チェックメイト（1995年生、母コウマンサウンド）

Checkmate

1995.05.10

チェックメイト（1995年5月10日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のシャーディー（当時9歳）と交配したコウマンサウンドが8歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）豊郷牧場。戦績は、中央平地37戦9勝2着4回。2001年の東京新聞杯(G3)に勝利した他、2001年のダービー卿チャレンジトロフィー(G3)を制するなどの活躍をした。

プロフィール

基本情報

• 通算成績: 37戦9勝 [9-4-6-18/37]
• 総賞金 国内: 3億19万円
• 生年月日: 1995年5月10日
• 出生国: 日本
• 品種: サラブレッド
• 性別: 牡
• 毛色: 鹿毛
• 厩舎: 山内研二 栗東
• 馬主: 深見富朗
• 生産者: （有）豊郷牧場
• 抹消情報: 中央：2001年5月14日抹消

指数の推移（直近7走）

• 7
  走
  前
• 6
  走
  前
• 5
  走
  前
• 4
  走
  前
• 3
  走
  前
• 2
  走
  前
• 前
  走

パフォーマンス分析

• 勝利時最大着差 国内: 2馬身

ベストレース

• レース名: ダービー卿チャレンジトロフィー
• 日付/馬齢: 2001年4月1日/6歳
• コース: 中山芝1600m 右 外
• 着順: 1着
• オッズ/人気: 3.8倍/2番人気
• 馬番/頭数: 8番/14頭
• 天候: 晴 11.6℃
• 馬場状態/馬場速度: 稍/極遅
• レースラップ: 平均=11.8/ラスト=11.7
• レースペース: スロー
• 通過順位: 8-8-3
• 馬体重 増減: 460kg -4
• 出走間隔: 中8週
• 騎手 斤量: 藤田伸二 58.0kg

血統

概要

母のコウマンサウンドは中央4勝（京都ダ[2勝:1400-1800m],阪神ダ[2勝:1400m]）。曾祖母のトツプイーグルは中央平地32戦4勝2着5回。父のシャーディーは海外G1・2勝（愛国芝,英国芝）。

近親馬

• • 半姪: コウエイハート 2006/JPN/バブルガムフェロー
  コウエイハート

※活躍馬のみ。

7代内クロス

種別	馬名	クロス	血量
き	Fairway＝Pharos	6*7×6*7*7*7*7	7.03%
きS	Bull Dog＝Sir Gallahad	5*7*7	4.68%
きS	Mlle. Dazie＝Cri de Coeur	6*7	2.34%
きM	Mumtaz Begum＝Mirza	6*6	3.12%
牡	Nearco	5×5*6	7.81%
牡	Hyperion	6×5*6	6.25%
牡	Mahmoud	6×6	3.12%
牡	Fair Trial	6×6	3.12%
牡	Phalaris	7×7*7	2.34%
牡	Blenheim	7×7*7*7	3.12%
牡S	War Admiral	5*7	3.9%
牡S	Teddy	6*6	3.12%
牡S	Fair Play	7*7	1.56%
牡M	Blandford	7*7	1.56%
牡M	Solario	7*7*7	2.34%

※き=ぜんきょうだいクロス。牡=牡馬クロス。牝=牝馬クロス。S=父系内のみ。M=母系内のみ。

5代血統表

父の父 Danzig 1977 （USA）		Northern Dancer 1961 （CAN）	Nearctic	Nearco
				Lady Angela
			Natalma	Native Dancer
				Almahmoud
		Pas de Nom 1968 （USA）	Admiral's Voyage	Crafty Admiral
				Olympia Lou
父 シャーディー 1986 （USA）			Petitioner	Petition
				Steady Aim
		Hoist the Flag 1968 （USA）	Tom Rolfe	Ribot
				Pocahontas
父の母 Unfurled 1974 （USA）			Wavy Navy	War Admiral
				Triomphe
		Lemon Souffle 1958 （USA）	Johns Joy	Bull Dog
				My Auntie
			Miel	Jamestown
				Tedmelia
母の父 トウシヨウボーイ 1973 （JPN）		テスコボーイ 1963 （GB）	Princely Gift	Nasrullah
				Blue Gem
			Suncourt	Hyperion
				Inquisition
		ソシアルバターフライ 1957 （USA）	Your Host	Alibhai
				Boudoir
母 コウマンサウンド 1988 （JPN）			Wisteria	Easton
				Blue Cyprus
		サウンドトラツク 1957 （IRE）	Whistler	Panorama
				Farthing Damages
母の母 トツプサウンド 1974 （JPN）			Bridle Way	Mustang
				Straight Path
		トツプイーグル 1960 （JPN）	カリム	Nearco
				Skylarking
			コロンバン	シマタカ
				ホウテンウオシ

