エイシンダイチ（2011年生、母エイシンシンシン）

エイシンダイチ（2011年2月19日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のゴールドアリュール（当時12歳）と交配したエイシンシンシンが13歳のときに産んだ7番仔が本馬である。産地は北海道三石郡三石町、生産者は（有）木田牧場。戦績は、地方39戦3勝2着4回。主な勝ち鞍は2014年の吉川温泉よかたん特別(B1)。

経歴

デビュー前

松本隆宏厩舎（北海道）へ入厩。

2歳（2013年）

7月23日、デビュー戦は桑村真明騎手を鞍上に据えて、2歳戦のフレッシュチャレンジ（門別ダート1200m 曇/良）に出走。馬体重は466kg。7頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。他馬と併走しながらハナに立つ恰好となり、で集団を先導。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後はタレてしまい4着に終わった。

8月7日、中1週で迎えた2戦目は、中野省吾騎手を鞍上に迎えて、2歳（門別ダート1000m 曇/良）に出走。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では伸びが鈍く6着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた3戦目は、2歳（門別ダート1000m 晴/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で中野省吾騎手（1戦0勝）。12頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始10番手を追走。直線では今ひとつ伸びが無く9着に終わった。

9月3日、中1週で迎えた4戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で中野省吾騎手（2戦0勝）。8頭立ての1番人気に推されて大外8番ゲートからスタート。端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では豪脚を爆発させて悠々と抜け出し、最後は2着のヨシノタカオーに3馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

9月19日、中1週で迎えた5戦目は、2歳（門別ダート1700m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で中野省吾騎手（3戦1勝）。10頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚が冴えず4着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた6戦目は、2歳（門別ダート1700m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で中野省吾騎手（4戦1勝）。9頭立ての7番人気で1番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではきっちりと末脚を伸ばして、最後は2着のカミカザリをクビ差振り切って制した。

10月24日、中2週で迎えた7戦目は、2歳戦のトーセンホマレボシ賞（門別ダート1700m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で中野省吾騎手（5戦2勝）。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい6着に敗れた。

11月13日、中2週で迎えた8戦目は、松井伸也騎手を鞍上に迎えて、2歳オープンのウィナーズチャレンジ12（門別ダート2000m 曇/稍重）に出走。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず6着に終わった。

12月12日、中3週で迎えた9戦目は、坂本和也騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のアッパートライ一組（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

12月30日、中2週で迎えた10戦目は、川原正一騎手を鞍上に迎えて、2歳戦のキャリーアップ（園田ダート1700m 晴/稍重）に出走。12頭立ての3番人気に推されて1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、4着に終わった。

3歳（2014年）

1月9日、中0週で迎えた11戦目は、3歳（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（1戦0勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着に入った。

1月24日、中1週で迎えた12戦目は、永島太郎騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では末脚が振るわず5着に敗れた。

2月6日、中1週で迎えた13戦目は、吉村智洋騎手を鞍上に迎えて、3歳A（園田ダート1400m 曇/稍重）に出走。8頭立ての3番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

2月21日、中1週で迎えた14戦目は、3歳A（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（1戦0勝）。8頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前のタフネスでしぶとく走り抜いたが、勝ったエイシンシャリオに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

3月5日、中1週で迎えた15戦目は、田中学騎手を鞍上に迎えて、3歳戦の広峰山特別（園田ダート1400m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張ったが、4着に終わった。

3月27日、中2週で迎えた16戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は永島太郎騎手（1戦0勝）。10頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では印象的な伸び脚で猛追したが、抜け出したエイシンシャリオを捕まえ切れず、1馬身半差の2着となった。

4月11日、中1週で迎えた17戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は川原正一騎手（2戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強い脚運びでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

4月24日、中1週で迎えた18戦目は、大柿一真騎手を鞍上に迎えて、3歳A B（園田ダート1700m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジワジワと長く脚を使ってゴールまで力走し、3着に入った。

