リワードタイフォン（2019年生、母ケンブリッジスワン）

経歴

デビュー前

1歳のとき、フクオカファームから「北海道セプテンバーセールサラブレッド1歳」に上場され、富樫賢二によって594万円で落札された。

2歳（2021年）

7月4日、デビュー戦は岡村卓弥騎手を鞍上に据えて、2歳戦の弐（高知ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は449kg。8頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリュウノアンジェラにアタマ差届かず2着に惜敗した。

8月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のライラ特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。6頭立ての2番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい3着に敗れた。

8月21日、中2週で迎えた3戦目は、永森大智騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のヘルクレス特別（高知ダート1300m 雨/不良）に出走。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るラムボールを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月19日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のアンドロメダ特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（1戦1勝）。9頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では強烈な末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のフィールマイラヴに1馬身半の差をつけて2勝目を掴み取った。

10月2日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（2戦2勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では目の覚めるような末脚を弾けさせて先頭を奪い、最後は2着のアムールジョイに1馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月31日、中3週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞の黒潮ジュニアチャンピオンシップ（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（3戦3勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

3歳（2022年）

2月6日、約3か月半の休養明けで迎えた7戦目は、3歳戦の土佐水木特別（高知ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。ハナを切る恰好となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場なく10着に敗れた。

2月20日、中1週で迎えた8戦目は、3歳戦の土佐有楽特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（3戦0勝）。12頭立ての3番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず8着に敗れた。

3月20日、中3週で迎えた9戦目は、3歳（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（4戦3勝）。9頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず5着に敗れた。

4月9日、中2週で迎えた10戦目は、3歳戦の仙台屋桜特別（高知ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（5戦3勝）。10頭立ての9番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では目立つような脚を使えず9着に終わった。

5月1日、中2週で迎えた11戦目は、佐原秀泰騎手を鞍上に迎えて、3歳（高知ダート1400m 晴/重）に出走。11頭立ての10番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず10着に終わった。

5月14日、中1週で迎えた12戦目は、3歳（高知ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

5月29日、中1週で迎えた13戦目は、3歳（高知ダート1300m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（6戦3勝）。11頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

8月9日、中9週で馬体重を前走から32kg増やして迎えた14戦目は、五十嵐冬樹騎手を鞍上に迎えて、優駿の里安平町畑の恵み特別（門別ダート1200m 雨/不良）に出走。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線では見せ場なく10着に終わった。

9月7日、中3週で迎えた15戦目は、プルメリア特別（門別ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で五十嵐冬樹騎手（1戦0勝）。6頭立ての6番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚を伸ばせず5着に終わった。

9月21日、中1週で迎えた16戦目は、小野楓馬騎手を鞍上に迎えて、日高町産業学習特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

10月5日、中1週で迎えた17戦目は、イヌサフラン特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で小野楓馬騎手（1戦0勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に敗れた。

11月22日、中6週で馬体重を前走から24kg増やして迎えた18戦目は、和田譲治騎手を鞍上に迎えて、上州和牛賞（浦和ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。競走中止となった。

12月27日、中4週で迎えた19戦目は、半澤慶実騎手を鞍上に迎えて、ノースポール特別（浦和ダート1500m 晴/稍重）に出走。12頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。少し遅いペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では決め手が足りず11着に終わった。

4歳（2023年）

5月12日、約4か月半の休み明けで迎えた20戦目は、谷内貫太騎手を鞍上に迎えて、ネバダ賞（大井ダート1400m 晴/良）に出走。14頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

5月26日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二三四（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で谷内貫太騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい10着に終わった。

7月26日、中8週で迎えた22戦目は、多田羅誠也騎手を鞍上に迎えて、カスミソウ賞（門別ダート1200m 晴/良）に出走。8頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く8着に終わった。

8月23日、中3週で迎えた23戦目は、アルーダ日高西部賞（門別ダート1200m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で多田羅誠也騎手（1戦0勝）。10頭立ての7番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に終わった。

9月5日、中1週で迎えた24戦目は、宮崎光行騎手を鞍上に迎えて、3歳以上C22 C31（門別ダート1200m 晴/不良）に出走。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた25戦目は、ケイトウ特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で宮崎光行騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず6着に終わった。

10月18日、中3週で迎えた26戦目は、阿岸潤一朗騎手を鞍上に迎えて、ハマギク特別（門別ダート1200m 晴/良）に出走。12頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず5着に終わった。

11月2日、中1週で迎えた27戦目は、サザンカ特別（門別ダート1000m 晴/重）に出走。鞍上は宮崎光行騎手（2戦0勝）。12頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた28戦目は、C3-18（高知ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は永森大智騎手（7戦3勝）。10頭立ての1番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち味のファイティングスピリットで最後まで奮闘したが、勝ったレブロンに詰め切れず、6馬身差の2着に敗北した。

12月17日、中1週で迎えた29戦目は、競走馬達への感謝特別（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で永森大智騎手（8戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしぶとく伸び続けたが、勝ったチキチキチータに詰め切れず、1馬身半差の2着に敗北した。

5歳（2024年）

1月1日、中1週で迎えた30戦目は、七福神特別（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は3戦連続で永森大智騎手（9戦3勝）。9頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では鮮やかな末脚を爆発させて先頭を奪い、最後は2着のモズジャックポットに1馬身の差をつけて久方ぶりに美酒を浴びた。

1月9日、連闘で迎えた31戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で永森大智騎手（10戦4勝）。12頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚にキレが無く9着に敗れた。

1月23日、中1週で迎えた32戦目は、佐々木世麗騎手を鞍上に迎えて、全日本新人王争覇戦第2戦（高知ダート1400m 晴/重）に出走。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線ではじりじりとしか伸びず12着に終わった。

3月12日、中6週で迎えた33戦目は、一般C3-8（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は岡村卓弥騎手（5戦0勝）。8頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず7着に終わった。

3月20日、連闘で迎えた34戦目は、一般C3-6（高知ダート1300m 小雨/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（6戦0勝）。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい7着に終わった。

3月27日、連闘で迎えた35戦目は、ファイナルレース（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永森大智騎手（11戦4勝）。11頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線では伸びが劣勢になり11着に敗れた。