サキホコレ（2019年生、母トウカイミーロ）

サキホコレ（2019年3月2日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「咲き誇れ。勝利の花が咲くように願いを込めて」。毛色は青鹿毛。種牡馬のキンシャサノキセキ（当時16歳）と交配したトウカイミーロが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は長浜牧場。主な勝ち鞍は2022年の3歳。

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

辻野泰之厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2021年）

9月11日、デビュー戦は小沢大仁騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（中京芝1600m 曇/良）に51kgの軽斤量で出走。馬体重は420kg。10頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。かなりのスローペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず9着に終わった。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、岩田望来騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（中京芝2000m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

12月25日、約3か月の休養明けで馬体重を前走から12kg減らして迎えた3戦目は、角田大和騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（阪神芝1600m 外回り晴/良）に51kgの軽斤量で出走。18頭立ての17番人気で3番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は垂れてしまい17着に終わった。

3歳（2022年）

2月6日、中5週で迎えた4戦目は、秋山稔樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（小倉芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。18頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、15番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

2月27日、中2週で迎えた5戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。ダート戦への出走は初となった。7頭立ての圧倒的1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では凄まじい末脚を弾けさせて先頭に立ち、最後は2着のノアダイオウに2馬身半の差をつけて初勝利を挙げた。

3月6日、連闘で迎えた6戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のプレストイーグルに6馬身の差をつけて圧倒的人気に応えた。

3月20日、中1週で迎えた7戦目は、3歳戦の早瀬走誕生祭特別（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では持ち前の勝負根性でしぶとく走り抜いたが、勝ったデーモンに詰め切れず、9馬身差の2着に敗北した。

4月27日、中4週で馬体重を前走から29kg増やして迎えた8戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、3歳（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての2番人気に推されて大外11番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚を伸ばせず6着に敗れた。

5月2日、連闘で迎えた9戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/不良）に出走。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり7着に敗れた。

6月2日、中3週で迎えた10戦目は、室陽一朗騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では持ち前のタフネスで最後まで脚を伸ばしたが、勝ったロンドンボーイに詰め切れず、9馬身差の2着となった。

6月20日、中2週で迎えた11戦目は、3歳（船橋ダート1200m 曇/稍重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で室陽一朗騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり10着に終わった。

6月30日、中0週で迎えた12戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で室陽一朗騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では決め手が足りず6着に終わった。

7月20日、中2週で迎えた13戦目は、3歳（浦和ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で室陽一朗騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では天稟の闘志でゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月9日、中2週で迎えた14戦目は、3歳戦のランチタイムチャレンジ（浦和ダート1400m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で室陽一朗騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい5着に終わった。

8月31日、中2週で迎えた15戦目は、3歳（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は和田譲治騎手（1戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に敗れた。

9月21日、中2週で馬体重を前走から14kg減らして迎えた16戦目は、3歳（浦和ダート1500m 晴/重）に51kgの軽斤量で出走。鞍上は室陽一朗騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では切れる脚を使えず10着に終わった。

9月29日、連闘で迎えた17戦目は、篠谷葵騎手を鞍上に迎えて、3歳（船橋ダート1200m 曇/良）に出走。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

10月21日、中2週で迎えた18戦目は、一般C2九十十一（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月25日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2八九十（浦和ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は室陽一朗騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず6着に終わった。

12月26日、中3週で迎えた20戦目は、ランチタイムチャレンジ（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は半澤慶実騎手（2戦0勝）。11頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい9着に終わった。

4歳（2023年）

1月13日、中2週で迎えた21戦目は、吉見いちご賞（浦和ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で半澤慶実騎手（3戦0勝）。12頭立ての11番人気で9番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に終わった。