フユノクルーザー（1999年生、母ユキノクルーザー）

フユノクルーザー（1999年4月4日）は、日本の競走馬。牝馬。品種はアングロアラブで、毛色は芦毛。種牡馬のビソウサウス（当時9歳）と交配したユキノクルーザーが11歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は坂井高春。戦績は、地方32戦3勝2着6回。主な勝ち鞍は2002年のアラ系3歳以上C。

経歴

デビュー前

利国雪城厩舎（西脇）へ入厩。

2歳（2001年）

10月16日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、アラ系2歳（姫路ダート800m 曇/良）に出走。馬体重は414kg。9頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。4着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた2戦目は、アラ系2歳F4（姫路ダート800m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。最後は、勝ったマルタカマケシラズから1馬身差の2着に敗北した。

11月14日、中1週で迎えた3戦目は、保利良平騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F1（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。11着に終わった。

11月23日、連闘で迎えた4戦目は、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で保利良平騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。最後は、勝ったトミカワザナドゥから2馬身半差の2着となった。

12月11日、中2週で迎えた5戦目は、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で保利良平騎手（2戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて9番ゲートからスタート。11着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた6戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての7番人気で大外11番ゲートからスタート。11着に終わった。

12月31日、中1週で迎えた7戦目は、アラ系2歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で3番ゲートからスタート。10着に終わった。

3歳（2002年）

1月10日、中0週で迎えた8戦目は、谷川真生騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。9着に終わった。

1月24日、中1週で迎えた9戦目は、板野央騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。10着に終わった。

2月6日、中1週で迎えた10戦目は、アラ系3歳F3（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で板野央騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

2月19日、中1週で迎えた11戦目は、小牧毅騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳F4（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての10番人気で大外11番ゲートからスタート。4着を確保した。

3月12日、中2週で迎えた12戦目は、アラ系3歳F4（姫路ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で小牧毅騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。6着に敗れた。

3月26日、中1週で迎えた13戦目は、アラ系3歳F3（姫路ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で小牧毅騎手（2戦0勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。11着に敗れた。

4月3日、連闘で迎えた14戦目は、アラ系3歳F5（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は田中学騎手（2戦0勝）。12頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後はバテてしまい9着に終わった。

4月17日、中1週で迎えた15戦目は、アラ系3歳F4（園田ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で田中学騎手（3戦0勝）。12頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。最後は脚が止まってしまい11着に終わった。

4月30日、中1週で迎えた16戦目は、アラ系3歳F4（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で田中学騎手（4戦0勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は力尽きて7着に敗れた。

5月21日、中2週で迎えた17戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で田中学騎手（5戦0勝）。12頭立ての9番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後はガス欠状態になり10着に終わった。

6月5日、中1週で迎えた18戦目は、渡瀬和幸騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では末脚に勢いがなく8着に終わった。

6月18日、中1週で迎えた19戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（1戦0勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい10着に敗れた。

7月2日、中1週で迎えた20戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は渡瀬和幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、ビクトリーシュホーに半馬身交わされて2着となった。

7月16日、中1週で迎えた21戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で渡瀬和幸騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後は垂れてしまい8着に敗れた。

12月3日、約4か月半の休み明けで馬体重を前走から12kg増やして迎えた22戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で大外12番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のハリマアグリに4馬身の差をつけて待望の初勝利を挙げた。

12月18日、中1週で迎えた23戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（2戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。ハナに立つ形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のシリウスオペラに1馬身3/4の差をつけて2勝目を挙げた。

12月31日、中1週で迎えた24戦目は、アラ系3歳以上C（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（3戦1勝）。10頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。ハナを奪い、で一団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、アイノフラットに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

4歳（2003年）

1月22日、中2週で迎えた25戦目は、小牧太騎手を鞍上に迎えて、アラ系4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後はバテてしまい10着に敗れた。

2月13日、中2週で迎えた26戦目は、アラ系4歳以上C8（園田ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、イサギヨシヒメに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3月6日、中2週で迎えた27戦目は、アラ系3歳以上C7（姫路ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で岩田康誠騎手（3戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。直線では終いの伸びを欠き、4着に終わった。

3月19日、中1週で迎えた28戦目は、アラ系3歳以上C6（姫路ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は谷川真生騎手（4戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて4番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、フジノユーノスに半馬身交わされて2着に敗北した。

3月27日、連闘で迎えた29戦目は、アラ系3歳以上C7（姫路ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で谷川真生騎手（5戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

4月10日、中1週で迎えた30戦目は、アラ系3歳以上C7（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で谷川真生騎手（6戦1勝）。11頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線ではあとひと伸びが足りず、4着に終わった。

4月23日、中1週で迎えた31戦目は、アラ系4歳以上C7（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は岩田康誠騎手（4戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ前との差を詰めて、最後は2着のサンエイソフィアをクビ差振り切って3勝目をつかんだ。

5月6日、中1週で迎えた32戦目は、赤木高太郎騎手を鞍上に迎えて、アラ系3歳以上C6（園田ダート1400m 曇/良）に出走。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。