マイネルロッキー（1988年生、母オカノブルー）

マイネルロッキー（1988年3月27日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は鹿毛。種牡馬のカツラギエース（当時8歳）と交配したオカノブルーが14歳のときに産んだ仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は（有）ビッグレッドファーム。戦績は、中央平地31戦2勝2着3回。主な勝ち鞍は1992年の5歳以上500万下。

経歴

デビュー前

稗田研二厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（1991年）

9月15日、デビュー戦は高橋明騎手を鞍上に据えて、4歳未勝利（中山ダート1200m 曇/稍重）に52kgの軽斤量で出走。馬体重は504kg。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。かなりのハイペースでレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では閃光の如き末脚を披露し、3着に入り込んだ。

9月29日、中1週で迎えた2戦目は、4歳未勝利（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。芝レースへの出走は初となった。鞍上は2戦連続で高橋明騎手（1戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではいい脚を見せられず7着に敗れた。

10月12日、中1週で迎えた3戦目は、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は3戦連続で高橋明騎手（2戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、終始2番手を追走。直線では決め手が足りず、4着に終わった。

10月27日、中1週で迎えた4戦目は、玉ノ井健志騎手を鞍上に迎えて、4歳未勝利（福島ダート1700m 雨/不良）に52kgの軽斤量で出走。12頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭をうかがい、最後は2着のトキノアラワシを3/4馬身振り切って初白星を挙げた。

11月16日、中2週で迎えた5戦目は、4歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は2戦連続で玉ノ井健志騎手（1戦1勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら3番手で通過。直線では伸びが鈍く6着に敗れた。

12月1日、中1週で迎えた6戦目は、菊沢隆徳騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1700m 晴/良）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての3番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを6番手で通過。直線では伸びあぐねて7着に敗れた。

4歳（1992年）

2月16日、約2か月半の間隔を開けて馬体重を前走から14kg増やして迎えた7戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。鞍上は高橋明騎手（3戦0勝）。12頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。厳しいペースでレースが進む中、終始5番手を追走。直線では一完歩ずつ着実に終いの脚を伸ばして先頭をうかがい、最後は2着のアサカオールトンをハナ差振り切って2勝目を収める

3月1日、中1週で馬体重を前走から12kg絞って迎えた8戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 曇/良）に54kgの軽斤量で出走。鞍上は玉ノ井健志騎手（2戦1勝）。16頭立ての12番人気で3番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは11番手で通過。直線では他馬と同じ脚色になってしまい11着に終わった。

3月22日、中2週で迎えた9戦目は、5歳以上900万下（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は高橋明騎手（4戦1勝）。14頭立ての11番人気で6番ゲートからスタート。やや速いペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを13番手で通過。直線では末脚が冴えず11着に終わった。

4月11日、中2週で迎えた10戦目は、吉沢宗一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上900万下の安房特別（中山芝2000m 曇/重）に出走。11頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線ではじりじりとしか伸びず7着に終わった。

5月3日、中2週で迎えた11戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の悠久山特別（新潟芝2200m 外回り曇/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（1戦0勝）。8頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では力強い脚捌きでゴールまで走り切り、3着に入り込んだ。

5月16日、中1週で迎えた12戦目は、5歳以上900万下の金北山特別（新潟芝2000m 外回り曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（2戦0勝）。10頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では切れる脚を使えず9着に敗れた。

6月7日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の秋川特別（東京芝2000m 曇/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は4戦連続で吉沢宗一騎手（3戦0勝）。16頭立ての13番人気で8番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、12番手を追走し、4コーナーは13番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

6月27日、中2週で馬体重を前走から12kg戻して迎えた14戦目は、ハンデ戦で5歳以上900万下の松島特別（福島芝1800m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。鞍上は5戦連続で吉沢宗一騎手（4戦0勝）。16頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、徐々に進出して、馬場の大外を通りながら4コーナーを7番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。

