ライズドラミチャン（1995年生、母ユケユケユメコ）

ライズドラミチャン（1995年3月15日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のシェイディハイツ（当時11歳）と交配したユケユケユメコが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）三澤牧場。戦績は、中央平地11戦0勝2着1回、地方2戦1勝。主な勝ち鞍は1998年のメイ特別。

経歴

デビュー前

伊藤竹男厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1997年）

11月2日、デビュー戦は山本康志騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京芝1800m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は428kg。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

11月15日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山本康志騎手（1戦0勝）。5頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

3歳（1998年）

4月18日、約5か月の休養明けで迎えた3戦目は、小野次郎騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳未勝利（中山ダート1800m 曇/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。11頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったグランドマナーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

5月3日、中1週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（東京ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で小野次郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず4着に敗れた。

5月26日、中2週で迎えた5戦目は、3歳戦のメイ特別（高崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で小野次郎騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のラヴミードゥに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

6月20日、中3週で迎えた6戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳500万下（福島ダート1700m 曇/良）に出走。13頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

7月11日、中2週で迎えた7戦目は、吉永護騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の4歳500万下（福島ダート1700m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

8月2日、中2週で迎えた8戦目は、中谷雄太騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1600m 外回り雨/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

12月12日、約4か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた9戦目は、4歳以上500万下（中京ダート1700m 曇/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は吉永護騎手（1戦0勝）。15頭立ての8番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4歳（1999年）

1月7日、中3週で迎えた10戦目は、ジャニュアリースター賞（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は小野次郎騎手（3戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。6着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた11戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は吉永護騎手（2戦0勝）。16頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は一杯になって14着に終わった。

2月13日、中2週で迎えた12戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で吉永護騎手（3戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、やや遅いペースで馬群を引っ張る。しかし、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後はタレてしまい9着に敗れた。

2月27日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定の5歳以上500万下（中山ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は小野次郎騎手（4戦1勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず8着に終わった。