ジムカーナ（2006年生、母オグリファッション）

ジムカーナ（2006年4月29日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「自動車の障害競走」。毛色は鹿毛。種牡馬のジョリーズヘイロー（当時19歳）と交配したオグリファッションが9歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡浦河町、生産者は鳥井征士。戦績は、中央平地1戦0勝、地方39戦5勝2着6回。主な勝ち鞍は2008年のファーストトライ。

経歴

デビュー前

1歳のとき、鳥井征士から「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、前田晋二によって273万円で落札された。

中塚猛厩舎（園田）へ入厩。

2歳（2008年）

11月18日、デビュー戦は高馬元紘騎手を鞍上に据えて、2歳戦のファーストトライ（園田ダート820m 曇/稍重）に出走。馬体重は503kg。8頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線に入ると、前で粘るホクセツスミレを別次元の末脚で交わし去り、最後は4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

12月10日、中2週で迎えた2戦目は、2歳T1（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（1戦1勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

3歳（2009年）

1月3日、中2週で迎えた3戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（2戦1勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

1月15日、中1週で迎えた4戦目は、3歳F1一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（3戦1勝）。12頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のジツリキテイオーをアタマ差振り切って制した。

2月4日、中2週で迎えた5戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で高馬元紘騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では全く伸びず6着に敗れた。

3月1日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた6戦目は、3歳500万下（阪神ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で高馬元紘騎手（5戦2勝）。15頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3月27日、中3週で迎えた7戦目は、3歳T1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で高馬元紘騎手（6戦2勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実に脚を伸ばしたが、抜け出したボアソルチにクビ差届かず2着となった。

4月9日、中1週で迎えた8戦目は、3歳地方重賞の菊水賞（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で高馬元紘騎手（7戦2勝）。12頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚色が衰えて9着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた9戦目は、3歳A（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は9戦連続で高馬元紘騎手（8戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月14日、中1週で迎えた10戦目は、3歳A（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で高馬元紘騎手（9戦2勝）。7頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。先手を取り、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線に入ると、粘り切れず3着に沈んだ。

6月30日、中6週で迎えた11戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で高馬元紘騎手（10戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

9月3日、中8週で迎えた12戦目は、ラジオ関西558賞（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で高馬元紘騎手（11戦2勝）。11頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では脚が残っておらず8着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた13戦目は、3歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は13戦連続で高馬元紘騎手（12戦2勝）。9頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた14戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は14戦連続で高馬元紘騎手（13戦2勝）。12頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで力闘し、3着に入った。

10月15日、中1週で迎えた15戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は15戦連続で高馬元紘騎手（14戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では堅実な伸びを見せたが、勝ったゴールドピアースに詰め切れず、3馬身差の2着に敗北した。

11月5日、中2週で迎えた16戦目は、3歳以上C1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は16戦連続で高馬元紘騎手（15戦2勝）。12頭立ての3番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、バルハーバーにクビ差交わされて2着に惜敗した。

11月18日、中1週で迎えた17戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C1一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では末脚を持続できず、3着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた18戦目は、3歳以上B2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は高馬元紘騎手（16戦2勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後はモエレロングランと並んで1着同着となった。

4歳（2010年）

1月13日、中4週で迎えた19戦目は、4歳以上B2（園田ダート1400m 雪/良）に出走。鞍上は2戦連続で高馬元紘騎手（17戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の勝負根性でゴールまで力走したが、3着に終わった。

1月27日、中1週で迎えた20戦目は、4歳以上B2一（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高馬元紘騎手（18戦3勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のケイプエマラティに1馬身半の差をつけてファンの高評価に応えた。

2月18日、中2週で迎えた21戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で高馬元紘騎手（19戦4勝）。12頭立ての3番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では上々の伸びを見せたが、勝ったエアパパガトに詰め切れず、5馬身差の2着に敗北した。

9月14日、約7か月の休み明けで迎えた22戦目は、山田雄大騎手を鞍上に迎えて、天然温泉あま湯特別（園田ダート1400m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。9頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は脚勢が衰えて6着に終わった。

10月5日、中2週で迎えた23戦目は、オパール特別（園田ダート1400m 晴/重）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で山田雄大騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて11番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく7着に敗れた。

10月19日、中1週で迎えた24戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての6番人気で大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入り込んだ。

11月10日、中2週で迎えた25戦目は、日本盛カップ（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に敗れた。

11月24日、中1週で迎えた26戦目は、伊藤晋一騎手を鞍上に迎えて、さわやか特別（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びあぐねて5着に終わった。

12月8日、中1週で迎えた27戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤晋一騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち味のガッツで最後まで奮闘したが、勝ったコスモディエスを3/4馬身捉え切れず2着となった。

12月29日、中2週で迎えた28戦目は、3歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で伊藤晋一騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の粘り強さで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったテイケイメルベイユにねじ伏せられて2馬身差の2着に敗北した。

5歳（2011年）

1月26日、中3週で迎えた29戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、エフエムあまがさき 82.0MHz賞（園田ダート1230m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びあぐねて8着に敗れた。

2月17日、中2週で迎えた30戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は伊藤晋一騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を見せたが上位には割り込めず7着に終わった。

3月3日、中1週で迎えた31戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、アクアマリン特別（園田ダート1700m 晴/重）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。ハナを奪う恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では天性の闘争本能でゴールまで力闘し、3着を確保した。

3月17日、中1週で迎えた32戦目は、4歳以上B1（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の敢闘精神でゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

4月12日、中3週で迎えた33戦目は、4歳以上B1 B2（園田ダート1230m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（2戦0勝）。12頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るチョウワクワクを豪脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて5勝目を手にした。

4月29日、中1週で迎えた34戦目は、北野真弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上A1 A2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く5着に敗れた。

5月11日、中1週で迎えた35戦目は、アサヒスーパードライカップ（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は大山真吾騎手（3戦1勝）。11頭立ての10番人気で12番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた36戦目は、さわやか特別（園田ダート1230m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で大山真吾騎手（4戦1勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今一つ末脚が切れず9着に終わった。

7月7日、中5週で迎えた37戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は3戦連続で大山真吾騎手（5戦1勝）。7頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず4着に敗れた。

7月21日、中1週で迎えた38戦目は、3歳以上A2 B1（園田ダート1230m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大山真吾騎手（6戦1勝）。7頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に飲まれ3着に敗れた。

9月22日、中8週で馬体重を前走から13kg増やして迎えた39戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、3歳以上A1 A2（園田ダート1230m 曇/不良）に出走。6頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた40戦目は、姫路さぎ草特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は失速してしまい9着に終わった。