5月6日、中1週で迎えた19戦目は、3歳Jpn2の兵庫チャンピオンシップ（園田ダート1870m 晴/稍重）に出走。重賞競走への出走は初となった。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（1戦0勝）。12頭立ての10番人気で大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始11番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月23日、中1週で迎えた20戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（2戦0勝）。12頭立ての4番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線ではパワフルな末脚を披露し、3着に入った。

6月6日、中1週で迎えた21戦目は、3歳A B（園田ダート1230m 雨/稍重）に出走。鞍上は4戦連続で大柿一真騎手（3戦0勝）。12頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。逃げを打つ恰好となり、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では根気強くタフに走り抜いたが、ジンライムデザイアに交わされて1馬身半差の2着となった。

6月18日、中1週で迎えた22戦目は、3歳戦の三熊山特別（園田ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で大柿一真騎手（4戦0勝）。10頭立ての5番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では末脚が振るわず6着に敗れた。

7月4日、中1週で迎えた23戦目は、3歳A B（園田ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は坂本和也騎手（2戦0勝）。12頭立ての5番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを5番手で通過。直線では今一つ末脚が切れず5着に敗れた。

7月18日、中1週で迎えた24戦目は、吉川温泉よかたん特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（5戦0勝）。9頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線に入ると、前で粘るイブニングラッシュを上がり2位の末脚でクビ差だけ差し切って先頭ゴールを果たした。

8月5日、中2週で迎えた25戦目は、3歳地方重賞のMRO金賞（金沢ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（6戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では他馬と同じような脚色になり4着に終わった。

8月21日、中1週で迎えた26戦目は、丹但酪農ひかみ牛乳特別（園田ダート1700m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（7戦1勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

9月11日、中2週で迎えた27戦目は、下原理騎手を鞍上に迎えて、福崎サルビア特別（園田ダート1400m 晴/不良）に出走。12頭立ての7番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性のガッツでゴールまで力闘し、4着を確保した。

9月25日、中1週で迎えた28戦目は、なら産はちみつ特別（園田ダート1230m 晴/不良）に出走。鞍上は大柿一真騎手（8戦1勝）。12頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。ハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではもうひとつ伸びを欠き、3着に終わった。

10月9日、中1週で迎えた29戦目は、姫路カシの木特別（園田ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大柿一真騎手（9戦1勝）。12頭立ての6番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

10月23日、中1週で迎えた30戦目は、川西きんたくん特別（園田ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で大柿一真騎手（10戦1勝）。12頭立ての6番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に敗れた。

11月26日、中4週で迎えた31戦目は、柏木健宏騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九十（大井ダート1400m 雨/不良）に出走。16頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったサウスキングに詰め切れず、1馬身3/4差の2着に敗北した。

12月25日、中3週で迎えた32戦目は、張田京騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七八（大井ダート1400m 曇/稍重）に出走。13頭立ての1番人気に推されて12番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に敗れた。

4歳（2015年）

1月21日、中3週で迎えた33戦目は、一般C2九十十一（大井ダート1600m 内回り曇/稍重）に出走。鞍上は柏木健宏騎手（1戦0勝）。16頭立ての5番人気で13番ゲートからスタート。若干遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

2月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般C2十十一（大井ダート1600m 内回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で柏木健宏騎手（2戦0勝）。15頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを4番手で通過。最後は勢いを失って11着に敗れた。

3月11日、中4週で迎えた35戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、一般C2八九（船橋ダート1500m 晴/不良）に出走。11頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは7番手で通過。直線ではパワフルな末脚を発揮したが、4着に終わった。

3月31日、中2週で迎えた36戦目は、沢田龍哉騎手を鞍上に迎えて、一般C2六七（川崎ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい4着に終わった。

4月14日、中1週で迎えた37戦目は、一般C2七八（船橋ダート1500m 小雨/不良）に出走。鞍上は2戦連続で沢田龍哉騎手（1戦0勝）。9頭立ての4番人気で7番ゲートからスタート。競走中止となった。

5月4日、中2週で迎えた38戦目は、高橋利幸騎手を鞍上に迎えて、一般C2五六（船橋ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸びたが、3着に終わった。

5月12日、連闘で迎えた39戦目は、一般C2六七八（川崎ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で高橋利幸騎手（1戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて10番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではいいところがなく5着に敗れた。