キッポーシ（2000年生、母ドウジマゴールド）

経歴

デビュー前

1歳のとき、堂島牧場から「北海道8月市場サラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

2歳（2002年）

11月20日、デビュー戦は的場直之騎手を鞍上に据えて、2歳（大井ダート1000m 曇/良）に出走。馬体重は514kg。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには絡めず4着に終わった。

12月30日、中5週で迎えた2戦目は、2歳（大井ダート1190m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で的場直之騎手（1戦0勝）。14頭立ての4番人気で13番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、緩やかなペースでレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のナイスドラゴンに4馬身の差をつけて初白星を挙げた。

3歳（2003年）

1月17日、中2週で迎えた3戦目は、3歳戦の寒椿特別（大井ダート1590m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で的場直之騎手（2戦1勝）。14頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、13番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では自慢の末脚を爆発させて突き抜け、最後は2着のスピードレインボーに3馬身の差をつけて2勝目を奪取した。

3月5日、中6週で迎えた4戦目は、3歳戦の菜の花特別（大井ダート1690m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で的場直之騎手（3戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず5着に敗れた。

3月17日、中1週で迎えた5戦目は、3歳（大井ダート1590m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で的場直之騎手（4戦2勝）。13頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入った。

4月23日、中4週で迎えた6戦目は、3歳戦のチューリップ特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で的場直之騎手（5戦2勝）。11頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。極端なスローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚が冴えず6着に終わった。

5月13日、中2週で迎えた7戦目は、3歳戦のキンポウゲ特別（大井ダート1690m 曇/良）に出走。鞍上は7戦連続で的場直之騎手（6戦2勝）。12頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では速い脚を使えず6着に終わった。

11月4日、約6か月の休養明けで迎えた8戦目は、納谷和玖騎手を鞍上に迎えて、一般C1五（大井ダート1590m 内回り曇/稍重）に出走。13頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではいいところがなく7着に敗れた。

11月25日、中2週で迎えた9戦目は、一般C1六七（大井ダート1590m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（1戦0勝）。13頭立ての3番人気に推されて12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るアッフロンターレを次元の違う末脚で交わし去り、最後は5馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

4歳（2004年）

2月16日、約3か月の間隔を開けて迎えた10戦目は、早春特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（2戦1勝）。13頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では豪快に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のナスキーサンホークを半馬身振り切って4勝目をゲットした。

3月5日、中2週で迎えた11戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で納谷和玖騎手（3戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて13番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では脚が残っておらず10着に敗れた。

3月19日、中1週で迎えた12戦目は、一般B3三（大井ダート1600m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で納谷和玖騎手（4戦2勝）。14頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では切れ味鋭い末脚を披露したが、4着に終わった。

4月21日、中4週で迎えた13戦目は、新緑賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で納谷和玖騎手（5戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のマイネルハロウィンに4馬身の差をつけて5勝目をマークした。

6月11日、中6週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた14戦目は、早乙女賞（大井ダート1800m 雨/不良）に出走。鞍上は7戦連続で納谷和玖騎手（6戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のパワフルヒッターに4馬身の差をつけて6勝目を掴み取った。

7月9日、中3週で迎えた15戦目は、スタールビー賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で納谷和玖騎手（7戦4勝）。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のケージータイガーに4馬身の差をつけて制した。

12月30日、約6か月の休み明けで迎えた16戦目は、ハンデ戦のアデュー2004賞（大井ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で納谷和玖騎手（8戦5勝）。13頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚が続かず、4着に終わった。

5歳（2005年）

1月21日、中2週で迎えた17戦目は、白富士賞（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で納谷和玖騎手（9戦5勝）。14頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚勢が衰えて14着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた18戦目は、立春賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で納谷和玖騎手（10戦5勝）。13頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず6着に敗れた。

6月22日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から13kg減らして迎えた19戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の九十九里特別（船橋ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では鮮やかな伸び脚で追い上げたが、抜け出したプラズマパワーにクビ差届かず2着となった。

7月21日、中3週で迎えた20戦目は、ファビィステッキ特別（船橋ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で張田京騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に敗れた。

9月16日、中7週で迎えた21戦目は、ながつき賞（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（11戦5勝）。11頭立ての3番人気で12番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のグラストップに3馬身の差をつけて8勝目をつかんだ。

10月6日、中2週で迎えた22戦目は、ペルセウス賞（大井ダート1600m 内回り曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（12戦6勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の外目を通りながら4コーナーを3番手で通過。直線では驚異的な末脚を弾けさせて先頭に躍り出て、最後は2着のトライアスロンに2馬身の差をつけて先頭ゴールを果たした。

6歳（2006年）

1月9日、約3か月の休養明けで迎えた23戦目は、吉田順治騎手を鞍上に迎えて、開聞岳特別（佐賀ダート2000m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく6着に敗れた。

1月29日、中2週で迎えた24戦目は、由布岳特別（佐賀ダート2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉田順治騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず7着に敗れた。

5月24日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた25戦目は、プロキオン賞（大井ダート1600m 内回り雨/不良）に出走。鞍上は納谷和玖騎手（13戦7勝）。11頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では末脚を持続できず、4着に終わった。

6月9日、中1週で迎えた26戦目は、アンタレス賞（大井ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で納谷和玖騎手（14戦7勝）。11頭立ての3番人気で9番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

6月29日、中2週で迎えた27戦目は、ムーンビーチ賞（大井ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で納谷和玖騎手（15戦7勝）。12頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は失速してしまい12着に終わった。