ドリームブランチ（2006年生、母カジノエース）

ドリームブランチ（2006年2月24日）は、日本の競走馬。牡馬。馬名の意味は「冠名＋枝」。毛色は鹿毛。種牡馬のサクラバクシンオー（当時17歳）と交配したカジノエースが12歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はサンバマウンテンファーム。戦績は、中央平地17戦1勝、地方28戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は2008年の2歳未勝利。

経歴

デビュー前

当歳のとき、サンバマウンテンファームから「セレクトセールサラブレッド当歳」に上場されたが主取りとなった。1歳のとき、サンバマウンテンファームから「北海道セレクションセールサラブレッド1歳」に上場され、コスモヴューファームによって850.5万円で落札された。

サラブレッドクラブライオンにて総額1,700万円（8.5万×200口）で一口馬主が募集された。

斎藤誠厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2008年）

6月21日、デビュー戦は津村明秀騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（函館芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は446kg。10頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では決め手が足りず4着に終わった。

7月5日、中1週で迎えた2戦目は、松岡正海騎手を鞍上に迎えて、2歳未勝利（函館芝1200m 曇/良）に出走。8頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが続かず、3着に終わった。

10月25日、約3か月半の休養明けで迎えた3戦目は、2歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。ダート戦への出走は初となった。鞍上は2戦連続で松岡正海騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後はバテてしまい14着に敗れた。

11月9日、中1週で迎えた4戦目は、2歳戦の南アフリカ賞（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で松岡正海騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

12月20日、中5週で迎えた5戦目は、2歳未勝利（中京芝1200m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は津村明秀騎手（1戦0勝）。18頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線に入ると、前で粘るカネコメリッチをクビ差だけ差し切って未勝利勝ちを決めた。

3歳（2009年）

1月11日、中2週で迎えた6戦目は、内田博幸騎手を鞍上に迎えて、3歳500万下（中山芝1200m 外回り晴/良）に出走。16頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず12着に敗れた。

1月24日、中1週で迎えた7戦目は、3歳500万下のなずな賞（中京芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は津村明秀騎手（2戦1勝）。16頭立ての7番人気で12番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚を伸ばせず9着に敗れた。

4月12日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から10kg減らして迎えた8戦目は、3歳500万下（阪神芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は松岡正海騎手（3戦0勝）。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい15着に終わった。

6月20日、中9週で馬体重を前走から6kg戻して迎えた9戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 曇/良）に出走。鞍上は内田博幸騎手（1戦0勝）。16頭立ての4番人気に推されて1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では天稟のガッツでゴールまで力走したが、5着に終わった。

7月18日、中3週で迎えた10戦目は、伊藤直人騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の閃光特別（新潟芝1000m 曇/稍重）に出走。18頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。13着に敗れた。

11月1日、約3か月半の休養明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた11戦目は、3歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で伊藤直人騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。最後は脚色が悪くなり14着に終わった。

4歳（2010年）

4月25日、約6か月の休養明けで迎えた12戦目は、川島信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（福島芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは15番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには絡めず7着に終わった。

6月19日、中7週で迎えた13戦目は、長谷川浩大騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（函館芝1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、終始11番手を追走。直線では見せ場を作れず13着に終わった。

7月11日、中2週で迎えた14戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で長谷川浩大騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で大外12番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では伸びが鈍く10着に終わった。

9月25日、約2か月半の間隔を開けて迎えた15戦目は、3歳以上500万下（札幌ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で長谷川浩大騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

12月4日、中9週で迎えた16戦目は、田中博康騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下の小月特別（小倉芝1200m 晴/良）に出走。18頭立ての17番人気で10番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、16番手を追走し、4コーナーは17番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず14着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた17戦目は、北村浩平騎手を鞍上に迎えて、3歳以上500万下（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての13番人気で12番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず14着に終わった。

5歳（2011年）

1月31日、中5週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた18戦目は、東川公則騎手を鞍上に迎えて、雪割草特別（笠松ダート1600m 曇/稍重）に出走。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では逸出した伸び脚で猛追したが、勝ったナムラマーキュリーに詰め切れず、2馬身半差の2着となった。

2月14日、中1週で迎えた19戦目は、B級チャンピオン（笠松ダート1800m 雨/良）に出走。鞍上は2戦連続で東川公則騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では末脚に勢いがなく10着に敗れた。

