リュウノアンジェラ（2019年生、母フィリグリー）
Ryuno Angela
2019.05.04
リュウノアンジェラ（2019年5月4日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は栗毛。種牡馬のヘニーハウンド（当時11歳）と交配したフィリグリーが10歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は三石ファーム。2021年の黒潮ジュニアチャンピオンシップ(地方重賞)で2着に入るなどの活躍をした。
経歴
デビュー前
1歳のとき、三石ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、蓑島竜一によって231万円で落札された。
國澤輝幸厩舎（高知）へ入厩。
2歳（2021年）
7月4日、デビュー戦は郷間勇太騎手を鞍上に据えて、2歳戦の弐（高知ダート800m 曇/重）に出走。馬体重は436kg。8頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。ハナに立つ恰好となり、で馬群を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて、最後は2着のリワードタイフォンをアタマ差振り切って初勝利を挙げた。
8月1日、中3週で迎えた2戦目は、2歳戦のライラ特別（高知ダート800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で郷間勇太騎手（1戦1勝）。6頭立ての1番人気に推されて1番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のフェルグランツに6馬身の差をつけてファンの期待に応えた。
9月4日、中4週で迎えた3戦目は、2歳戦のサギッタ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で郷間勇太騎手（2戦2勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアムールジョイに5馬身の差をつけて負け無しの3連勝を決めた。
9月23日、中2週で迎えた4戦目は、牝馬限定2歳地方重賞の園田プリンセスカップ（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で郷間勇太騎手（3戦3勝）。11頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線では見せ場を作れず10着に敗れた。
10月31日、中4週で迎えた5戦目は、2歳地方重賞の黒潮ジュニアチャンピオンシップ（高知ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は5戦連続で郷間勇太騎手（4戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で急追したが、勝ったマリンスカイに詰め切れず、8馬身差の2着に敗北した。
11月27日、中3週で迎えた6戦目は、2歳戦の土佐寒蘭特別（高知ダート1600m 晴/重）に出走。鞍上は6戦連続で郷間勇太騎手（5戦3勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚色が悪くなり10着に敗れた。
12月28日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた7戦目は、2歳地方重賞の金の鞍賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で郷間勇太騎手（6戦3勝）。12頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい12着に敗れた。
3歳（2022年）
1月26日、中3週で迎えた8戦目は、一般C3-10（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は8戦連続で郷間勇太騎手（7戦3勝）。10頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。端を奪う形となり、で馬群を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では全く伸びず10着に敗れた。
5月1日、約3か月の休み明けで馬体重を前走から15kg減らして迎えた9戦目は、3歳地方重賞の黒潮皐月賞（高知ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は9戦連続で郷間勇太騎手（8戦3勝）。12頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを12番手で通過。直線では速い脚を使えず12着に終わった。
5月31日、中3週で迎えた10戦目は、3歳戦の桂浜盃（高知ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で郷間勇太騎手（9戦3勝）。11頭立ての10番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では決め手が足りず10着に終わった。
6月18日、中2週で迎えた11戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 曇/不良）に出走。鞍上は11戦連続で郷間勇太騎手（10戦3勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではスパッと切れる脚を使えず11着に敗れた。
7月18日、中3週で迎えた12戦目は、岡村卓弥騎手を鞍上に迎えて、一般C3 12（高知ダート800m 曇/不良）に出走。10頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず6着に終わった。
7月31日、中1週で迎えた13戦目は、ファイナルレース（高知ダート1300m 晴/不良）に出走。鞍上は2戦連続で岡村卓弥騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて4番ゲートからスタート。ハナを奪う形となり、で馬群を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一完歩ずつ着実に末脚を伸ばして、最後は2着のキクノディーンに2馬身半の差をつけて4勝目を挙げた。
8月28日、中3週で迎えた14戦目は、オミナエシ特別（高知ダート1300m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡村卓弥騎手（2戦1勝）。8頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では今一つ末脚が弾けず8着に終わった。
4歳（2023年）
2月17日、約6か月の休み明けで馬体重を前走から13kg増やして迎えた15戦目は、見越彬央騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の木芽月特別（浦和ダート800m 晴/良）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始9番手を追走。直線ではピリッとした末脚を使えず9着に終わった。
3月21日、中4週で迎えた16戦目は、中島良美騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の春分の日特別（浦和ダート800m 曇/稍重）に出走。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり12着に終わった。
4月4日、中1週で迎えた17戦目は、神速賞（川崎ダート900m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で中島良美騎手（1戦0勝）。12頭立ての12番人気で1番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では今一つ末脚が弾けず12着に終わった。
4月25日、中2週で迎えた18戦目は、七夕裕次騎手を鞍上に迎えて、ハンデ戦の夏初月特別（浦和ダート800m 曇/良）に出走。12頭立ての12番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず12着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、三石ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、蓑島竜一によって231万円で落札された。
野口寛仁厩舎（浦和）へ入厩。
7月2日、中9週で迎えた19戦目は、塚本涼人騎手を鞍上に迎えて、M2の岩鷲賞（盛岡ダート1200m 曇/稍重）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始12番手を追走。直線ではジリ脚になってしまい12着に終わった。
11月13日、約4か月半の休養明けで迎えた20戦目は、ととちゃんごつ盛りピンク賞（盛岡ダート1000m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で塚本涼人騎手（1戦0勝）。7頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではじわじわとしか伸びず7着に終わった。
11月28日、中1週で迎えた21戦目は、一般C2二（水沢ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は3戦連続で塚本涼人騎手（2戦0勝）。10頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。
12月5日、連闘で迎えた22戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、C2二組（水沢ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて9着に終わった。
デビュー前
1歳のとき、三石ファームから「北海道オータムセールサラブレッド1歳」に上場され、蓑島竜一によって231万円で落札された。
酒井仁厩舎（岩手）へ入厩。
12月25日、中2週で迎えた23戦目は、一般C2（水沢ダート850m 曇/不良）に出走。鞍上は塚本涼人騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。