タガノキャンベル（1997年生、母キャビアクイーン）

タガノキャンベル（1997年6月9日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のトニービン（当時14歳）と交配したキャビアクイーンが10歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川ファーム。戦績は、地方27戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の夏月特別(一般C2二)。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川ファームから「北海道10月市場サラブレッド2歳」に上場され、八木良司によって2,257.5万円で落札された。

山崎尋美厩舎（川崎）へ入厩。

3歳（2000年）

9月18日、デビュー戦は野崎武司騎手を鞍上に据えて、4歳（川崎ダート1400m 晴/稍重）に出走。馬体重は494kg。11頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。最後は、2着のマルダイイーグルに5馬身の差をつけて初白星を挙げた。

10月5日、中1週で馬体重を前走から15kg減らして迎えた2戦目は、佐藤博紀騎手を鞍上に迎えて、4歳（川崎ダート1400m 曇/稍重）に54kgの軽斤量で出走。11頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。最後は、2着のチャプリットに2馬身半の差をつけて優勝

10月19日、中1週で迎えた3戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は野崎武司騎手（1戦1勝）。12頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、勝ったメリーベルから3/4馬身差の2着に敗北した。

11月10日、中2週で迎えた4戦目は、4歳（川崎ダート1500m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（2戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のオートナイスに3/4馬身の差をつけて3勝目を挙げた。

12月11日、中3週で迎えた5戦目は、3歳戦の万両特別（川崎ダート1600m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（3戦2勝）。13頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。9着に敗れた。

4歳（2001年）

1月3日、中2週で迎えた6戦目は、石崎隆之騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。3着に終わった。

1月26日、中2週で迎えた7戦目は、一般C2四五（川崎ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（4戦2勝）。13頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。10着に敗れた。

2月11日、中1週で迎えた8戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（5戦2勝）。13頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。5着に敗れた。

3月6日、中2週で迎えた9戦目は、一般C2三（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は石崎隆之騎手（1戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。最後は、2着のテーケーシルバーに3/4馬身の差をつけて4勝目を奪取した。

6月21日、約3か月半の休養明けで迎えた10戦目は、一般C1八九十（大井ダート1600m 内回り曇/重）に出走。鞍上は佐藤博紀騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では全く伸びず12着に敗れた。

7月7日、中1週で迎えた11戦目は、夏月特別（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は野崎武司騎手（6戦2勝）。12頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。最後は、2着のサイレントヒーローに2馬身半の差をつけて5勝目をつかんだ。

7月21日、中1週で迎えた12戦目は、一般C1六七（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で野崎武司騎手（7戦3勝）。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり8着に敗れた。

8月14日、中2週で迎えた13戦目は、アクアライン特別（川崎ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で野崎武司騎手（8戦3勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。12着に敗れた。

8月31日、中1週で迎えた14戦目は、一般C1三（川崎ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で野崎武司騎手（9戦3勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月15日、中1週で迎えた15戦目は、的場文男騎手を鞍上に迎えて、一般C1四（川崎ダート1500m 曇/良）に出走。12頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。12着に終わった。

10月21日、中4週で迎えた16戦目は、桑野等騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず8着に終わった。

11月5日、中1週で迎えた17戦目は、高田知和騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/重）に出走。10頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには加われず10着に終わった。

11月18日、中1週で迎えた18戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で高田知和騎手（1戦0勝）。9頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず7着に終わった。

12月1日、中1週で迎えた19戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で高田知和騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

12月17日、中1週で迎えた20戦目は、赤司安史騎手を鞍上に迎えて、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。9頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた21戦目は、一般B2（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で赤司安史騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には食い込めず5着に終わった。

5歳（2002年）

1月9日、中1週で迎えた22戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は高田知和騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず10着に終わった。

4月14日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から20kg増やして迎えた23戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で高田知和騎手（4戦0勝）。10頭立ての8番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず10着に終わった。

4月27日、中1週で迎えた24戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で高田知和騎手（5戦0勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位には届かず9着に終わった。

5月11日、中1週で迎えた25戦目は、アルタイル特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で高田知和騎手（6戦0勝）。9頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり0位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

10月16日、約5か月半の休養明けで迎えた26戦目は、堺克敏騎手を鞍上に迎えて、一般B4-7（笠松ダート1400m 晴/重）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではジリジリとしか伸びず10着に終わった。

11月6日、中2週で迎えた27戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、一般B6-9（笠松ダート1400m 晴/不良）に出走。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず10着に終わった。