カイジンワンダー（2016年生、母カネショウバナナ）

経歴

デビュー前

1歳のとき、長浜忠から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場され、石川県馬主協会によって216万円で落札された。

2歳（2018年）

9月9日、デビュー戦は米倉知騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は467kg。6頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のチジョウノホシに4馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月23日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦のアイオライト賞（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で米倉知騎手（1戦1勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のロンギングルックに5馬身の差をつけて2勝目を手にした。

10月23日、中3週で迎えた3戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の雑穀の穂がち特別（金沢ダート1500m 曇/稍重）に出走。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく4着に敗れた。

11月6日、中1週で迎えた4戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい8着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は藤田弘治騎手（1戦0勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びを欠き7着に敗れた。

12月2日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で藤田弘治騎手（2戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

12月18日、中1週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた7戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、2歳戦の金沢芸妓の舞特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。10頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながら逃げる恰好となり、後続を2馬身以上離して、でレースを引っ張る。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

12月27日、連闘で迎えた8戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は米倉知騎手（2戦2勝）。12頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線ではものすごい伸び脚で猛進したが、ミリオンピエールに交わされて1馬身差の2着に敗北した。

3歳（2019年）

2月6日、中5週で迎えた9戦目は、本田正重騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のクロッカス特別（大井ダート1200m 曇/重）に出走。15頭立ての14番人気で大外15番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、14番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線では切れる脚を使えず14着に終わった。

3月6日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の君子蘭特別（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で本田正重騎手（1戦0勝）。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い脚を使えず11着に終わった。

3月22日、中1週で迎えた11戦目は、本橋孝太騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のつくし特別（大井ダート1400m 曇/良）に出走。12頭立ての11番人気で11番ゲートからスタート。些か速いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず7着に終わった。

4月12日、中2週で迎えた12戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で大外10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では脚が上がってしまい10着に終わった。

4月26日、中1週で迎えた13戦目は、町田直希騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 曇/稍重）に出走。16頭立ての16番人気で14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では余力が残っておらず15着に終わった。

5月24日、中3週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた14戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚を伸ばせず13着に終わった。

6月7日、中1週で迎えた15戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳（大井ダート1200m 雨/良）に出走。14頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず11着に終わった。

6月28日、中2週で迎えた16戦目は、3歳戦のエキサイティングリレーラスト賞（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は本橋孝太騎手（3戦0勝）。9頭立ての8番人気で1番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた17戦目は、3歳（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で本橋孝太騎手（4戦0勝）。14頭立ての14番人気で大外14番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを12番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位争いには参加できず9着に終わった。

8月1日、中2週で迎えた18戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で本橋孝太騎手（5戦0勝）。13頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり3位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず6着に終わった。

8月16日、中1週で迎えた19戦目は、3歳戦のファンタスティックリレーin大井賞（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で本橋孝太騎手（6戦0勝）。11頭立ての6番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では上がり1位の末脚を繰り出したが上位には割り込めず5着に敗れた。

8月26日、中0週で迎えた20戦目は、一般C1九十（大井ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で本橋孝太騎手（7戦0勝）。16頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず11着に終わった。

9月16日、中2週で迎えた21戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1200m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で本橋孝太騎手（8戦0勝）。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

9月30日、中1週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた22戦目は、一般C1九十十一（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で本橋孝太騎手（9戦0勝）。14頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では脚が残っておらず14着に終わった。

4歳（2020年）

5月19日、約7か月半の休み明けで馬体重を前走からさらに28kg増やして迎えた23戦目は、一般C1十十一（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で本橋孝太騎手（10戦0勝）。16頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が振るわず15着に終わった。

6月2日、中1週で迎えた24戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では余力が残っておらず12着に終わった。

6月22日、中2週で迎えた25戦目は、安藤洋一騎手を鞍上に迎えて、一般C1九十十一（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。14頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始14番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず13着に終わった。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた26戦目は、一般C2三四（大井ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で安藤洋一騎手（1戦0勝）。14頭立ての12番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。最後は脚色が衰えて13着に終わった。