カイタノ（1994年生、母Eversince）
Caitano
1994.04.20
カイタノ（1994年4月20日）は、イギリスで生まれた競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のNiniski（当時18歳）と交配したEversinceが12歳のときに産んだ仔が本馬である。戦績は、中央平地2戦0勝、海外43戦9勝。1997年のジョッキークラブ大賞(伊・G1)に勝利した他、1997年のアラルポカル(独・G1)を制するなど、G1級競走2勝を含む重賞5勝を挙げた。
経歴
2歳（1996年）
1着となった。
3歳（1997年）
5月19日、3歳G2のミューラーブロート大賞（ドイツ・ミュンヘン芝2200m）に出走。重賞競走への出走は初となった。8頭立てのレースに臨んだ。2着となった。
6月15日、A.シュタルケ騎手を鞍上に迎えて、3歳G2のウニオンレネン（ドイツ・ケルン芝2200m）に出走。12頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のSan Suruに3馬身半の差をつけて初の重賞タイトルを奪取した。
7月6日、3歳G1のドイチェスダービー（ドイツ・ハンブルク芝2400m）に出走。G1級競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（1戦1勝）。20頭立ての1番人気に推されてレースに臨んだ。4着に終わった。
8月17日、G1のアラルポカル（ドイツ・ゲルゼンキルヒェン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でA.シュタルケ騎手（2戦1勝）。8頭立ての3番人気で5番ゲートからスタート。最後は、2着のルソーに1馬身3/4の差をつけてG1ホースの称号を掴み取った。
9月7日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でA.シュタルケ騎手（3戦2勝）。9頭立ての5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
10月19日、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は5戦連続でA.シュタルケ騎手（4戦2勝）。9頭立ての8番ゲートからスタート。最後は、2着のルソーに1馬身3/4の差をつけてG1・2勝目をマークした。
11月23日、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続でA.シュタルケ騎手（5戦3勝）。14頭立ての6番人気で12番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで走り切ったが、4着に終わった。
4歳（1998年）
6月21日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は7戦連続でA.シュタルケ騎手（6戦3勝）。10頭立ての大外10番ゲートからスタート。9着に敗れた。
7月26日、G1のドイツ賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。鞍上は8戦連続でA.シュタルケ騎手（7戦3勝）。7頭立ての4番ゲートからスタート。3着に敗れた。
9月6日、G1のバーデン大賞（ドイツ・バーデン＝バーデン芝2400m）に出走。鞍上は9戦連続でA.シュタルケ騎手（8戦3勝）。8頭立ての6番ゲートからスタート。最後は、勝ったタイガーヒルから4馬身差の2着に敗北した。
10月4日、G1の凱旋門賞（フランス・ロンシャン芝2400m）に出走。鞍上は10戦連続でA.シュタルケ騎手（9戦3勝）。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。5着を確保した。
11月7日、G1のブリーダーズカップ・ターフ（アメリカ合衆国・チャーチルダウンズ芝2414m）に出走。鞍上は11戦連続でA.シュタルケ騎手（10戦3勝）。13頭立ての10番人気で1番ゲートからスタート。8着に終わった。
11月29日、O.ペリエ騎手を鞍上に迎えて、G1のジャパンカップ（東京芝2400m 晴/良）に出走。15頭立ての7番人気で8番ゲートからスタート。超スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びあぐねて11着に敗れた。
12月13日、G2の香港国際ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は2戦連続でO.ペリエ騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。4着に終わった。
5歳（1999年）
3月28日、ドバイターフクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でO.ペリエ騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月6日、鞍上はA.シュタルケ騎手（11戦3勝）。5頭立ての6番ゲートからスタート。最後は、2着のタイガーヒルに半馬身の差をつけて同レース2勝目を挙げた。
6月27日、G2のハンザ賞（ドイツ・ハンブルク芝2200m）に出走。鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（12戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。最後は、2着のPrince of Denialに8馬身の差をつけて重賞5勝目をマークした。
6歳（2000年）
3月11日、G3のエクスベリー賞（フランス・サン＝クルー芝2000m）に出走。鞍上は3戦連続でA.シュタルケ騎手（13戦5勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。9着に敗れた。
