クレメンス（2012年生、母レディレイナ）

Clemens

2012.02.20

クレメンス（2012年2月20日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のアグネスデジタル（当時15歳）と交配したレディレイナが13歳のときに産んだ6番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は山本 昇寿。戦績は、地方6戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2015年の一般C1九十。

経歴

デビュー前

1歳のとき、山本昇寿から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、蓑伸明によって357万円で落札された。

栗田裕光厩舎（大井）へ入厩。

3歳（2015年）

6月1日、デビュー戦は矢野貴之騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1400m 晴/良）に出走。馬体重は492kg。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシズクに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月15日、約3か月半の休み明けで迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1500m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るエイシンサワーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は8馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

10月16日、中3週で迎えた3戦目は、一般C2十四十五（大井ダート1600m 内回り 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で矢野貴之騎手（2戦2勝）。13頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。端を取り切り、ややスローペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のウィスパーノットに6馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。

11月23日、中4週で迎えた4戦目は、森泰斗騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（大井ダート1600m 内回り 曇/稍重）に出走。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う恰好となり、少し緩いペースで集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドクトルレヒトミユに約12馬身の大差をつけて負け知らずの4連勝を決めた。

12月28日、中4週で迎えた5戦目は、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は矢野貴之騎手（3戦3勝）。14頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて、最後は2着のフィロゾフィーオに3馬身の差をつけて土付かずの5連勝を決めた。

4歳（2016年）

2月10日、中5週で迎えた6戦目は、立春特別（大井ダート1600m 内回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で矢野貴之騎手（4戦4勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、若干遅いペースで一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では矢のような伸びで驀進したが、ドマーニイッサにクビ差交わされて2着に甘んじた。