3月15日、中3週で迎えた20戦目は、早春特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で東川公則騎手（2戦0勝）。10頭立ての3番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く9着に敗れた。

3月21日、連闘で迎えた21戦目は、尾島徹騎手を鞍上に迎えて、牡羊座特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。11頭立ての11番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

4月6日、中1週で迎えた22戦目は、春風特別（笠松ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で尾島徹騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり4着に終わった。

4月28日、中2週で迎えた23戦目は、青葉特別（笠松ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で尾島徹騎手（2戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では速い脚を使えず10着に終わった。

5月12日、中1週で迎えた24戦目は、大原浩司騎手を鞍上に迎えて、小瀬特別（笠松ダート1600m 雨/不良）に出走。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり8着に終わった。

5月18日、連闘で迎えた25戦目は、吉井友彦騎手を鞍上に迎えて、一般B3（名古屋ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

5月26日、連闘で迎えた26戦目は、日本ライン特別（笠松ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉井友彦騎手（1戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では上がり1位の末脚を見せたが上位争いには加われず4着に終わった。

5月31日、連闘で迎えた27戦目は、北陸岩手東海交流金沢カップ（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で吉井友彦騎手（2戦0勝）。12頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを6番手で通過。直線では脚が残っておらず7着に終わった。

6月14日、中1週で迎えた28戦目は、中川雅之騎手を鞍上に迎えて、名物食べて復興支援ずんだ餅（金沢ダート1300m 晴/良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のメイスンアイドルに5馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

6月28日、中1週で迎えた29戦目は、増穂浦特別（金沢ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（1戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では迫力満点の伸びを見せたが、テンエイレジェンドに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

7月5日、連闘で迎えた30戦目は、一般C4七（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で中川雅之騎手（2戦1勝）。11頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚に勢いがなく6着に敗れた。

7月10日、連闘で迎えた31戦目は、神子の里特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で中川雅之騎手（3戦1勝）。10頭立ての7番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線では伸びを欠き9着に終わった。

7月17日、連闘で迎えた32戦目は、一般C3六（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で中川雅之騎手（4戦1勝）。9頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では全く伸びず5着に敗れた。

7月26日、連闘で迎えた33戦目は、手取峡谷特別（金沢ダート1500m 晴/不良）に出走。鞍上は6戦連続で中川雅之騎手（5戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

8月9日、中1週で迎えた34戦目は、一般C4二（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で中川雅之騎手（6戦1勝）。10頭立ての6番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚が残っておらず6着に終わった。

8月23日、中1週で迎えた35戦目は、ぐず焼き祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は8戦連続で中川雅之騎手（7戦1勝）。10頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。端をきり、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後はガス欠状態になり6着に敗れた。

9月11日、中2週で迎えた36戦目は、小木袖ギリコ祭り特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で中川雅之騎手（8戦1勝）。10頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。主導権を握る形となり、で馬群を牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のセルジュークに8馬身の差をつけて3勝目をつかんだ。

9月18日、連闘で迎えた37戦目は、一般C4五（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は10戦連続で中川雅之騎手（9戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では堅調な伸びを見せたが、ラブニューインにハナ差交わされて2着に甘んじた。

9月27日、連闘で迎えた38戦目は、沖静男騎手を鞍上に迎えて、一般C3二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではゴールまでじわりじわりと伸びたが、3着に終わった。

10月18日、中2週で迎えた39戦目は、一般C2三（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は中川雅之騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では見せ場を作れず4着に敗れた。

10月25日、連闘で迎えた40戦目は、美川の朝市特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で中川雅之騎手（11戦2勝）。11頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。直線では末脚に勢いがなく5着に敗れた。

11月8日、中1週で迎えた41戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、金沢市民マラソン特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に敗れた。

11月22日、中1週で迎えた42戦目は、三厩の川村忠志引退記念（金沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は中川雅之騎手（12戦2勝）。11頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず7着に敗れた。

12月6日、中1週で迎えた43戦目は、一般C3二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は沖静男騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

12月13日、連闘で迎えた44戦目は、一般C3八（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で沖静男騎手（2戦0勝）。11頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では見せ場なく10着に敗れた。

12月20日、連闘で迎えた45戦目は、一般C3三（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で沖静男騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では速い脚を使えず9着に終わった。