3月25日、G3のドバイシーマクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。鞍上は4戦連続でA.シュタルケ騎手（14戦5勝）。16頭立ての8番ゲートからスタート。最後は、勝ったファンタスティックライトから3馬身差の2着に敗北した。
5月14日、G1のイタリア共和国大統領賞（イタリア・カパンネッレ芝2000m）に出走。鞍上は5戦連続でA.シュタルケ騎手（15戦5勝）。9頭立ての6番ゲートからスタート。3着に終わった。
6月18日、G1のミラノ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。鞍上は6戦連続でA.シュタルケ騎手（16戦5勝）。9頭立ての7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
7月23日、G1のドイツ賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。鞍上は7戦連続でA.シュタルケ騎手（17戦5勝）。8頭立ての2番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月13日、G1のエードガス大賞（ドイツ・ゲルゼンキルヒェン芝2400m）に出走。9頭立ての7番ゲートからスタート。4着に敗れた。
9月9日、G2のボスフォラスカップ（トルコ・ヴェリエフェンディ芝2400m）に出走。鞍上はA.シュタルケ騎手（18戦5勝）。8頭立ての1番人気に推されて7番ゲートからスタート。最後は、2着のQaayed Alkhailに4馬身の差をつけて6つ目の重賞タイトルをつかんだ。
10月15日、G1のカナディアンインターナショナルステークス（カナダ・ウッドバインオールウェザー2414m）に出走。鞍上は2戦連続でA.シュタルケ騎手（19戦6勝）。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。
12月17日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上は3戦連続でA.シュタルケ騎手（20戦6勝）。13頭立ての7番人気で大外13番ゲートからスタート。3着に入った。
7歳（2001年）
3月3日、鞍上は4戦連続でA.シュタルケ騎手（21戦6勝）。6頭立ての2番人気で4番ゲートからスタート。最後は、勝ったSilvanoから5馬身半差の2着に敗れた。
3月24日、G2のドバイシーマクラシック（アラブ首長国連邦・ナド・アル・シバ芝2400m）に出走。鞍上は5戦連続でA.シュタルケ騎手（22戦6勝）。16頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。6着に敗れた。
4月22日、G1のクイーンエリザベス2世カップ（香港・シャティン芝2000m）に出走。鞍上は6戦連続でA.シュタルケ騎手（23戦6勝）。13頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。
6月24日、G2のハンザ賞（ドイツ・ハンブルク芝2200m）に出走。鞍上は7戦連続でA.シュタルケ騎手（24戦6勝）。12頭立てのレースに臨んだ。7着に敗れた。
7月22日、G.モッセ騎手を鞍上に迎えて、G1のドイツ賞（ドイツ・デュッセルドルフ芝2400m）に出走。12頭立ての5番ゲートからスタート。5着に敗れた。
8月18日、K.デザーモ騎手を鞍上に迎えて、G1のアーリントンミリオン（アメリカ合衆国・アーリントン パークオールウェザー2012m）に出走。12頭立ての11番人気で大外12番ゲートからスタート。4着を確保した。
10月27日、G1のコックスプレート（オーストラリア・ムーニー バレー芝2040m）に出走。鞍上はA.シュタルケ騎手（25戦6勝）。8頭立ての5番ゲートからスタート。7着に敗れた。
11月6日、J.ムルタ騎手を鞍上に迎えて、ハンデG1のメルボルンカップ（オーストラリア・フレミントン芝3200m）に出走。22頭立ての17番人気で8番ゲートからスタート。13着に終わった。
12月16日、G1の香港ヴァーズ（香港・シャティン芝2400m）に出走。鞍上はO.ペリエ騎手（3戦0勝）。14頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。9着に終わった。
8歳（2002年）
4月7日、K.ファロン騎手を鞍上に迎えて、12頭立ての2番人気に推されて14番ゲートからスタート。3着に終わった。
5月5日、T.ヘリヤー騎手を鞍上に迎えて、G2のゲルリング賞（ドイツ・ケルン芝2400m）に出走。10頭立ての8番ゲートからスタート。5着に敗れた。
6月30日、G2のハンザ賞（ドイツ・ハンブルク芝2200m）に出走。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。3着に終わった。
7月14日、エッツェルレネン（ドイツ・ミュンヘン芝2200m）に出走。鞍上はT.ヘリヤー騎手（1戦0勝）。4頭立てのレースに臨んだ。最後は、2着のTarenoをハナ差制して久方ぶりに勝利を挙げた。
8月4日、G3のスカンジナビアン・オープンチャンピオンシップ（デンマーク・コペンハーゲン芝2400m）に出走。6頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。3着に敗れた。
9月29日、7頭立てのレースに臨んだ。1着となった。
10月20日、M.デムーロ騎手を鞍上に迎えて、G1のジョッキークラブ大賞（イタリア・サンシーロ芝2400m）に出走。8頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。4着に終わった。