タイガーフリーク（1995年生、母ミミートウショウ）

タイガーフリーク（1995年5月12日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のリンドシェーバー（当時7歳）と交配したミミートウショウが11歳のときに産んだ4番仔が本馬である。産地は北海道新冠郡新冠町、生産者は（有）川島牧場。戦績は、地方22戦5勝2着1回。主な勝ち鞍は1998年のシクラメン特別。

経歴

デビュー前

小野寺孝司厩舎（大井）へ入厩。

2歳（1997年）

12月9日、デビュー戦は山田勝騎手を鞍上に据えて、3歳（大井ダート1000m 曇/稍重）に出走。馬体重は456kg。9頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。5着に敗れた。

12月31日、中2週で迎えた2戦目は、3歳（大井ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で山田勝騎手（1戦0勝）。12頭立ての1番人気に推されて8番ゲートからスタート。最後は、2着のアラノダンサーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

3歳（1998年）

1月20日、中2週で迎えた3戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で山田勝騎手（2戦1勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位には届かず5着に敗れた。

4月26日、約3か月の休み明けで迎えた4戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で山田勝騎手（3戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。緩やかなペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では末脚がパッとせず10着に敗れた。

5月13日、中1週で迎えた5戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で山田勝騎手（4戦1勝）。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。非常に緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では伸びが鈍く8着に終わった。

6月1日、中2週で迎えた6戦目は、4歳（大井ダート1500m 内回り晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山田勝騎手（5戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

6月19日、中2週で迎えた7戦目は、4歳（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で山田勝騎手（6戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では目の覚めるような末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のレインボーオペラを3/4馬身振り切って先頭ゴールを果たした。

7月7日、中2週で迎えた8戦目は、3歳戦のインパチェンス特別（大井ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で山田勝騎手（7戦2勝）。14頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では他馬と同じような脚色になり7着に終わった。

8月10日、中4週で迎えた9戦目は、3歳戦のゆうがお特別（大井ダート1600m 内回り曇/良）に出走。鞍上は9戦連続で山田勝騎手（8戦2勝）。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では末脚にキレが無く10着に終わった。

8月24日、中1週で迎えた10戦目は、3歳戦の鳳仙花特別（大井ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で山田勝騎手（9戦2勝）。14頭立ての14番人気で7番ゲートからスタート。ややスローペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを14番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい14着に終わった。

10月30日、中9週で迎えた11戦目は、3歳戦のコルチカム特別（大井ダート1700m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は11戦連続で山田勝騎手（10戦2勝）。14頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。スローペースでレースが進む中、終始12番手を追走。直線では上がり3位タイの末脚を見せたが上位には食い込めず9着に終わった。

11月10日、中1週で迎えた12戦目は、3歳戦の野菊特別（大井ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は12戦連続で山田勝騎手（11戦2勝）。13頭立ての8番人気で大外13番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線ではジワジワとしか伸びず9着に終わった。

12月2日、中2週で迎えた13戦目は、鎌田滋騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のひいらぎ特別（大井ダート1700m 曇/重）に54kgの軽斤量で出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では今一つ伸び切れず8着に終わった。

12月25日、中2週で迎えた14戦目は、鷹見浩騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のシクラメン特別（大井ダート1700m 晴/良）に54kgの軽斤量で出走。13頭立ての9番人気で10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを先頭で通過。直線ではきちんと終いの脚を伸ばして先頭を奪い、最後は2着のパンサークローに1馬身の差をつけて3勝目を奪取した。

4歳（1999年）

1月19日、中3週で迎えた15戦目は、一般C1三四（大井ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（1戦1勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では途轍もない末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のヘヴンリーゴールドをハナ差振り切って4勝目を手中に収めた。

4月17日、約3か月の間隔を開けて迎えた16戦目は、かんむり座特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は鎌田滋騎手（1戦0勝）。14頭立ての11番人気で大外14番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを14番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい14着に終わった。

5月10日、中2週で迎えた17戦目は、こじし座特別（大井ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で鎌田滋騎手（2戦0勝）。14頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。かなり遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚にキレが無く12着に終わった。

5月31日、中2週で迎えた18戦目は、りょうけん座特別（大井ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で鎌田滋騎手（3戦0勝）。13頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく13着に終わった。

6月27日、中3週で迎えた19戦目は、いるか座特別（大井ダート1600m 内回り雨/重）に出走。鞍上は鷹見浩騎手（2戦2勝）。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では上がり3位の伸び脚を披露したが上位には食い込めず5着に敗れた。

7月8日、中1週で迎えた20戦目は、彦星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鷹見浩騎手（3戦2勝）。14頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。端をきる恰好となり、ユッタリとしたペースで集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を弾けさせて突き抜け、最後は2着のフリートスペシャルに3馬身の差をつけて5勝目を奪取した。

7月22日、中1週で迎えた21戦目は、ペッパーツリー賞（大井ダート1800m 雨/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で鷹見浩騎手（4戦3勝）。14頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

8月12日、中2週で迎えた22戦目は、冥王星特別（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で鷹見浩騎手（5戦3勝）。12頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを2番手で通過。直線では弾けるように急駛したが、伸びてきたラッキーエンド決め手に屈してハナ差の2着となった。