血統分類

• サイアーライン: ダンジグ系
• ファミリーナンバー: 2-h

レース成績

日付	コース	レース名	1着馬 2着馬 着差	着 / 頭数	馬番	騎手	斤量	オッズ	人気	通過順位	上がり / 前3F	馬体重	増減	指数
2001/04/14 阪神	芝1600m 良 晴	マイラーズC G2	ジョウテンブレーヴ 0.3	4 / 17	7枠 14番	藤田伸二	58kg	2.5	1人	14-11-10	35.1 / 35.0	460	0
2001/04/01 中山	芝1600m 稍 晴	ダービー卿チャレンジT G3	(エイシンプレストン) -0.3	1 / 14	5枠 8番	藤田伸二	58kg	3.8	2人	8-8-3	34.5 / 36.5	460	-4
2001/01/30 東京	芝1600m 稍 晴	東京新聞杯 G3	(シンコウエドワード) -0.2	1 / 13	4枠 4番	藤田伸二	56kg	5.5	4人	8-8	34.9 / 35.3	464	0
2001/01/13 中山	芝1600m 良 曇	ニューイヤーS OP	(シンコウエドワード) -0.1	1 / 10	4枠 4番	横山典弘	56kg	3.7	2人	8-5-5	34.7 / 36.0	464	+2
2000/10/28 京都	芝1400m 良 雨	スワンS G2	ダイタクヤマト 1.1	11 / 17	7枠 14番	熊沢重文	57kg	14.9	7人	14-13	35.0 / 35.5	462	+6
2000/10/21 東京	芝1600m 良 晴	富士S G3	ダイワカーリアン 0.5	4 / 16	3枠 5番	福永祐一	56kg	15.1	9人	13-14	34.6 / 36.3	456	-6
2000/10/01 阪神	芝1600m 良 晴	ポートアイランドS OP	エイシンルバーン 0.2	4 / 14	3枠 4番	熊沢重文	56kg	8.3	5人	6-8-7	34.8 / 35.8	462	+10
2000/06/24 阪神	芝1600m 良 曇	米子S OP	(カネトシガバナー) -0.1	1 / 15	6枠 10番	武豊	56kg	4.1	2人	4-6-6	34.3 / 36.4	452	-6
2000/06/10 中京	芝1200m 良 曇	テレビ愛知オープン OP	フェイマスケイ 0.1	3 / 18	3枠 6番	安藤勝己	55kg	12.5	6人	15-13	33.7 / 34.7	458	-2
2000/05/27 中京	芝2000m 稍 雨	金鯱賞 G2	メイショウドトウ 1.4	9 / 11	1枠 1番	高橋亮	57kg	241.9	11人	6-6-8-8	35.6 / 36.3	460	-2
2000/05/07 京都	芝1600m 良 曇	都大路S OP	エイシンルバーン 0.5	6 / 16	8枠 16番	村本善之	56kg	4.9	2人	6-5	35.4 / 35.7	462	+4
2000/04/02 中山	芝1600m 良 曇	ダービー卿チャレンジT G3	フサイチエアデール 0.8	10 / 15	5枠 9番	藤田伸二	57kg	12.7	6人	12-12-13	34.8 / 36.1	458	-6
2000/03/05 中京	芝2000m 良 曇	中京記念 G3	メイショウドトウ 1.2	8 / 14	6枠 10番	高橋亮	56kg	10.5	5人	13-13-11-8	35.9 / 36.1	464	+6
2000/01/30 東京	芝1600m 良 晴	東京新聞杯 G3	ダイワカーリアン 0.0	2 / 16	3枠 5番	後藤浩輝	55kg	20.8	6人	15-15	34.3 / 35.5	458	-10
1999/12/12 阪神	芝1600m 良 晴	ポートアイランドS OP	タイクラッシャー 0.5	3 / 12	5枠 6番	武幸四郎	56kg	2.8	1人	5-9-9	35.6 / 35.3	468	0
1999/11/21 京都	芝1600m 良 晴	マイルCS G1	エアジハード 1.0	7 / 18	6枠 11番	藤田伸二	57kg	54.5	12人	16-15	34.7 / 35.9	468	+2
1999/11/07 京都	芝1600m 良 晴	清水S 1600万下	(ミッキーダンス) 0.0	1 / 15	2枠 2番	藤田伸二	57kg	2.2	1人	5-3	35.2 / 34.7	466	0
1999/10/16 京都	芝1800m 良 曇	古都S 1600万下	アドマイヤカイザー 0.2	2 / 14	4枠 6番	藤田伸二	57kg	3.3	2人	5-5	35.3 / 34.8	466	+6
