キャヴァンクラブ（2008年生、母マッキーアリエス）

キャヴァンクラブ（2008年3月30日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「リバプールにあるクラブ名より」。毛色は青鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時8歳）と交配したマッキーアリエスが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道安平町、生産者は吉田三郎。戦績は、中央平地5戦0勝、地方16戦4勝2着3回。主な勝ち鞍は2012年の4歳以上C2二。

経歴

デビュー前

梅田康雄厩舎（栗東）へ入厩。

3歳（2011年）

2月20日、デビュー戦は松山弘平騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（京都芝1600m 晴/稍重）に出走。馬体重は434kg。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では末脚がパッとせず14着に終わった。

4月9日、中6週で迎えた2戦目は、高倉稜騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/重）に出走。ダート戦への出走及び長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではいいところがなく13着に終わった。

4月30日、中2週で迎えた3戦目は、安藤光彰騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 曇/重）に出走。12頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではピリッとした末脚を使えず11着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた4戦目は、宮崎北斗騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（京都ダート1800m 晴/稍重）に出走。16頭立ての15番人気で3番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では末脚が冴えず12着に終わった。

6月4日、中2週で迎えた5戦目は、酒井学騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（阪神ダート1800m 曇/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に終わった。

10月26日、約5か月の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた6戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に敗れた。

11月23日、中3週で迎えた7戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

12月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上C2三（園田ダート1400m 雨/重）に出走。鞍上は3戦連続で板野央騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、4着を確保した。

12月22日、中1週で迎えた9戦目は、3歳以上C2二（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で板野央騎手（3戦0勝）。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

4歳（2012年）

1月2日、中1週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上C2二（園田ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のベルマンハーバーに2馬身半の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

1月19日、中1週で迎えた11戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で川原正一騎手（1戦1勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に終わった。

2月1日、中1週で迎えた12戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で川原正一騎手（2戦1勝）。10頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味の豊富なスタミナで最後まで奮戦したが、マイネローレライに交わされて4馬身差の2着となった。

2月15日、中1週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた13戦目は、4歳以上C2一（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で川原正一騎手（3戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では今ひとつ伸びが無く10着に敗れた。

3月7日、中2週で馬体重を前走から8kg戻して迎えた14戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で川原正一騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを4番手で通過。直線では脚が上がってしまい8着に敗れた。

3月21日、中1週で迎えた15戦目は、牝馬限定の4歳以上C2（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で川原正一騎手（5戦1勝）。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見所を作れず6着に終わった。

4月4日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上C3二（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は7戦連続で川原正一騎手（6戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端を奪い、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では逸出した伸びを見せたが、サクラミナクルに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた17戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、「オープニングとく戦」（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。最後は、2着のマルヨオーショウに1馬身半の差をつけて2勝目を奪取した。

5月6日、中1週で迎えた18戦目は、一般C2四（福山ダート1250m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で松井伸也騎手（1戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。最後は、2着のライトアップゲランに4馬身の差をつけて断然人気に応えた。

6月9日、中4週で迎えた19戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で松井伸也騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。3着に終わった。

6月23日、中1週で迎えた20戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で松井伸也騎手（3戦2勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。最後は、勝ったチネチッタから半馬身差の2着となった。

7月7日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（福山ダート1250m 曇/重）に出走。鞍上は5戦連続で松井伸也騎手（4戦2勝）。6頭立ての2番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のレディオブトゥデイをクビ差制して先頭ゴールを果たした。