7月11日、中1週で馬体重を前走から6kg絞って迎えた15戦目は、5歳以上900万下の織姫賞（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で吉沢宗一騎手（5戦0勝）。15頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

8月30日、中6週で迎えた16戦目は、横山典弘騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/良）に出走。7頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを4番手で通過。直線では目を引く伸び脚で追い上げたが、勝ったエンジェルフェイスに詰め切れず、5馬身差の2着となった。

9月13日、中1週で迎えた17戦目は、4歳以上500万下（函館芝1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（1戦0勝）。11頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。息の入らないペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では力強いフットワークでゴールまで走り切ったが、3着に終わった。

10月3日、中2週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた18戦目は、4歳以上500万下の鹿島灘特別（中山芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は3戦連続で横山典弘騎手（2戦0勝）。8頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では見所を作れず5着に敗れた。

10月24日、中2週で迎えた19戦目は、4歳以上500万下の医王寺特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（6戦0勝）。16頭立ての7番人気で10番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを8番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、4着に入った。

12月19日、中7週で迎えた20戦目は、4歳以上500万下の尾張特別（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（7戦0勝）。16頭立ての13番人気で14番ゲートからスタート。遅いペースでレースが進む中、16番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて、馬場の外目を通りながら4コーナーを13番手で通過。直線では上がり3位タイの末脚を繰り出したが上位争いには加われず7着に終わった。

5歳（1993年）

2月6日、中6週で迎えた21戦目は、小林淳一騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての4番人気に推されて2番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、終始7番手を追走。直線では伸びが鈍く11着に敗れた。

2月14日、連闘で迎えた22戦目は、5歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（3戦0勝）。11頭立ての3番人気で6番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始8番手を追走。直線では鮮やかな伸び脚で猛追したが、勝ったゴルギアスに詰め切れず、3馬身半差の2着となった。

3月14日、中3週で迎えた23戦目は、南井克巳騎手を鞍上に迎えて、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線ではやや伸びを欠き、4着に終わった。

3月27日、中1週で迎えた24戦目は、5歳以上500万下（阪神ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で南井克巳騎手（1戦0勝）。14頭立ての3番人気に推されて13番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではものすごい伸び脚で急追したが、勝ったヤマヒサウイングを半馬身捉え切れず2着に敗北した。

9月12日、約5か月半の休養明けで迎えた25戦目は、亀山泰延騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（函館ダート1700m 晴/良）に53kgの軽斤量で出走。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。やや厳しいペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず9着に敗れた。

10月2日、中2週で迎えた26戦目は、4歳以上500万下の鹿島灘特別（中山芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は横山典弘騎手（4戦0勝）。8頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、6番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では上がり2位タイの伸び脚を披露したが上位争いには加われず最後はスプリングサミットと並んで5着同着となった。

10月17日、中1週で迎えた27戦目は、4歳以上500万下の西湖特別（東京芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で横山典弘騎手（5戦0勝）。11頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に終わった。

11月7日、中2週で迎えた28戦目は、田中剛騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（東京ダート1600m 晴/良）に出走。16頭立ての9番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、13番手を追走し、4コーナーは12番手で通過。直線では見所を作れず13着に終わった。

11月20日、中1週で迎えた29戦目は、4歳以上500万下の野地特別（福島芝2000m 曇/良）に出走。鞍上は吉沢宗一騎手（8戦0勝）。14頭立ての13番人気で2番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、10番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線ではキレのいい末脚を繰り出し、4着に入り込んだ。

12月4日、中1週で迎えた30戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で吉沢宗一騎手（9戦0勝）。16頭立ての14番人気で12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、馬場の外目を回って7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は力尽きて12着に終わった。

12月18日、中1週で迎えた31戦目は、4歳以上500万下（中京芝2000m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で吉沢宗一騎手（10戦0勝）。16頭立ての16番人気で12番ゲートからスタート。ユッタリとしたペースでレースが進む中、12番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線ではじわじわと長く脚を使ってゴールまで頑張り、5着に入り込んだ。