ゲンキデイコウ（2010年生、母ターフエヴォルヴ）

ゲンキデイコウ（2010年4月25日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「元気いっぱい」。毛色は青鹿毛。種牡馬のメイショウボーラー（当時9歳）と交配したターフエヴォルヴが9歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は（有）グラストレーニングセンター。戦績は、地方34戦2勝2着5回。主な勝ち鞍は2013年の3歳。

経歴

デビュー前

横山保厩舎（浦和）へ入厩。

3歳（2013年）

3月22日、デビュー戦は高橋哲也騎手を鞍上に据えて、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。馬体重は433kg。10頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、勝ったジョーチッチに詰め切れず、6馬身差の2着となった。

5月3日、中5週で迎えた2戦目は、3歳（浦和ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋哲也騎手（1戦0勝）。11頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5月23日、中2週で迎えた3戦目は、3歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で高橋哲也騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に敗れた。

5月30日、連闘で迎えた4戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての4番人気で大外12番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では一完歩ずつ確実に前との差を詰めて、最後は2着のダイメイラブをクビ差振り切って初白星を挙げた。

7月1日、中4週で迎えた5戦目は、山崎誠士騎手を鞍上に迎えて、3歳（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。果敢に端をきり、ミドルペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では物凄い伸び脚で猛進したが、トーセンリキマルにアタマ差交わされて2着となった。

7月18日、中1週で迎えた6戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は町田直希騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では速い脚を持続できず、3着に終わった。

8月19日、中4週で迎えた7戦目は、3歳（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた8戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に敗れた。

10月9日、中3週で迎えた9戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（4戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったシゲルカニザに詰め切れず、1馬身半差の2着となった。

10月23日、中1週で迎えた10戦目は、脇田創騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

11月20日、中3週で迎えた11戦目は、彩たまご賞（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（5戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた12戦目は、一般C2四五（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（6戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けじ魂を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

12月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C2四五（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は脇田創騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で追い上げたが、勝ったトーセンアゲインに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

4歳（2014年）

3月26日、約3か月の休み明けで迎えた14戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（7戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く7着に敗れた。

4月16日、中2週で迎えた15戦目は、一般C2七八九（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（8戦1勝）。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位争いには加われず5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた16戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（9戦1勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月28日、中3週で迎えた17戦目は、一般C2七（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（10戦1勝）。11頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では天稟の闘争本能でゴールまで力走したが、3着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（11戦1勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではジワジワとしか伸びず10着に敗れた。

7月15日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は脇田創騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では不屈のファイティングスピリットで渋太く末脚を持続させて先頭に躍り出て、最後は2着のソラリスに1馬身の差をつけて優勝

8月5日、中2週で迎えた20戦目は、トロピカルサマー賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で脇田創騎手（3戦1勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

8月18日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2三四（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で脇田創騎手（4戦1勝）。11頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

9月10日、中2週で迎えた22戦目は、一般C2三（浦和ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で脇田創騎手（5戦1勝）。11頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず5着に敗れた。

10月7日、中3週で迎えた23戦目は、一般C2六七（浦和ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で脇田創騎手（6戦1勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では迫力のある伸び脚で猛追したが、抜け出したケージーオオゾラを捕まえ切れず、クビ差の2着となった。

11月4日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2五六七（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で脇田創騎手（7戦1勝）。12頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸び、3着に入った。

11月17日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2三四（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で脇田創騎手（8戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

12月9日、中2週で迎えた26戦目は、ベゴニア賞（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で脇田創騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

12月24日、中1週で迎えた27戦目は、グッドラック賞（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で脇田創騎手（10戦1勝）。12頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に終わった。

5歳（2015年）

3月27日、約3か月の休み明けで迎えた28戦目は、一般C2十三十四（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で脇田創騎手（11戦1勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力戦し、4着に入り込んだ。

5月1日、中4週で迎えた29戦目は、一般C2十二十三（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は町田直希騎手（12戦1勝）。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘したが、3着に終わった。

5月28日、中3週で迎えた30戦目は、一般C2十（浦和ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

7月16日、中6週で迎えた31戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、ムクゲ賞（浦和ダート1500m 雨/不良）に出走。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

8月7日、中2週で迎えた32戦目は、一般C3二（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は山崎誠士騎手（2戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

9月1日、中3週で迎えた33戦目は、ハンデ戦の一般C2六 C3一（浦和ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山崎誠士騎手（3戦0勝）。11頭立ての4番人気で大外11番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、4着に終わった。

9月25日、中2週で迎えた34戦目は、ハンデ戦の一般C2七 C3一（浦和ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で山崎誠士騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では上がり3位の末脚を見せたが上位争いには絡めず10着に敗れた。