オキノトウリュウ（1984年生、母オキノイスズ）
Okino Toryu
1984.04.21
オキノトウリュウ（1984年4月21日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のモガミ（当時8歳）と交配したオキノイスズが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は天羽 禮治。戦績は、中央平地9戦0勝、中央障害26戦2勝2着1回、地方18戦0勝2着1回。主な勝ち鞍は1989年の障害4歳以上400万下。
経歴
デビュー前
八木沢勝美厩舎（美浦）へ入厩。
3歳（1987年）
1月11日、デビュー戦は吉沢宗一騎手を鞍上に据えて、4歳新馬（中山芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は470kg。15頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを9番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず6着に終わった。
1月25日、中1週で迎えた2戦目は、4歳新馬（中山芝1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。13頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず9着に敗れた。
4月4日、中9週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（2戦0勝）。16頭立ての13番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では脚を伸ばせず12着に終わった。
4月18日、中1週で迎えた4戦目は、大塚栄三郎騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山芝2000m 晴/良）に出走。13頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。
5月3日、中1週で迎えた5戦目は、4歳未勝利（東京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大塚栄三郎騎手（1戦0勝）。13頭立ての12番人気で12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。
5月23日、中2週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（東京芝1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大塚栄三郎騎手（2戦0勝）。20頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、大外に持ち出して3番手で通過。直線では脚色がやや衰え、7着に終わった。
9月19日、約4か月の休み明けで迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山芝1600m 外回り 曇/重）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（3戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では決め手が足りず9着に終わった。
10月3日、中1週で迎えた8戦目は、栗原洋一騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず4着に終わった。
10月24日、中2週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 小雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に敗れた。
4歳（1988年）
3月5日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた10戦目は、星野忍騎手を鞍上に迎えて、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 曇）に出走。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。最後は、勝ったロードキラーから7馬身差の2着となった。
3月26日、中2週で迎えた11戦目は、障害5歳以上未勝利（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は2戦連続で星野忍騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のアサクサステージに3馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
4月24日、中3週で迎えた12戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は栗原洋一騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。7着に終わった。
5月15日、中2週で迎えた13戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（3戦0勝）。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた14戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（4戦0勝）。7頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月9日、中3週で迎えた15戦目は、障害4歳以上400万下（福島障害芝2800m 雨/良）に出走。鞍上は4戦連続で栗原洋一騎手（5戦0勝）。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
10月2日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、障害4歳以上400万下（新潟障害芝2800m 外→内 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で栗原洋一騎手（6戦0勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。5着に敗れた。
11月6日、中4週で迎えた17戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で栗原洋一騎手（7戦0勝）。8頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。3着に終わった。
11月20日、中1週で迎えた18戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は7戦連続で栗原洋一騎手（8戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。
12月10日、中2週で迎えた19戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で栗原洋一騎手（9戦0勝）。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
5歳（1989年）
1月28日、中6週で迎えた20戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で栗原洋一騎手（10戦0勝）。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。3着に終わった。
2月19日、中2週で迎えた21戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は10戦連続で栗原洋一騎手（11戦0勝）。11頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。3着に終わった。
3月5日、中1週で迎えた22戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 雨）に出走。鞍上は11戦連続で栗原洋一騎手（12戦0勝）。7頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。7着に終わった。
3月26日、中2週で迎えた23戦目は、障害5歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は12戦連続で栗原洋一騎手（13戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
4月23日、中3週で迎えた24戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3100m 雨）に出走。鞍上は13戦連続で栗原洋一騎手（14戦0勝）。13頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。8着に敗れた。
5月14日、中2週で迎えた25戦目は、障害5歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は14戦連続で栗原洋一騎手（15戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
6月11日、中3週で迎えた26戦目は、牧之瀬幸夫騎手を鞍上に迎えて、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 小雨）に出走。11頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。4着に入り込んだ。
10月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg減らして迎えた27戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 曇）に出走。鞍上は栗原洋一騎手（16戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。5着に終わった。
11月19日、中3週で迎えた28戦目は、障害4歳以上400万下（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は2戦連続で栗原洋一騎手（17戦0勝）。8頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。3着に入り込んだ。
12月10日、中2週で迎えた29戦目は、障害4歳以上400万下（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は3戦連続で栗原洋一騎手（18戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。最後は、2着のウメノハスラーに1馬身1/4の差をつけて久しぶりに勝ち星を挙げた。
6歳（1990年）
1月15日、中4週で迎えた30戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は4戦連続で栗原洋一騎手（19戦1勝）。9頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。4着に終わった。
2月10日、中3週で迎えた31戦目は、ハンデ重賞の東京障害特別（春）（東京障害芝3300m 曇/良）に56kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は5戦連続で栗原洋一騎手（20戦1勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。9着に終わった。
3月11日、中3週で迎えた32戦目は、障害5歳以上オープン（中山障害芝→ダート3200m 晴）に出走。鞍上は6戦連続で栗原洋一騎手（21戦1勝）。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。4着を確保した。
4月7日、中3週で迎えた33戦目は、重賞の中山大障害（春）（中山障害芝4100m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で栗原洋一騎手（22戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。競走中止となった。
5月6日、中3週で迎えた34戦目は、障害5歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は8戦連続で栗原洋一騎手（23戦1勝）。7頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。4着に終わった。
6月3日、中3週で迎えた35戦目は、障害4歳以上オープン（東京障害芝→ダート3300m 晴）に出走。鞍上は9戦連続で栗原洋一騎手（24戦1勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。9着に終わった。
7歳（1991年）
2月11日、約8か月半の休養明けで迎えた36戦目は、沢田盛夫利騎手を鞍上に迎えて、信濃特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。
2月21日、中0週で迎えた37戦目は、横山克彦騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。8着に終わった。
3月14日、中2週で迎えた38戦目は、丸山侯彦騎手を鞍上に迎えて、一般A1 A2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。10頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。4着に終わった。
3月29日、中1週で迎えた39戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1900m 晴/重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。4着に終わった。
4月18日、中2週で迎えた40戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。3着を確保した。
5月6日、中2週で迎えた41戦目は、一般A1（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で沢田盛夫利騎手（3戦0勝）。8頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた42戦目は、一般A1 A2（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で沢田盛夫利騎手（4戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。
12月18日、約7か月の休養明けで馬体重を前走から11kg減らして迎えた43戦目は、一般A（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は横山克彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。
8歳（1992年）
1月2日、中1週で馬体重を前走から10kg戻して迎えた44戦目は、井上尊紀騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
1月16日、中1週で迎えた45戦目は、榎伸彦騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。8着に終わった。
1月31日、中1週で迎えた46戦目は、一般A（高崎ダート1500m 雨/良）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
2月15日、中1週で迎えた47戦目は、一般A（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田盛夫利騎手（6戦0勝）。8頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。
2月27日、中1週で迎えた48戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（1戦0勝）。9頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。6着に終わった。
3月13日、中1週で迎えた49戦目は、一般A B1（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸山侯彦騎手（2戦0勝）。7頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったシヤインモアから半馬身差の2着となった。
3月29日、中1週で迎えた50戦目は、斉藤誠騎手を鞍上に迎えて、9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。
4月24日、中3週で迎えた51戦目は、一般A（高崎ダート1900m 曇/良）に出走。鞍上は丸山侯彦騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。
5月4日、中0週で迎えた52戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、一般A（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。5着に終わった。
5月24日、中2週で迎えた53戦目は、一般A（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は沢田盛夫利騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。5着に終わった。