ハグンジョウ（2018年生、母ブライダルブーケ）

ハグンジョウ（2018年5月2日）は、日本の競走馬。馬名の意味は「破軍星。おおくま座イータ星。北斗七星を構成する恒星」。毛色は芦毛。種牡馬のクリエイターⅡ（当時5歳）と交配したブライダルブーケが14歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は下河辺牧場。主な勝ち鞍は2021年の映画「北の流氷」製作応援賞(一般C4-5)。

経歴

デビュー前

今野貞一厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2021年）

6月27日、デビュー戦は中井裕二騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（阪神ダート2000m 曇/良）に出走。馬体重は488kg。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを16番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず16着に敗れた。

8月29日、中8週で迎えた2戦目は、森一馬騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。16頭立ての10番人気で15番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり14着に終わった。

10月13日、中5週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた3戦目は、山本咲希到騎手を鞍上に迎えて、一般C4-6（門別ダート1200m 晴/重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では逸出した伸び脚で急追したが、抜け出したレッドアヴニールにクビ差届かず2着に惜敗した。

10月28日、中1週で迎えた4戦目は、映画「北の流氷」製作応援賞（門別ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（1戦0勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るメンコイモモチャンを次元の違う末脚で交わし去り、最後は3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

11月3日、連闘で迎えた5戦目は、レックススタッド特別（門別ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（2戦1勝）。12頭立ての2番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには絡めず5着に敗れた。

11月29日、中3週で迎えた6戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般C2五（水沢ダート1300m 曇/不良）に出走。10頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位には食い込めず6着に敗れた。

4歳（2022年）

4月21日、約5か月の休み明けで迎えた7戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は山本咲希到騎手（3戦1勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではスパッと切れる脚で猛追したが、勝ったリンノペルフェットに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月5日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C4-2（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で山本咲希到騎手（4戦1勝）。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のメンコイモモチャンに1馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

5月18日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、ハルジオン特別（門別ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本咲希到騎手（5戦2勝）。8頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、勝ったネクサスハートに詰め切れず、約12馬身差の2着に敗北した。

6月15日、中3週で迎えた10戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、スターチス特別（門別ダート1700m 曇/良）に出走。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びが鈍く4着に敗れた。

6月30日、中1週で迎えた11戦目は、桑村真明騎手を鞍上に迎えて、ザクロ特別（門別ダート1200m 曇/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では長くいい末脚でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月14日、中1週で迎えた12戦目は、アサガオ特別（門別ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で桑村真明騎手（1戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

7月27日、中1週で迎えた13戦目は、落合玄太騎手を鞍上に迎えて、ヤングジョッキーズTR門別第1戦（門別ダート1200m 曇/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、アルバトリアに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

8月9日、中1週で迎えた14戦目は、優駿の里純米大吟醸あびら川特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で落合玄太騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた15戦目は、ゼフィランサス特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は小野楓馬騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

9月6日、中1週で迎えた16戦目は、ヒャクジツコウ特別（門別ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は落合玄太騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では伸びが鈍く9着に敗れた。

11月4日、中7週で迎えた17戦目は、渡辺竜也騎手を鞍上に迎えて、一般C5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のオウケンビリュウに7馬身の差をつけて圧倒的支持に応えた。

11月17日、中1週で迎えた18戦目は、桜もみじ特別（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で渡辺竜也騎手（1戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり1位の伸び脚を披露したが上位には届かず3着に敗れた。

12月14日、中3週で迎えた19戦目は、初氷賞（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で渡辺竜也騎手（2戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、勝ったヤマニンリリアーナに詰め切れず、2馬身半差の2着に敗北した。

12月31日、中1週で迎えた20戦目は、岐阜ダイヤモンドダスト賞（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で渡辺竜也騎手（3戦1勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

5歳（2023年）

1月12日、中1週で迎えた21戦目は、今井貴大騎手を鞍上に迎えて、一般B7（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線に入ると、前で粘るスマートメソッドを次元の違う末脚で3/4馬身差し切って圧倒的支持に応えた。

2月20日、中5週で迎えた22戦目は、藤原幹生騎手を鞍上に迎えて、白梅特別（笠松ダート1400m 晴/稍重）に出走。8頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

3月7日、中1週で迎えた23戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で藤原幹生騎手（1戦0勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではあとひと押しが利かず、3着に終わった。

4月5日、中3週で迎えた24戦目は、一般B5（笠松ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は今井貴大騎手（1戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり2位の末脚を見せたが上位争いには参加できず5着に敗れた。

4月14日、連闘で迎えた25戦目は、保園翔也騎手を鞍上に迎えて、一般B4（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では脚勢がやや衰え、3着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた26戦目は、一般B4（笠松ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で保園翔也騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず7着に敗れた。

5月25日、中3週で迎えた27戦目は、フクロモモンガ販売跳丸記念（笠松ダート1600m 雨/良）に出走。鞍上は3戦連続で保園翔也騎手（2戦0勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では決め手が足りず5着に敗れた。

6月25日、中3週で迎えた28戦目は、岩本怜騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり1位タイの伸び脚を披露したが上位争いには参加できず8着に敗れた。

7月9日、中1週で迎えた29戦目は、笹川翼騎手を鞍上に迎えて、一般B1（盛岡ダート1000m 小雨/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず7着に終わった。

7月24日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2二（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は岩本怜騎手（1戦0勝）。11頭立ての7番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

8月8日、中1週で迎えた31戦目は、小林凌騎手を鞍上に迎えて、一般B2（盛岡ダート1200m 晴/良）に出走。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。