ライジンマル（2021年生、母ララエクレリゼ）

ライジンマル（2021年3月13日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「雷神丸。雷の神獣」。毛色は栗毛。種牡馬のアジアエクスプレス（当時10歳）と交配したララエクレリゼが11歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2023年のメイクデビュー新潟(新馬)。

経歴

デビュー前

竹内正洋厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2023年）

8月6日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳戦のメイクデビュー新潟（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。馬体重は532kg。14頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。端をきる形となり、やや遅いペースで馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアリエスキングに8馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

10月14日、中9週で迎えた2戦目は、2歳1勝クラスのプラタナス賞（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（1戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。先頭に立つ形となり、ミドルペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではビュッと切れる脚で猛進したが、イーグルノワールにクビ差交わされて2着に甘んじた。

3歳（2024年）

6月2日、約7か月半の休み明けで迎えた3戦目は、3歳以上1勝クラス（東京ダート1600m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で津村明秀騎手（2戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

12月14日、約6か月半の休養明けで迎えた4戦目は、3歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で津村明秀騎手（3戦1勝）。16頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では終いが甘くなり、4着に終わった。

4歳（2025年）

1月13日、中3週で迎えた5戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で津村明秀騎手（4戦1勝）。14頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず9着に敗れた。

1月26日、中1週で迎えた6戦目は、4歳以上1勝クラス（中山ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で津村明秀騎手（5戦1勝）。16頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線に入ると、前で粘るウインイメルを半馬身差し切って久しぶりに勝利を挙げた。

3月9日、中5週で迎えた7戦目は、4歳以上2勝クラス（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で津村明秀騎手（6戦2勝）。15頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

4月5日、中3週で迎えた8戦目は、4歳以上2勝クラスの千葉日報杯（中山ダート1800m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で津村明秀騎手（7戦2勝）。16頭立ての1番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、やや緩いペースで馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では卓出した伸び脚を見せたが、ルージュアベリアにアタマ差交わされて2着に甘んじた。

6月14日、中9週で迎えた9戦目は、3歳以上2勝クラスの日野特別（東京ダート2100m 小雨/良）に出走。鞍上は9戦連続で津村明秀騎手（8戦2勝）。16頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。先頭に立つ格好となり、後続を2馬身以上離して、落ち着いたペースでレースを牽引。先頭のまま半馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前のスタミナで最後まで敢闘したが、ノットイナフに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

6月28日、中1週で迎えた10戦目は、3歳以上2勝クラスのいわき特別（福島ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で津村明秀騎手（9戦2勝）。14頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

7月26日、中3週で迎えた11戦目は、戸崎圭太騎手を鞍上に迎えて、3歳以上2勝クラスの麒麟山特別（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。15頭立ての4番人気で12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月15日、中6週で迎えた12戦目は、3歳以上2勝クラスの鋸山特別（中山ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（10戦2勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。ハナに立ち、少し遅いペースで集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月11日、中3週で迎えた13戦目は、3歳以上2勝クラスの東村山特別（東京ダート2100m 雨/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で津村明秀騎手（11戦2勝）。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が鈍り14着に敗れた。