1999/09/25 阪神	芝1600m 良 晴	ムーンライトH 1600万下	トウカイパンチ 0.1	3 / 13	4枠 5番	熊沢重文	57.5kg	11.9	6人	5-6-4	35.4 / 35.8	460	+2
1999/06/05 中京	芝1800m 良 晴	テレビ愛知オープン OP	アンブラスモア 0.4	4 / 16	6枠 12番	藤田伸二	56kg	8.8	5人	15-14-13-11	35.1 / 37.0	458	+4
1999/05/09 京都	芝1600m 良 晴	都大路S OP	レガシーハンター 0.3	2 / 15	7枠 13番	藤田伸二	55kg	7.5	3人	5-4	35.5 / 34.8	454	+2
1999/04/17 中京	芝1800m 良 曇	小倉大賞典 G3	スエヒロコマンダー 0.7	6 / 16	8枠 15番	秋山真一郎	52kg	31.9	10人	6-6-2-4	35.3 / 36.6	452	-2
1999/03/13 阪神	芝1600m 良 曇	武庫川S 1600万下	(ワカサバロン) -0.1	1 / 16	1枠 1番	藤田伸二	55kg	6.0	3人	7-8-7	35.4 / 36.8	454	0
1999/02/20 京都	芝1600m 良 晴	斑鳩S 1600万下	イブキウッドマン 0.1	4 / 16	6枠 12番	村本善之	56kg	7.1	4人	7-7	35.6 / 36.3	454	0
1999/01/23 京都	芝1600m 良 晴	伏見特別 900万下	(ロードアヘッド) -0.2	1 / 16	4枠 8番	熊沢重文	55kg	19.0	9人	7-4	35.9 / 35.2	454	+6
1999/01/05 京都	芝1200m 良 晴	室町特別 900万下	ブロードアピール 0.6	5 / 15	2枠 3番	藤田伸二	56kg	9.6	2人	5-5	34.6 / 34.8	448	-8
1998/12/12 阪神	芝1200m 良 晴	北摂特別 900万下	サイコーデボネア 0.1	3 / 13	7枠 11番	熊沢重文	55kg	14.4	6人	5-4	35.6 / 35.3	456	+16
1998/11/15 福島	芝1200m 良 晴	河北新報杯 900万下	キタサンフドー 0.6	4 / 12	8枠 11番	荻野要	55kg	6.2	3人	4-5	36.1 / 34.8	440	-10
1998/10/18 福島	芝1200m 不 曇	福島中央テレビ杯 900万下	ターフエリザベス 0.9	5 / 15	5枠 9番	荻野要	55kg	9.6	7人	6-7	38.3 / 34.6	450	-4
1998/09/27 札幌	芝1200m 良 晴	STV賞 900万下	ミヤジプロスパー 0.1	2 / 16	3枠 6番	荻野要	55kg	7.7	4人	9-9	36.2 / 34.9	454	0
1998/09/12 札幌	芝1200m 良 曇	サロマ湖特別 900万下	フロムファースト 0.2	3 / 12	6枠 7番	荻野要	55kg	2.9	1人	3-3	35.8 / 34.9	454	-4
1998/08/29 札幌	芝1200m 稍 曇	藻岩山特別 900万下	イズミサクセス 0.2	3 / 13	5枠 6番	荻野要	55kg	20.6	7人	1-2	36.8 / 33.8	458	+8
1998/08/15 札幌	芝1200m 良 曇	4歳以上500万下	(オギスイートハート) -0.1	1 / 16	7枠 13番	宮崎光行	55kg	201.8	15人	11-7	35.1 / 35.1	450	+18
1998/01/25 京都	ダ1200m 良 晴	寒梅賞 500万下	タイキレッド 2.5	13 / 16	1枠 1番	金折知則	55kg	216.6	16人	7-7	38.7 / 35.9	432	-2
1998/01/05 京都	ダ1800m 重 晴	4歳500万下	トウカイパンチ 1.3	11 / 12	3枠 3番	金折知則	54kg	24.5	9人	4-3-3-3	37.7 / 36.6	434	-12
1997/12/13 中京	ダ1600m 良 晴	3歳新馬	(ハイホープ) -0.1	1 / 8	1枠 1番	金折知則	53kg	6.8	3人	4-3-4-4	39.0 / 39.0	446	-4
1997/11/29 中京	芝1200m 良 雨	3歳新馬	レガシーロック 0.8	5 / 12	7枠 10番	金折知則	53kg	4.7	2人	8-8	36.5 / 35.7	450

