エルミーロ（2014年生、母スターマレイン）

エルミーロ（2014年3月5日）は、アメリカ合衆国で生まれ、日本で調教された競走馬。牡馬。馬名の意味は「歌劇の登場人物名」。毛色は栗毛。種牡馬のエスケンデレヤ（当時7歳）と交配したスターマレインが18歳のときに産んだ11番仔が本馬である。戦績は、中央平地4戦0勝、地方9戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2017年の3歳。

経歴

デビュー前

森秀行厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2017年）

1月5日、デビュー戦は戸崎圭太騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は478kg。16頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを11番手で通過。直線では脚が残っておらず13着に敗れた。

2月19日、中5週で迎えた2戦目は、小林徹弥騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1200m 晴/稍重）に出走。16頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

5月7日、約2か月半の間隔を開けて迎えた3戦目は、川又賢治騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1000m 晴/稍重）に53kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走及び長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての15番人気で4番ゲートからスタート。6着に終わった。

6月6日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた4戦目は、3歳戦のフォーチュネイト白百合特別（大井ダート1200m 曇/重）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で川又賢治騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月16日、中5週で迎えた5戦目は、3歳未勝利（中京芝1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で川又賢治騎手（2戦0勝）。16頭立ての16番人気で15番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。最後は脚色が鈍り8着に終わった。

8月11日、中3週で迎えた6戦目は、丸野勝虎騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の祝!尊之・沙由未結婚記念♪♪（名古屋ダート800m 曇/稍重）に出走。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では速い脚を使えず3着に敗れた。

8月25日、中1週で迎えた7戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸野勝虎騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では迫力十分の伸び脚で猛追したが、勝ったピーナッツバターに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

9月7日、中1週で迎えた8戦目は、3歳（名古屋ダート800m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で丸野勝虎騎手（2戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったビバトリオに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

9月21日、中1週で迎えた9戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で丸野勝虎騎手（3戦0勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったセレッソプレミオに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月26日、連闘で迎えた10戦目は、3歳（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で丸野勝虎騎手（4戦0勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では圧倒的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のマイネルフォーマルに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

10月25日、中3週で迎えた11戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で丸野勝虎騎手（5戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では闘争心が光る走りを見せたが、勝ったアスターリュートに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

10月31日、連闘で迎えた12戦目は、3歳（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で丸野勝虎騎手（6戦1勝）。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオレンジポピーに4馬身の差をつけて断トツの支持に応えた。

11月30日、中3週で迎えた13戦目は、一般C13（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で丸野勝虎騎手（7戦2勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のモダンタキシードに1馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。