トウカイオペラ（2005年生、母トウカイラブコール）

トウカイオペラ（2005年4月18日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「冠名＋歌劇」。毛色は鹿毛。種牡馬のオペラハウス（当時17歳）と交配したトウカイラブコールが7歳のときに産んだ2番仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）碧雲牧場。戦績は、中央平地8戦0勝、地方37戦2勝2着2回。主な勝ち鞍は2008年のツインロマン特別(C1)。

経歴

デビュー前

成島英春厩舎（美浦）へ入厩。

2歳（2007年）

11月17日、デビュー戦は小林淳一騎手を鞍上に据えて、牝馬限定の2歳新馬（東京芝1400m 曇/良）に出走。馬体重は430kg。18頭立ての15番人気で17番ゲートからスタート。かなり緩いペースでレースが進む中、終始3番手を追走。直線では余力が残っておらず11着に終わった。

12月8日、中2週で迎えた2戦目は、大庭和弥騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の2歳未勝利（中山芝1800m 晴/良）に出走。16頭立ての14番人気で9番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。最後は脚勢が悪くなり14着に終わった。

3歳（2008年）

1月20日、中5週で迎えた3戦目は、横山義行騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（中山ダート1200m 晴/良）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての13番人気で13番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では伸びが鈍く13着に終わった。

2月14日、中3週で迎えた4戦目は、今野忠成騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインファイター特別（浦和ダート1400m 晴/重）に出走。9頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。主導権を奪う形となり、平均ペースで馬群を牽引。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では末脚を伸ばせず6着に終わった。

3月18日、中4週で迎えた5戦目は、3歳戦のツインアタック特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で今野忠成騎手（1戦0勝）。10頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。ミドルペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では天稟の負けん気を発揮してゴールまで力走し、3着を確保した。

4月8日、中2週で迎えた6戦目は、坂井英光騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定3歳戦のフォーチュネイトアネモネ特別（大井ダート1200m 雨/不良）に出走。13頭立ての8番人気で5番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が衰えて10着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた7戦目は、柴山雄一騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（東京ダート1300m 小雨/重）に出走。14頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。ややハイペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では他馬と同じような脚勢になり9着に終わった。

5月25日、中2週で迎えた8戦目は、勝浦正樹騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（東京ダート1400m 曇/不良）に出走。16頭立ての12番人気で10番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは、馬場の外目を通りながら7番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

6月21日、中3週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた9戦目は、千葉直人騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（福島芝2000m 晴/良）に51kgの軽斤量で出走。16頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。最後は脚色が鈍り15着に敗れた。

7月23日、中4週で馬体重を前走から9kg戻して迎えた10戦目は、見沢譲治騎手を鞍上に迎えて、3歳戦のツインロマン特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。11頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線に入ると、前で粘るオウシュウドラゴンを次元の違う末脚で半馬身差し切って待望の初白星を挙げた。

8月17日、中3週で迎えた11戦目は、石橋脩騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳以上500万下（新潟芝1000m 晴/重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。14頭立ての14番人気で15番ゲートからスタート。14着に終わった。

10月16日、中8週で迎えた12戦目は、マルチサドル特別（浦和ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は見沢譲治騎手（1戦1勝）。12頭立ての5番人気で大外12番ゲートからスタート。緩いペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では脚を伸ばせず10着に敗れた。

11月1日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた13戦目は、3歳以上500万下（福島ダート1700m 晴/良）に50kgの軽斤量で出走。鞍上は千葉直人騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、6番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを15番手で通過。直線では末脚が冴えず15着に終わった。

12月14日、中5週で迎えた14戦目は、佐々木忍騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。9頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

12月28日、中1週で迎えた15戦目は、高松亮騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず6着に敗れた。

4歳（2009年）

4月19日、約3か月半の休み明けで迎えた16戦目は、みちゃおきいちゃお IBC賞（水沢ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では上がり0位の末脚を繰り出したが上位には届かず8着に終わった。

8月14日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から25kg増やして迎えた17戦目は、大坪慎騎手を鞍上に迎えて、一般B2六（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。10頭立ての10番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

9月6日、中2週で迎えた18戦目は、一般B2八（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大坪慎騎手（1戦0勝）。10頭立ての4番人気で6番ゲートからスタート。先陣を切る恰好となり、でレースを牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では脚色がやや衰え、3着に終わった。

9月20日、中1週で迎えた19戦目は、みちのく民俗村レース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で大坪慎騎手（2戦0勝）。10頭立ての9番人気で大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では伸びが劣勢になり9着に終わった。