※直前に感嘆符 !が付いている値は非公式の概算値。上がりタイムのハッシュ #の直後に続く数値は上がり順位。

経歴

デビュー前

山内研二厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（1997年）

11月29日、デビュー戦は金折知則騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中京芝1200m 雨/良）に出走。馬体重は450kg。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では今一つ伸び切れず5着に敗れた。

12月13日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中京ダート1600m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で金折知則騎手（1戦0勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るハイホープを驚異的な末脚でクビ差だけ差し切って初白星を挙げた。

3歳（1998年）

1月5日、中2週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、4歳500万下（京都ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で金折知則騎手（2戦1勝）。12頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバタバタになってしまい11着に終わった。

1月25日、中2週で迎えた4戦目は、4歳500万下の寒梅賞（京都ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で金折知則騎手（3戦1勝）。16頭立ての16番人気で1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後はガス欠状態になり13着に終わった。

8月15日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から18kg増やして迎えた5戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（札幌芝1200m 曇/良）に出走。16頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭をうかがい、最後は2着のオギスイートハートをクビ差振り切って久方ぶりの一戦を物にした。

8月29日、中1週で迎えた6戦目は、荻野要騎手を鞍上に迎えて、4歳以上900万下の藻岩山特別（札幌芝1200m 曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、ハイペースで集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着に入った。

9月12日、中1週で迎えた7戦目は、4歳以上900万下のサロマ湖特別（札幌芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で荻野要騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

9月27日、中1週で迎えた8戦目は、4歳以上900万下のSTV賞（札幌芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で荻野要騎手（2戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見事な伸び脚で急追したが、抜け出したミヤジプロスパーを捕まえ切れず、クビ差の2着に惜敗した。

10月18日、中2週で迎えた9戦目は、ハンデ戦で4歳以上900万下の福島中央テレビ杯（福島芝1200m 曇/不良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は4戦連続で荻野要騎手（3戦0勝）。15頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では天性の負けん気を発揮してゴールまで力闘したが、5着に終わった。

11月15日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた10戦目は、4歳以上900万下の河北新報杯（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で荻野要騎手（4戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて11番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

12月12日、中3週で馬体重を前走から16kg戻して迎えた11戦目は、熊沢重文騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦で4歳以上900万下の北摂特別（阪神芝1200m 晴/良）に出走。13頭立ての6番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4歳（1999年）

1月5日、中2週で馬体重を前走から8kg絞って迎えた12戦目は、藤田伸二騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の室町特別（京都芝1200m 晴/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、5着に終わった。

1月23日、中2週で迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の伏見特別（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線に入ると、前で粘るロードアヘッドを猛烈な末脚で交わし去り、最後は1馬身1/4の差をつけて勝利を手中に収めた。

2月20日、中3週で迎えた14戦目は、村本善之騎手を鞍上に迎えて、5歳以上1600万下の斑鳩ステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて12番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで走り切ったが、4着に終わった。

3月13日、中2週で迎えた15戦目は、ハンデ戦で5歳以上1600万下の武庫川ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（1戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では豪快な末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のワカサバロンを半馬身振り切って4勝目をマークした。

4月17日、中4週で迎えた16戦目は、秋山真一郎騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の小倉大賞典（中京芝1800m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。重賞競走への出走は初となった。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に終わった。

