ブライアンシンボリ（1986年生、母スイートボルドー）

ブライアンシンボリ（1986年5月1日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のエンペリー（当時13歳）と交配したスイートボルドーが7歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者はシンボリ牧場。戦績は、中央平地29戦2勝2着4回、地方8戦0勝。主な勝ち鞍は1990年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

畠山重則厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（1988年）

8月21日、デビュー戦は増沢末夫騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（新潟芝1000m 晴/良）に出走。馬体重は470kg。12頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。少々速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では末脚がパッとせず5着に敗れた。

9月3日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（新潟芝1000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢末夫騎手（1戦0勝）。9頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい7着に敗れた。

12月24日、約3か月半の休み明けで迎えた3戦目は、岡部幸雄騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。12頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始4番手を追走。最後は脚勢が鈍り10着に敗れた。

3歳（1989年）

1月14日、中2週で迎えた4戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で13番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では上がり4位の伸び脚を披露したが上位には割り込めず6着に終わった。

1月29日、中1週で迎えた5戦目は、木藤隆行騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（小倉ダート1000m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天稟の負けん性を発揮してゴールまで力走し、4着に入り込んだ。

2月11日、中1週で迎えた6戦目は、4歳未勝利（小倉芝2000m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で木藤隆行騎手（1戦0勝）。13頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた7戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての3番人気に推されて7番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では矢のような伸び脚で追い上げたが、抜け出したリアルプリティに半馬身届かず2着に敗北した。

4月2日、中2週で迎えた8戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。13頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、終始6番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり6着に敗れた。

4月15日、中1週で迎えた9戦目は、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は岡部幸雄騎手（3戦0勝）。14頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。若干速いペースでレースが進む中、終始4番手を追走。直線では卓抜な伸び脚で追い上げたが、勝ったアヤコトブキに詰め切れず、2馬身差の2着に敗北した。

5月6日、中2週で迎えた10戦目は、4歳未勝利（東京芝1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（4戦0勝）。11頭立ての3番人気で大外11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず6着に敗れた。

6月3日、中3週で迎えた11戦目は、4歳未勝利（東京ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（5戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線に入ると、前で粘るアトモスフィアをクビ差だけ差し切って待望の初白星を挙げた。

6月24日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた12戦目は、柴田善臣騎手を鞍上に迎えて、4歳400万下（新潟ダート1200m 小雨/稍重）に出走。6頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では持ち前の心肺能力で最後まで敢闘したが、勝ったザッツマイドリームに詰め切れず、8馬身差の2着となった。

7月2日、連闘で馬体重を前走から10kg絞って迎えた13戦目は、4歳400万下（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で柴田善臣騎手（1戦0勝）。10頭立ての1番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では逸出した伸び脚で驀進したが、伸びてきたアヤコトブキ決め手に屈して半馬身差の2着に敗北した。

7月8日、連闘で迎えた14戦目は、4歳400万下（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で柴田善臣騎手（2戦0勝）。8頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線ではジワリジワリと長く脚を使ってゴールまで力走したが、3着に終わった。

8月5日、中3週で迎えた15戦目は、4歳以上400万下の出雲崎特別（新潟ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で柴田善臣騎手（3戦0勝）。9頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が衰えて8着に敗れた。

8月19日、中1週で迎えた16戦目は、4歳以上400万下の中ノ岳特別（新潟ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で柴田善臣騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始2番手を追走。直線では鋭い脚を使えず5着に終わった。

9月16日、中3週で迎えた17戦目は、4歳以上400万下の袖ケ浦特別（中山ダート1200m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で柴田善臣騎手（5戦0勝）。16頭立ての12番人気で14番ゲートからスタート。速いペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後はバテてしまい12着に終わった。

12月3日、約2か月半の間隔を開けて迎えた18戦目は、東信二騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての10番人気で13番ゲートからスタート。緩みのないペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後はバタバタになってしまい13着に終わった。

12月16日、中1週で迎えた19戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上400万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての11番人気で大外16番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

4歳（1990年）

1月7日、中2週で迎えた20戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。16頭立ての9番人気で大外16番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを4番手で通過。最後は脚勢が衰えて13着に終わった。

1月28日、中2週で迎えた21戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。14頭立ての11番人気で2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始2番手を追走。最後はスピードが落ちてしまい9着に終わった。

2月10日、中1週で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1200m 曇/重）に出走。鞍上は4戦連続で横山典弘騎手（3戦0勝）。15頭立ての14番人気で6番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では見せ場なく6着に終わった。

3月4日、中2週で迎えた23戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/不良）に出走。鞍上は5戦連続で横山典弘騎手（4戦0勝）。14頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。激烈なハイペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では脚を伸ばせず7着に終わった。

3月17日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。16頭立ての5番人気で大外16番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では天賦の勝負根性でゴールまで勇戦し、4着に入った。

4月1日、中1週で迎えた25戦目は、5歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/重）に出走。鞍上は7戦連続で横山典弘騎手（6戦0勝）。16頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。かなり厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線ではしっかりと末脚を伸ばして先頭に立ち、最後は2着のロードラージャを3/4馬身振り切って勝利を手中に収めた。

4月15日、中1週で迎えた26戦目は、5歳以上900万下（中山芝1600m 外回り曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で横山典弘騎手（7戦1勝）。13頭立ての12番人気で9番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを11番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず11着に終わった。

7月15日、約3か月の休養明けで迎えた27戦目は、横田雅博騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 曇/稍重）に出走。12頭立ての9番人気で8番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では見せ場なく8着に終わった。

8月12日、中3週で迎えた28戦目は、町田義一騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では末脚を伸ばせず8着に敗れた。

9月1日、中2週で馬体重を前走から10kg増やして迎えた29戦目は、岩戸孝樹騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/良）に出走。13頭立ての12番人気で11番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、終始3番手を追走。最後は失速してしまい11着に終わった。

11月3日、中8週で迎えた30戦目は、菊地光幸騎手を鞍上に迎えて、一般（盛岡ダート1750m 晴/良）に出走。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

12月3日、中3週で迎えた31戦目は、佐藤浩一騎手を鞍上に迎えて、一般（水沢ダート1600m 小雨/不良）に出走。10頭立ての5番人気で8番ゲートからスタート。10着に敗れた。

12月15日、中1週で迎えた32戦目は、一般（水沢ダート1600m 小雪/稍重）に出走。鞍上は菊地光幸騎手（1戦0勝）。9頭立ての6番人気で3番ゲートからスタート。9着に終わった。

5歳（1991年）

4月20日、約4か月の休養明けで迎えた33戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で菊地光幸騎手（2戦0勝）。8頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。8着に終わった。

5月4日、中1週で迎えた34戦目は、一般（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で菊地光幸騎手（3戦0勝）。8頭立ての8番人気で6番ゲートからスタート。8着に終わった。

6月1日、中3週で迎えた35戦目は、一般（水沢ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で菊地光幸騎手（4戦0勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた36戦目は、一般（水沢ダート1600m 晴/稍重）に出走。鞍上は5戦連続で菊地光幸騎手（5戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月29日、中1週で迎えた37戦目は、一般（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で菊地光幸騎手（6戦0勝）。8頭立ての8番人気で大外8番ゲートからスタート。8着に終わった。