シシリアンスカイ（2000年生、母カーペディエム）

シシリアンスカイ（2000年3月7日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「シシリアの空」。毛色は鹿毛。種牡馬のエリシオ（当時7歳）と交配したカーペディエムが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は岡田スタッド。戦績は、中央平地13戦0勝2着1回、地方23戦0勝2着2回。

経歴

デビュー前

清水美波厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2002年）

11月2日、デビュー戦は北村宏司騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（福島芝1200m 晴/良）に出走。馬体重は490kg。15頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

11月24日、中2週で迎えた2戦目は、柴田大知騎手を鞍上に迎えて、2歳新馬（福島芝1200m 曇/良）に出走。15頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではじわりじわりと長く脚を使ってゴールまで力闘し、5着を確保した。

12月22日、中3週で迎えた3戦目は、2歳未勝利（中山芝1200m 外回り曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で柴田大知騎手（1戦0勝）。16頭立ての11番人気で14番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく12着に終わった。

3歳（2003年）

1月21日、中3週で迎えた4戦目は、江田照男騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のベストステッキ特別（船橋ダート1600m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。13頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。タフなペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚勢が悪くなり10着に敗れた。

2月22日、中4週で迎えた5戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は柴田大知騎手（2戦0勝）。16頭立ての10番人気で14番ゲートからスタート。非常に速いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では脚が残っておらず15着に終わった。

3月9日、中1週で迎えた6戦目は、嶋田高宏騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始11番手を追走。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

3月30日、中2週で迎えた7戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は江田照男騎手（1戦0勝）。16頭立ての15番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は脚色が鈍り11着に終わった。

6月28日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から10kg増やして迎えた8戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（福島芝1800m 小雨/不良）に出走。16頭立ての14番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では脚が上がってしまい13着に終わった。

7月19日、中2週で迎えた9戦目は、嘉藤貴行騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/良）に出走。18頭立ての17番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず8着に終わった。

8月10日、中2週で迎えた10戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は嶋田高宏騎手（1戦0勝）。18頭立ての13番人気で15番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始4番手を追走。直線では天資の闘争本能でゴールまで力戦し、6着を確保した。

8月30日、中2週で迎えた11戦目は、3歳未勝利（新潟芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で嶋田高宏騎手（2戦0勝）。18頭立ての11番人気で13番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

9月6日、連闘で迎えた12戦目は、3歳未勝利（新潟芝1800m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で嶋田高宏騎手（3戦0勝）。18頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では上がり4位の末脚を見せたが上位争いには加われず7着に敗れた。

9月28日、中2週で迎えた13戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（中山芝1600m 外回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で嶋田高宏騎手（4戦0勝）。16頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち味の忍耐力で最後まで奮闘したが、勝ったイシノチェルシーに詰め切れず、1馬身1/4差の2着となった。

10月26日、中3週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（福島芝1800m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で嶋田高宏騎手（5戦0勝）。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始7番手を追走。最後は減速してしまい15着に終わった。

12月18日、中7週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた15戦目は、岩田康誠騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C7-1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず8着に敗れた。

4歳（2004年）

7月21日、約7か月の休み明けで馬体重を前走から14kg戻して迎えた16戦目は、大山寿文騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/良）に出走。11頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では末脚が振るわず10着に敗れた。

8月4日、中1週で馬体重を前走から9kg絞って迎えた17戦目は、有馬澄男騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

8月16日、中1週で迎えた18戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず4着に終わった。

9月9日、中2週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた19戦目は、3歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた20戦目は、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線ではいい脚を見せられず9着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた21戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は大山寿文騎手（1戦0勝）。11頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したマキシムシャネルを捕まえ切れず、ハナ差の2着となった。

11月16日、中2週で迎えた23戦目は、3歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で大山寿文騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず8着に終わった。

11月25日、連闘で迎えた24戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山寿文騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた25戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大山寿文騎手（4戦0勝）。12頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには絡めず8着に終わった。

12月30日、中2週で迎えた26戦目は、平原透雄騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では切れる脚を使えず8着に終わった。

5歳（2005年）

1月11日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で平原透雄騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

1月26日、中1週で迎えた28戦目は、4歳以上C8-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で平原透雄騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では見せ場を作れず11着に終わった。

2月16日、中2週で迎えた29戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で平原透雄騎手（3戦0勝）。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく9着に終わった。

3月10日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で平原透雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したスターライトカレンを捕まえ切れず、1馬身差の2着となった。

3月24日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上C1-2（姫路ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で平原透雄騎手（5戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。最後は失速してしまい8着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で平原透雄騎手（6戦0勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で平原透雄騎手（7戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚のキレが鈍く7着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた34戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は9戦連続で平原透雄騎手（8戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではいいところがなく6着に終わった。

5月25日、中1週で迎えた35戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で平原透雄騎手（9戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

6月9日、中1週で迎えた36戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で平原透雄騎手（10戦0勝）。9頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。