イブキシンドローム（2001年生、母イブキラフィアン）

イブキシンドローム（2001年4月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋シンドローム」。毛色は鹿毛。種牡馬のトレジャーアイランド（当時5歳）と交配したイブキラフィアンが10歳のときに産んだ5番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）北陽ファーム。戦績は、中央平地4戦0勝、地方25戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2005年の4歳以上C9-1。

経歴

デビュー前

星野忍厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2003年）

10月4日、デビュー戦は柴田善臣騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。馬体重は480kg。16頭立ての9番人気で11番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く13着に終わった。

11月1日、中3週で馬体重を前走から16kg減らして迎えた2戦目は、水野貴広騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

3歳（2004年）

8月22日、約10か月の休養明けで馬体重を前走から22kg戻して迎えた3戦目は、天間昭一騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての13番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

9月18日、中3週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で天間昭一騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線では脚を伸ばせず16着に終わった。

11月11日、中7週で迎えた5戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1-2（園田ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では脚勢がやや衰え、4着に終わった。

11月25日、中1週で迎えた6戦目は、3歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位争いには加われず11着に敗れた。

4歳（2005年）

5月2日、約5か月半の休み明けで迎えた7戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

5月11日、連闘で迎えた8戦目は、4歳以上C1-1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で下原理騎手（3戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚が上がってしまい10着に敗れた。

5月25日、中1週で迎えた9戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で下原理騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。果敢に端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

6月8日、中1週で迎えた10戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で下原理騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したビーアンビシャスを捕まえ切れず、クビ差の2着に甘んじた。

6月23日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた11戦目は、4歳以上C1-3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で下原理騎手（6戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したアドマイヤラブを捕まえ切れず、約11馬身差の2着に敗北した。

7月7日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C1-2（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は8戦連続で下原理騎手（7戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。先手を取る形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のモリトラダンサーに2馬身半の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月9日、中4週で迎えた13戦目は、4歳以上C9-1（園田ダート1230m 晴/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で下原理騎手（8戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のホクセツダイオーに2馬身半の差をつけて2勝目を収める

8月25日、中1週で迎えた14戦目は、4歳以上C6-2（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は10戦連続で下原理騎手（9戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イサミミラクルに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

9月8日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は11戦連続で下原理騎手（10戦2勝）。11頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、4着に終わった。

9月23日、中1週で迎えた16戦目は、3歳以上C6-1（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で下原理騎手（11戦2勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に敗れた。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、3歳以上C5二（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は13戦連続で下原理騎手（12戦2勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚を伸ばせず7着に敗れた。

10月18日、中1週で迎えた18戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、WSJS地方競馬代表騎手 1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は勢いを失って11着に終わった。

11月10日、中2週で迎えた19戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（13戦2勝）。11頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では切れる脚を使えず7着に終わった。

11月24日、中1週で迎えた20戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、スタージョッキーカップ（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は勢いを失って10着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた21戦目は、3歳以上C6二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は下原理騎手（14戦2勝）。12頭立ての8番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では見所を作れず12着に終わった。

12月23日、中1週で迎えた22戦目は、3歳以上C7一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で下原理騎手（15戦2勝）。12頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く11着に終わった。

5歳（2006年）

1月3日、中1週で迎えた23戦目は、4歳以上C7四（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で下原理騎手（16戦2勝）。9頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚を失くしてしまい6着に終わった。

1月18日、中1週で迎えた24戦目は、西島純騎手を鞍上に迎えて、4歳以上D1一（園田ダート1400m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では末脚を伸ばせず10着に終わった。

2月3日、中1週で迎えた25戦目は、倉地学騎手を鞍上に迎えて、一般C7（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。10頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

2月17日、中1週で迎えた26戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で倉地学騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが劣勢になり4着に終わった。

2月24日、連闘で馬体重を前走から12kg減らして迎えた27戦目は、一般C7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で倉地学騎手（2戦0勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には食い込めず8着に敗れた。

3月2日、連闘で迎えた28戦目は、一般C7（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で倉地学騎手（3戦0勝）。8頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に終わった。

3月30日、中3週で迎えた29戦目は、桃乃ちゃん卒園記念（名古屋ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は5戦連続で倉地学騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず9着に終わった。