チジョウノホシ（2016年生、母フィールドスピカ）

チジョウノホシ（2016年3月26日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は黒鹿毛。種牡馬のストーミングホーム（当時18歳）と交配したフィールドスピカが10歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者はダイヤモンドファーム。2018年の兼六園ジュニアカップ(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

1歳のとき、ダイヤモンドファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

高橋俊之厩舎（金沢）へ入厩。

2歳（2018年）

9月9日、デビュー戦は柴田勇真騎手を鞍上に据えて、2歳（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。馬体重は448kg。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではシャープな伸び脚で追い上げたが、勝ったカイジンワンダーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗れた。

9月25日、中1週で迎えた2戦目は、2歳戦の大倉岳高原まつり特別（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に終わった。

10月7日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（2戦0勝）。6頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線ではビュッと切れる脚で猛追したが、抜け出したハッピーフライトを差し切れず、2馬身半差の2着となった。

10月21日、中1週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳戦の藤袴賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（3戦0勝）。11頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のカトリーヌレーヴに約15馬身の大差をつけて初勝利を挙げた。

11月6日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田勇真騎手（4戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では切れ味のいい末脚を発揮したが、3着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の兼六園ジュニアカップ（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田勇真騎手（5戦1勝）。11頭立ての5番人気で大外11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

12月2日、中1週で迎えた7戦目は、2歳地方重賞の金沢ヤングチャンピオン（金沢ダート1700m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で柴田勇真騎手（6戦1勝）。10頭立ての4番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚がパッとせず6着に敗れた。

12月18日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦の金沢芸妓の舞特別（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は8戦連続で柴田勇真騎手（7戦1勝）。10頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではグイグイと末脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のサノオーソに1馬身半の差をつけて制した。

12月27日、連闘で迎えた9戦目は、2歳戦のあての木賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は9戦連続で柴田勇真騎手（8戦2勝）。12頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に敗れた。

3歳（2019年）

3月17日、約2か月半の間隔を開けて迎えた10戦目は、吉原寛人騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の若駒賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。11頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではものすごい伸び脚で追い上げたが、抜け出したロンギングルックに半馬身届かず2着となった。

4月9日、中2週で迎えた11戦目は、3歳戦の宝達山開山祭特別（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（9戦2勝）。7頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では迫力満点の伸び脚で猛追したが、勝ったロンギングルックに詰め切れず、1馬身差の2着に敗北した。

4月21日、中1週で迎えた12戦目は、牝馬限定3歳戦のノトキリシマ賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（10戦2勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では息の長い末脚を披露したが、3着に終わった。

5月5日、中1週で迎えた13戦目は、3歳地方重賞の北日本新聞杯（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（11戦2勝）。11頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。逃げを打つ形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。最後は垂れてしまい9着に終わった。

8月25日、約3か月半の休養明けで迎えた14戦目は、3歳A2（金沢ダート1500m 晴/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で柴田勇真騎手（12戦2勝）。9頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に敗れた。

9月16日、中2週で迎えた15戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、3歳地方重賞の西日本ダービー（西（高知ダート1900m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず12着に終わった。

9月29日、中1週で迎えた16戦目は、牝馬限定戦の桔梗賞（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（13戦2勝）。7頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では今一つ伸び切れず4着に敗れた。

10月14日、中1週で迎えた17戦目は、池田敦騎手を鞍上に迎えて、大、育の日加藤育実誕生日記念（金沢ダート1400m 雨/不良）に出走。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず6着に敗れた。

10月27日、中1週で迎えた18戦目は、牝馬限定戦のダイヤモンドリリー賞（金沢ダート1500m 雨/不良）に出走。鞍上は柴田勇真騎手（14戦2勝）。9頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。他馬と併走しながら端に立ち、で一団を先導。道中で単騎先頭に変わり、1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきちんと末脚を伸ばして、最後は2着のミスプロトを半馬身振り切って勝利を手に入れた。

11月26日、中3週で迎えた19戦目は、スマホでも楽天競馬は便利でおトクです賞（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田勇真騎手（15戦3勝）。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に敗れた。

12月10日、中1週で迎えた20戦目は、牝馬限定戦のパンジー賞（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で柴田勇真騎手（16戦3勝）。8頭立ての2番人気に推されて3番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、で集団を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。最後は脚色が鈍り7着に敗れた。

4歳（2020年）

1月15日、中4週で迎えた21戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（浦和ダート1500m 雨/重）に出走。12頭立ての10番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見所を作れず7着に終わった。

6月11日、約5か月の休養明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた22戦目は、一般C2四五六（川崎ダート1500m 雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で見越彬央騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは14番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい14着に終わった。

7月1日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2八九（浦和ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で見越彬央騎手（2戦0勝）。12頭立ての8番人気で大外12番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず12着に終わった。

8月14日、中5週で迎えた24戦目は、藤江渉騎手を鞍上に迎えて、浦和800ラウンド（浦和ダート800m 晴/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

9月24日、中5週で迎えた25戦目は、高橋哲也騎手を鞍上に迎えて、一般C3二三（浦和ダート1400m 曇/稍重）に出走。11頭立ての8番人気で大外11番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

10月23日、中3週で迎えた26戦目は、寺島憂人騎手を鞍上に迎えて、一般C3一二（浦和ダート1400m 雨/重）に出走。12頭立ての12番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい10着に終わった。

11月13日、中2週で迎えた27戦目は、ニユーエビス賞（川崎ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は藤江渉騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。