ドクトルレヒトミユ（2012年生、母ラブイズエンジェル）

ドクトルレヒトミユ（2012年3月24日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のタイムパラドックス（当時14歳）と交配したラブイズエンジェルが10歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者はトド岩高原銀河農場物語（有）。戦績は、地方44戦1勝2着9回。主な勝ち鞍は2014年の2歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、トド岩高原銀河農場物語から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、長井純一によって157.5万円で落札された。

村上正和厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2014年）

7月9日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 雨/良）に出走。馬体重は418kg。8頭立ての5番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

8月20日、中5週で迎えた2戦目は、阿部龍騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では速い脚を使えず11着に終わった。

8月28日、連闘で迎えた3戦目は、水野翔騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

9月11日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1000m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で水野翔騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず5着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた5戦目は、牝馬限定の2歳（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で水野翔騎手（2戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた6戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のオータムライト級カップ1（門別ダート1200m 晴/良）に出走。7頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で驀進したが、伸びてきたゼンテイバンリ決め手に屈して半馬身差の2着となった。

10月22日、中1週で迎えた7戦目は、2歳（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。7頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るユアーシャインを上がり2位の末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた8戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で宮崎光行騎手（2戦1勝）。6頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では堅実な伸びを見せたが、抜け出したイナズマアリオーンにハナ差届かず2着となった。

12月30日、中7週で迎えた9戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、2歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナを切る恰好となり、極端なスローペースで集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

3歳（2015年）

1月22日、中2週で迎えた10戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で町田直希騎手（1戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したケンアモーレを捕まえ切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月5日、中1週で迎えた11戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で町田直希騎手（2戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では見事な伸び脚で追い上げたが、勝ったアンジェリコに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

2月27日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/不良）に出走。鞍上は4戦連続で町田直希騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

3月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で町田直希騎手（4戦0勝）。13頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジワジワと伸びたが、4着に終わった。

4月10日、中2週で迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は6戦連続で町田直希騎手（5戦0勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線ではビュッとキレる脚で猛追したが、抜け出したフレンドビッグにアタマ差届かず2着となった。

5月22日、中5週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた15戦目は、楢崎功祐騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に敗れた。

6月4日、中1週で迎えた16戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。5頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったサカベンツヨシにねじ伏せられて1馬身3/4差の2着に敗れた。

6月25日、中2週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で森泰斗騎手（1戦0勝）。14頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き8着に敗れた。

10月1日、約3か月半の休養明けで迎えた18戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の三宅島帰島10周年記念（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。13頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は一杯になって11着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。14頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず10着に終わった。

11月2日、中2週で迎えた20戦目は、酒井忍騎手を鞍上に迎えて、明日はJBC賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に終わった。

11月23日、中2週で迎えた21戦目は、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で酒井忍騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では卓出した伸び脚で急追したが、勝ったクレメンスに詰め切れず、約12馬身差の2着となった。

12月24日、中3週で迎えた22戦目は、聖夜特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で酒井忍騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

4歳（2016年）

1月11日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で酒井忍騎手（3戦0勝）。16頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず11着に終わった。

2月8日、中3週で迎えた24戦目は、一般C2三四五（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は中野省吾騎手（2戦0勝）。14頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張り、3着に入った。

2月22日、中1週で迎えた25戦目は、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（3戦0勝）。14頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に敗れた。

3月14日、中2週で迎えた26戦目は、一般C2四五六（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（4戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では天資の闘争心でゴールまで力戦し、5着に入り込んだ。

4月4日、中2週で迎えた27戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に敗れた。

4月18日、中1週で迎えた28戦目は、瀧川寿希也騎手を鞍上に迎えて、一般C2四五（大井ダート1600m 内回り雨/良）に出走。14頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、4着に入り込んだ。

5月19日、中3週で迎えた29戦目は、カーネーション特別（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（1戦0勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き10着に終わった。

6月10日、中2週で迎えた30戦目は、万緑特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は中野省吾騎手（5戦0勝）。14頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では切れ味のいい末脚を披露し、3着に入った。

6月27日、中1週で迎えた31戦目は、夏至特別（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（2戦0勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘したが、4着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた32戦目は、こと座特別（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は森泰斗騎手（2戦0勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

11月17日、約4か月半の休養明けで迎えた33戦目は、オープス磐梯賞（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（3戦0勝）。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では切れ味光る末脚を発揮し、5着に入り込んだ。

11月28日、中1週で迎えた34戦目は、おおいぬ座特別（大井ダート1700m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で瀧川寿希也騎手（4戦0勝）。12頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味光る末脚を繰り出したが、4着に終わった。

12月31日、中4週で迎えた35戦目は、仲冬特別（大井ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で瀧川寿希也騎手（5戦0勝）。11頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

5歳（2017年）

5月24日、約5か月の休養明けで迎えた36戦目は、単行本「還暦ジョッキー」出版記念（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で瀧川寿希也騎手（6戦0勝）。13頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に敗れた。

6月7日、中1週で迎えた37戦目は、風待月特別（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で瀧川寿希也騎手（7戦0勝）。15頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、抜け出したロイヤルドリームにアタマ差届かず2着に惜敗した。

6月26日、中2週で迎えた38戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は6戦連続で瀧川寿希也騎手（8戦0勝）。14頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず10着に敗れた。

7月10日、中1週で迎えた39戦目は、小暑特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で瀧川寿希也騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず5着に敗れた。

7月29日、中2週で迎えた40戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、納涼特別（大井ダート1400m 雨/稍重）に出走。14頭立ての3番人気に推されて8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では持ち前の豊富なスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったパヴォーネにねじ伏せられて3馬身半差の2着に敗北した。

8月11日、中1週で迎えた41戦目は、一般C1十一十二（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。最後は力尽きて10着に敗れた。

8月28日、中1週で迎えた42戦目は、一般C1七八（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で今野忠成騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では伸びが劣勢になり12着に終わった。

9月12日、中1週で迎えた43戦目は、一般C1八九（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は瀧川寿希也騎手（10戦0勝）。14頭立ての13番人気で10番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず13着に終わった。

10月2日、中2週で迎えた44戦目は、桜井光輔騎手を鞍上に迎えて、お後がよろしいようで賞（大井ダート1200m 雨/稍重）に出走。14頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。