安部幸夫騎手を鞍上に迎えて、ケンタウロスカップ（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。9着に敗れた。

1月23日、中2週で迎えた17戦目は、一般B15（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（6戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月29日、連闘で迎えた18戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（7戦2勝）。8頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、勝ったケイエムゴーイングから半馬身差の2着に敗北した。

2月12日、中1週で迎えた19戦目は、戸部尚実騎手を鞍上に迎えて、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のスリーロッチオーに1馬身半の差をつけて3勝目を収める

2月23日、中1週で迎えた20戦目は、ヒヤシンス特別（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（8戦2勝）。12頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。6着に終わった。

4月14日、中6週で迎えた21戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（9戦2勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のシューリンクに半馬身の差をつけて4勝目を手中に収めた。

4月19日、連闘で迎えた22戦目は、上松瀬竜一騎手を鞍上に迎えて、マーガレット特別（名古屋ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。7着に終わった。

9月23日、約5か月の休養明けで迎えた23戦目は、ききょう特別（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（10戦3勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた24戦目は、一般B11（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は上松瀬竜一騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月21日、中1週で迎えた25戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で上松瀬竜一騎手（2戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

10月27日、連闘で迎えた26戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は竹下太騎手（11戦3勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。4着に終わった。

11月9日、中1週で迎えた27戦目は、加藤利征騎手を鞍上に迎えて、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。3着に終わった。

11月26日、中1週で迎えた28戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般B10（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

11月30日、連闘で馬体重を前走から10kg減らして迎えた29戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は竹下太騎手（12戦3勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。4着に敗れた。

12月21日、中2週で馬体重を前走から14kg戻して迎えた30戦目は、一般B9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で竹下太騎手（13戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。7着に敗れた。

5歳（2005年）

1月6日、中1週で迎えた31戦目は、慶春賞（名古屋ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で竹下太騎手（14戦3勝）。9頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったセンチュリーワンから4馬身差の2着となった。

1月20日、中1週で迎えた32戦目は、一般B12（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で竹下太騎手（15戦3勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。最後は、勝ったキングクレイグから2馬身半差の2着となった。

2月17日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた33戦目は、一般B14（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で竹下太騎手（16戦3勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。7着に敗れた。

3月3日、中1週で迎えた34戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で竹下太騎手（17戦3勝）。9頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月21日、中2週で迎えた35戦目は、一般B15（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で竹下太騎手（18戦3勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月28日、連闘で迎えた36戦目は、一般B13（名古屋ダート1600m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で竹下太騎手（19戦3勝）。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガートシイエーから約17馬身差の2着に敗北した。