シュンサクホープ（1996年生、母セレクトサンキスト）

シュンサクホープ（1996年4月17日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のヒシマサル（当時7歳）と交配したセレクトサンキストが16歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者はマル善橋本牧場。戦績は、中央平地16戦0勝、地方19戦7勝2着1回。主な勝ち鞍は2002年の一般C1。

経歴

デビュー前

島崎宏厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1998年）

8月15日、デビュー戦は幸英明騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は462kg。12頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に終わった。

8月23日、連闘で迎えた2戦目は、3歳新馬（京都芝1200m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で幸英明騎手（1戦0勝）。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり10着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた3戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、3歳新馬（京都芝1400m 曇/良）に出走。14頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では全く伸びず13着に終わった。

10月10日、中4週で迎えた4戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

3歳（1999年）

4月4日、約6か月の休み明けで迎えた5戦目は、蛯名正義騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

4月25日、中2週で迎えた6戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（京都ダート1800m 曇/稍重）に出走。16頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

5月9日、中1週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（京都ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は安藤勝己騎手（1戦0勝）。15頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に敗れた。

5月30日、中2週で迎えた8戦目は、上村洋行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で13番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを15番手で通過。直線では末脚を伸ばせず16着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた9戦目は、的場均騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1400m 曇/不良）に出走。15頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた10戦目は、宇田登志夫騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（阪神ダート1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず8着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で宇田登志夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず4着に終わった。

8月15日、中1週で迎えた12戦目は、4歳未勝利（小倉ダート1700m 雨/稍重）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で宇田登志夫騎手（2戦0勝）。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手に欠いて5着に終わった。

4歳（2000年）

2月5日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた13戦目は、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/良）に出走。14頭立ての7番人気で大外14番ゲートからスタート。凄まじいハイペースでレースが進む中、終始13番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず11着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた14戦目は、内山正博騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（小倉ダート1700m 曇/重）に出走。15頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では末脚が冴えず14着に終わった。

3月19日、中3週で迎えた15戦目は、5歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は上村洋行騎手（1戦0勝）。13頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず8着に終わった。

3月25日、連闘で迎えた16戦目は、河北通騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（中京ダート2300m 曇/重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では伸びあぐねて14着に終わった。

6月29日、約3か月の休養明けで迎えた17戦目は、吉田隆二騎手を鞍上に迎えて、一般C（荒尾ダート1400m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。3着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた18戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、2着のキングロンドに2馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

8月12日、中2週で迎えた19戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（2戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。最後は、2着のアズマターボーに6馬身の差をつけて優勝

9月4日、中2週で迎えた20戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（3戦2勝）。9頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のリバーノーベルに4馬身の差をつけて勝利をモノにする

5歳（2001年）

2月14日、約5か月半の休み明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた21戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（4戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のミネノセンプウに半馬身の差をつけて破竹の4連勝を決めた。

3月1日、中1週で迎えた22戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（5戦4勝）。10頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のジュベルエースに1馬身の差をつけて怒涛の5連勝を決めた。

3月19日、中2週で迎えた23戦目は、一般C（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で吉田隆二騎手（6戦5勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。最後は、2着のセブントレジャスに5馬身の差をつけて獅子奮迅の6連勝を決めた。

4月15日、中3週で迎えた24戦目は、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で吉田隆二騎手（7戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。3着に終わった。

6歳（2002年）

2月17日、約10か月半の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた25戦目は、吉留孝司騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 小雨/稍重）に出走。9頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

3月5日、中1週で馬体重を前走から10kg絞って迎えた26戦目は、新町充寿騎手を鞍上に迎えて、一般C1 C2（荒尾ダート1400m 雨/重）に出走。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

3月18日、中1週で迎えた27戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（8戦6勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4月16日、中3週で迎えた28戦目は、松島慧騎手を鞍上に迎えて、一般C1（荒尾ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。7着に終わった。

4月28日、中1週で迎えた29戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は吉田隆二騎手（9戦6勝）。10頭立ての6番人気で大外10番ゲートからスタート。最後は、勝ったシンコウハーディから2馬身差の2着となった。

5月26日、中3週で迎えた30戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田隆二騎手（10戦6勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。3着を確保した。

6月12日、中1週で迎えた31戦目は、一般C1（荒尾ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉田隆二騎手（11戦6勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のワンダーミストレスをアタマ差制して7勝目を掴み取った。

7月3日、中2週で迎えた32戦目は、阿蘇杵島岳カップ（荒尾ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で吉田隆二騎手（12戦7勝）。10頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。7着に敗れた。

7月17日、中1週で迎えた33戦目は、りんどう賞（荒尾ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で吉田隆二騎手（13戦7勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

7月31日、中1週で迎えた34戦目は、妙見岳カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉田隆二騎手（14戦7勝）。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。9着に終わった。

8月21日、中2週で迎えた35戦目は、金峰山カップ（荒尾ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は松島慧騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。