ビジンノカガミ（2011年生、母ムーンシンフォニー）

ビジンノカガミ（2011年3月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「美人のかがみ。美人にうつる」。毛色は黒鹿毛。種牡馬のブラックタイド（当時10歳）と交配したムーンシンフォニーが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）千代田牧場。戦績は、中央平地4戦0勝、地方22戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2014年の一般C2十。

経歴

デビュー前

高橋文雅厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2014年）

2月2日、デビュー戦は西田雄一郎騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（東京ダート1400m 曇/良）に出走。馬体重は426kg。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず7着に終わった。

4月19日、約2か月半の間隔を開けて迎えた2戦目は、3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で西田雄一郎騎手（1戦0勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に終わった。

7月6日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg増やして迎えた3戦目は、丸田恭介騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず9着に終わった。

7月20日、中1週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（函館ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で丸田恭介騎手（1戦0勝）。13頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では脚が残っておらず9着に終わった。

8月23日、中4週で迎えた5戦目は、山本聡哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2十七（水沢ダート1300m 晴/不良）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、3着に終わった。

8月30日、連闘で迎えた6戦目は、一般C2十四（水沢ダート1300m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で山本聡哉騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、3着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた7戦目は、村上忍騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では見せ場なく5着に終わった。

10月18日、中4週で迎えた8戦目は、坂口裕一騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（盛岡ダート1200m 雨/稍重）に出走。8頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位の末脚を繰り出したが上位争いには参加できず5着に終わった。

10月26日、連闘で迎えた9戦目は、菅原辰徳騎手を鞍上に迎えて、一般C2六（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では見所を作れず9着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた10戦目は、堀場裕充騎手を鞍上に迎えて、一般C2十二（金沢ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、勝ったリベレイショニストに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

11月23日、中1週で迎えた11戦目は、一般C2 12（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では驚異的な末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のスフォルツァンドに3馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

12月8日、中1週で迎えた12戦目は、一般C2十（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で堀場裕充騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のホープフリーに2馬身半の差をつけて断トツ人気に応えた。

12月21日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2七（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で堀場裕充騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったデピュティイモンに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

4歳（2015年）

3月29日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、一般C1八（金沢ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で堀場裕充騎手（4戦2勝）。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

4月5日、連闘で迎えた15戦目は、政井郁遼誕生日記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で堀場裕充騎手（5戦2勝）。9頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では見所を作れず8着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた16戦目は、松戸政也騎手を鞍上に迎えて、一般C2-4（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず10着に敗れた。

4月21日、連闘で迎えた17戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に終わった。

4月28日、連闘で迎えた18戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（6戦2勝）。9頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいい脚を見せられず7着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2-3（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で堀場裕充騎手（7戦2勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

5月19日、連闘で迎えた20戦目は、一般C2（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（2戦0勝）。8頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では決め手が足りず5着に終わった。

5月24日、連闘で迎えた21戦目は、凡吉盃（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は堀場裕充騎手（8戦2勝）。9頭立ての6番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた22戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は松戸政也騎手（3戦0勝）。10頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く10着に終わった。

6月21日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた23戦目は、一般C2-4（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で松戸政也騎手（4戦0勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた24戦目は、栗原大河騎手を鞍上に迎えて、高松海鈴誕生記念!!（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず10着に終わった。

7月19日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2七（金沢ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は松戸政也騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に終わった。

8月2日、中1週で迎えた26戦目は、一般C2-6（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は栗原大河騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ伸び切れず12着に終わった。