5月9日、中2週で迎えた17戦目は、都大路ステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（2戦1勝）。15頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で猛進したが、勝ったレガシーハンターにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

6月5日、中3週で迎えた18戦目は、テレビ愛知オープン（中京芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（3戦1勝）。16頭立ての5番人気で12番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の大外を通りながら4コーナーを11番手で通過。直線ではキレのある末脚を繰り出し、4着に入った。

9月25日、約3か月半の休養明けで迎えた19戦目は、ハンデ戦で4歳以上1600万下のムーンライトハンデキャップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入った。

10月16日、中2週で迎えた20戦目は、4歳以上1600万下の古都ステークス（京都芝1800m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（4戦1勝）。14頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではビュッとキレる脚で猛進したが、勝ったアドマイヤカイザーにねじ伏せられて1馬身半差の2着に敗北した。

11月7日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上1600万下の清水ステークス（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（5戦1勝）。15頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを3番手で通過。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のミッキーダンスをハナ差振り切って1着ゴールを果たした。

11月21日、中1週で迎えた22戦目は、G1のマイルチャンピオンシップ（京都芝1600m 外回り 晴/良）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（6戦2勝）。18頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に終わった。

12月12日、中2週で迎えた23戦目は、武幸四郎騎手を鞍上に迎えて、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、馬場の大外を通りながら4コーナーを9番手で通過。直線ではパワフルな末脚を繰り出したが、3着に終わった。

5歳（2000年）

1月30日、中6週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた24戦目は、後藤浩輝騎手を鞍上に迎えて、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では弾けるように疾駆したが、抜け出したダイワカーリアンにアタマ差届かず2着となった。

3月5日、中4週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた25戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、ハンデG3の中京記念（中京芝2000m 曇/良）に出走。14頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを8番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず8着に敗れた。

4月2日、中3週で迎えた26戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（7戦2勝）。15頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

5月7日、中4週で迎えた27戦目は、都大路ステークス（京都芝1600m 外回り 曇/良）に出走。鞍上は村本善之騎手（1戦0勝）。16頭立ての2番人気に推されて大外16番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5月27日、中2週で迎えた28戦目は、G2の金鯱賞（中京芝2000m 雨/稍重）に出走。鞍上は高橋亮騎手（1戦0勝）。11頭立ての11番人気で1番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では鋭い脚を使えず9着に終わった。

6月10日、中1週で迎えた29戦目は、安藤勝己騎手を鞍上に迎えて、テレビ愛知オープン（中京芝1200m 曇/良）に出走。18頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では電光石火の末脚を繰り出し、3着に入った。

6月24日、中1週で迎えた30戦目は、武豊騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦でオープンの米子ステークス（阪神芝1600m 曇/良）に出走。15頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のカネトシガバナーを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

10月1日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた31戦目は、ポートアイランドステークス（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（3戦1勝）。14頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

10月21日、中2週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた32戦目は、福永祐一騎手を鞍上に迎えて、G3の富士ステークス（東京芝1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露し、4着に入り込んだ。

10月28日、連闘で迎えた33戦目は、G2のスワンステークス（京都芝1400m 外回り 雨/良）に出走。鞍上は熊沢重文騎手（4戦1勝）。17頭立ての7番人気で14番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず11着に敗れた。

6歳（2001年）

1月13日、約2か月半の間隔を開けて迎えた34戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、ニューイヤーステークス（中山芝1600m 外回り 曇/良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭に立ち、最後は2着のシンコウエドワードを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

1月30日、中1週で迎えた35戦目は、G3の東京新聞杯（東京芝1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は藤田伸二騎手（8戦2勝）。13頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では途轍もない末脚を弾けさせて前にいた7頭を差し切り、最後は2着のシンコウエドワードに1馬身1/4の差をつけて念願の重賞初制覇を果たした。

4月1日、中8週で迎えた36戦目は、G3のダービー卿チャレンジトロフィー（中山芝1600m 外回り 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田伸二騎手（9戦3勝）。14頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のエイシンプレストンに2馬身の差をつけて3連勝で2つ目の重賞タイトルを獲得した。

4月14日、中1週で迎えた37戦目は、G2のマイラーズカップ（阪神芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で藤田伸二騎手（10戦4勝）。17頭立ての1番人気に推されて14番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、14番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを10番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、4着に終わった。