コウジンキンキ（2004年生、母ネクストムービー）
Kojin Kinki
2004.06.16
コウジンキンキ（2004年6月16日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋欣喜」。毛色は栗毛。種牡馬のフジキセキ（当時12歳）と交配したネクストムービーが20歳のときに産んだ11番仔が本馬である。産地は北海道千歳市、生産者は社台ファーム。戦績は、中央平地9戦0勝、地方34戦5勝2着7回。主な勝ち鞍は2009年のアサクサデンエン賞(一般C3-1)。
経歴
デビュー前
2歳のとき、石黒常永から「九州トレーニングセールサラブレッド2歳」に上場され、加藤興一によって871.5万円で落札された。
吉永正人厩舎（美浦）へ入厩。
2歳（2006年）
8月6日、デビュー戦は吉永護騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（新潟芝1600m 外回り 晴/良）に出走。馬体重は440kg。16頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり13着に終わった。
8月20日、中1週で迎えた2戦目は、2歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。10着に終わった。
12月2日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、小島太一騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。最後は脚色が衰えて16着に終わった。
3歳（2007年）
1月7日、中4週で迎えた4戦目は、二本柳壮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で6番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では伸びが劣勢になり15着に終わった。
3月10日、中8週で迎えた5戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。極端なハイペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚が止まってしまい16着に終わった。
4月1日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。
7月8日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、池崎祐介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島ダート1150m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。16頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。
8月26日、中6週で迎えた8戦目は、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で池崎祐介騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で大外18番ゲートからスタート。7着に終わった。
9月22日、中3週で迎えた9戦目は、3歳未勝利（札幌ダート1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で池崎祐介騎手（2戦0勝）。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に終わった。
4歳（2008年）
6月18日、約9か月の休み明けで馬体重を前走から22kg増やして迎えた10戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、一般D3-2（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のベストマダムに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。
6月24日、連闘で迎えた11戦目は、川島洋人騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1500m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（1戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。5着に敗れた。
7月31日、中2週で迎えた13戦目は、一般D2-2（旭川ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったスウィングハートから1馬身差の2着に敗北した。
9月4日、中4週で迎えた14戦目は、馬渕繁治騎手を鞍上に迎えて、一般D2-2（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、勝ったリコーショッカーから半馬身差の2着に敗北した。
9月18日、中1週で迎えた15戦目は、桜井拓章騎手を鞍上に迎えて、一般D2-1（旭川ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のセレブレイトアゲンに2馬身半の差をつけて2勝目をつかんだ。
9月30日、中1週で迎えた16戦目は、一般D1-2（旭川ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で桜井拓章騎手（1戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。7着に敗れた。
10月14日、中1週で迎えた17戦目は、一般D1-1（旭川ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。最後は、2着のトウショウダブルに半馬身の差をつけて3勝目を手にした。
10月28日、中1週で迎えた18戦目は、JA門別美味ネギ君特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（4戦2勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。
11月18日、中2週で迎えた19戦目は、日高樹海ロード特別（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（5戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて13番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、5着に終わった。
5歳（2009年）
4月30日、約5か月半の休養明けで迎えた20戦目は、白石特別（札幌(地)ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は川島洋人騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮し、3着に入った。
5月13日、中1週で迎えた21戦目は、一般D1-1（札幌(地)ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く3着に敗れた。
5月28日、中1週で迎えた22戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（3戦0勝）。11頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では切れる脚を使えず5着に敗れた。
6月9日、中1週で迎えた23戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では一際目立つ伸び脚で猛追したが、勝ったパレスチャイナに詰め切れず、3馬身差の2着となった。
6月25日、中1週で迎えた24戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（5戦0勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では迫力満点の伸び脚で急追したが、勝ったボイスオブゴッドに詰め切れず、4馬身差の2着となった。
7月7日、中1週で迎えた25戦目は、一般C4-1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。
7月22日、中1週で迎えた26戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は川島洋人騎手（6戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では見所を作れず5着に敗れた。
7月30日、連闘で迎えた27戦目は、一般D1-1（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で川島洋人騎手（7戦0勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では一歩一歩着実に終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のモエレニアネスに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。
8月18日、中2週で迎えた28戦目は、JAしずない太陽の瞳特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川島洋人騎手（8戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったマリアンヌタイヨウに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。
9月1日、中1週で迎えた29戦目は、Aiba静内祭特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で川島洋人騎手（9戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したスキヤネンを捕まえ切れず、1馬身差の2着に敗北した。
9月15日、中1週で迎えた30戦目は、Aiba琴似開設記念特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で川島洋人騎手（10戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったスキヤネンに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。
9月29日、中1週で迎えた31戦目は、オレハマッテルゼ賞（門別ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で川島洋人騎手（11戦1勝）。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず6着に敗れた。
10月13日、中1週で迎えた32戦目は、アサクサデンエン賞（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で川島洋人騎手（12戦1勝）。13頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では凄まじい末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のファムファタルに2馬身半の差をつけて5勝目を挙げた。
10月29日、中1週で迎えた33戦目は、ホテル四季の風特別（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は8戦連続で川島洋人騎手（13戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。
11月12日、中1週で迎えた34戦目は、目名軽種馬生産振興会特別（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（7戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後は一杯になって7着に敗れた。
12月13日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた35戦目は、村松学騎手を鞍上に迎えて、みちゃお きいちゃお IBC賞（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず9着に敗れた。
12月28日、中1週で迎えた36戦目は、ウニとアワビのいちご煮レース（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。
6歳（2010年）
1月2日、連闘で迎えた37戦目は、サンタハウスGETO杯（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は3戦連続で村松学騎手（2戦0勝）。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に終わった。
3月29日、約3か月の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた38戦目は、皆川麻由美騎手を鞍上に迎えて、大崎市ふじまつりレース（水沢ダート1600m 曇/重）に出走。10頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位争いには参加できず7着に終わった。
6月6日、中9週で迎えた39戦目は、遠野じんぎすかんマラソンレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は村松学騎手（3戦0勝）。10頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では最後まで息が続かず10着に終わった。
6月20日、中1週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた40戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、釜石よいさレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く8着に終わった。
7月24日、中4週で迎えた41戦目は、姫神賞（盛岡芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は村松学騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に終わった。
8月14日、中2週で迎えた42戦目は、風鈴賞（盛岡ダート1000m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で村松学騎手（5戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。
8月29日、中1週で迎えた43戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、閉伊川川下り大会レース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい5着に終わった。