カウンターテナー（2018年生、母ベッラヴォーチェ）

カウンターテナー（2018年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「男性オペラの高音パート」。毛色は栗毛。種牡馬のスクリーンヒーロー（当時14歳）と交配したベッラヴォーチェが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はダーレー・ジャパン・ファーム有限会社。主な勝ち鞍は2022年の3歳以上C2。

経歴

デビュー前

野中賢二厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

1月17日、デビュー戦は団野大成騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京ダート1800m 曇/良）に出走。馬体重は456kg。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、伸びてきたリノユニヴァース決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

4歳（2022年）

6月1日、約16か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた2戦目は、松木大地騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では伸びを欠き5着に敗れた。

6月24日、中2週で迎えた3戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では余力が残っておらず9着に敗れた。

7月22日、中3週で迎えた4戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で松木大地騎手（2戦0勝）。7頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びを欠き3着に終わった。

8月18日、中3週で迎えた5戦目は、廣瀬航騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2（園田ダート1870m 曇/重）に出走。9頭立ての7番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させてあっさりと抜け出し、最後は2着のゼットピアレスに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

9月16日、中3週で迎えた6戦目は、3歳以上C2（園田ダート1870m 晴/良）に出走。鞍上は松木大地騎手（3戦0勝）。6頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

9月30日、中1週で迎えた7戦目は、キンモクセイ賞（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で松木大地騎手（4戦0勝）。11頭立ての11番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではいい脚を見せられず6着に終わった。

11月19日、中6週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、西森将司騎手を鞍上に迎えて、一般C3-10（高知ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では末脚を伸ばせず11着に敗れた。

12月3日、中1週で迎えた9戦目は、鳥取和牛特別（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（1戦0勝）。11頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた10戦目は、尊ラストスパート特別（高知ダート1400m 小雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見せ場なく10着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた11戦目は、C3-9（高知ダート1300m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（3戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、勝ったヒードザコールに詰め切れず、7馬身差の2着となった。

5歳（2023年）

1月10日、中0週で迎えた12戦目は、中島龍也騎手を鞍上に迎えて、ファイナルレース（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた13戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 雪/不良）に出走。鞍上は西森将司騎手（4戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、3着を確保した。

2月7日、中1週で迎えた14戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で西森将司騎手（5戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい11着に敗れた。

2月22日、中1週で迎えた15戦目は、四万十ポーク特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で西森将司騎手（6戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では全く伸びず9着に終わった。

3月6日、中1週で迎えた16戦目は、黒船賞まであと8日特別（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で西森将司騎手（7戦0勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず8着に終わった。

3月23日、中1週で迎えた17戦目は、塚本征吾騎手を鞍上に迎えて、カサマツノライトオ笠松有難う杯（笠松ダート1600m 雨/稍重）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では矢のような伸びを見せたが、ヒルノベルモンタにアタマ差交わされて2着に甘んじた。