10月5日、中1週で迎えた20戦目は、一般B2五（盛岡ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は4戦連続で大坪慎騎手（3戦0勝）。10頭立ての9番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。最後は減速してしまい6着に終わった。

10月17日、中1週で迎えた21戦目は、オシラサマレース（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大坪慎騎手（4戦0勝）。10頭立ての7番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では上がり0位の末脚を見せたが上位には割り込めず4着に終わった。

11月14日、中3週で迎えた22戦目は、住田町かっこ花レース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（2戦0勝）。9頭立ての5番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、抜け出したオメガユーロスターを捕まえ切れず、半馬身差の2着となった。

11月29日、中1週で迎えた23戦目は、いぶりんピックレース（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線で前を交わして先頭に立つと、そのまま渾身の走りで粘り込んで、最後は2着のタニノレジェンドに1馬身半の差をつけて久々に美酒を浴びた。

12月12日、中1週で迎えた24戦目は、ディセンバーカップ（水沢ダート1800m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で佐々木忍騎手（4戦1勝）。10頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを6番手で通過。最後は力尽きて10着に終わった。

12月29日、中1週で迎えた25戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は4戦連続で佐々木忍騎手（5戦1勝）。10頭立ての2番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では末脚のキレが鈍く6着に敗れた。

5歳（2010年）

1月3日、連闘で迎えた26戦目は、一般B2四（水沢ダート1600m 小雪/不良）に出走。鞍上は5戦連続で佐々木忍騎手（6戦1勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着を確保した。

3月20日、約2か月半の間隔を開けて迎えた27戦目は、奥州市職員奥馬の会会長賞（水沢ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は6戦連続で佐々木忍騎手（7戦1勝）。10頭立ての5番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを3番手で通過。最後は脚勢が衰えて7着に敗れた。

4月4日、中1週で迎えた28戦目は、一般B2一（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は7戦連続で佐々木忍騎手（8戦1勝）。9頭立ての8番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では他馬と同じ脚勢になってしまい6着に終わった。

5月3日、中3週で迎えた29戦目は、メイカップ（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で佐々木忍騎手（9戦1勝）。12頭立ての9番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

5月16日、中1週で迎えた30戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は9戦連続で佐々木忍騎手（10戦1勝）。10頭立ての8番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走し、4コーナーは8番手で通過。直線では決め手が足りず8着に終わった。

5月30日、中1週で迎えた31戦目は、盛岡駅ビルフェザン杯（盛岡ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は10戦連続で佐々木忍騎手（11戦1勝）。10頭立ての10番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。最後はバテてしまい7着に終わった。

6月13日、中1週で迎えた32戦目は、一般B2一（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は11戦連続で佐々木忍騎手（12戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線では目立つような脚を使えず10着に終わった。

6月26日、中1週で迎えた33戦目は、早池峰神社例大祭レース（水沢ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は12戦連続で佐々木忍騎手（13戦1勝）。10頭立ての8番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始9番手を追走。直線では他馬と同じ脚色になってしまい8着に終わった。

7月11日、中1週で迎えた34戦目は、一般B2一（盛岡ダート1800m 曇/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（5戦0勝）。9頭立ての9番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では伸びを欠き6着に終わった。

8月7日、中3週で迎えた35戦目は、ガタゴンまつりレース（盛岡ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（14戦1勝）。8頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず6着に終わった。

8月21日、中1週で馬体重を前走から12kg減らして迎えた36戦目は、一般B2三（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐々木忍騎手（15戦1勝）。9頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線ではゴールまでジンワリと伸び、3着に入り込んだ。

9月6日、中1週で迎えた37戦目は、北上コロッケレース（水沢ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（6戦0勝）。10頭立ての9番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始6番手を追走。直線では速い脚を使えず5着に終わった。

10月3日、中3週で迎えた38戦目は、南部杯カウントダウン8（盛岡ダート1800m 小雨/良）に出走。鞍上は佐々木忍騎手（16戦1勝）。10頭立ての10番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では鋭い末脚を繰り出せず9着に終わった。

11月29日、中7週で馬体重を前走から11kg減らして迎えた39戦目は、山本政聡騎手を鞍上に迎えて、一般B2四（水沢ダート1600m 小雨/稍重）に出走。10頭立ての7番人気で2番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。しかし、徐々にポジションが下がり4コーナーを3番手で通過。直線では伸びが劣勢になり6着に終わった。

6歳（2011年）

1月2日、中4週で迎えた40戦目は、ハッピーニューイヤーレース（水沢ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で山本政聡騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを7番手で通過。直線では見所を作れず8着に終わった。

5月16日、約4か月半の休養明けで迎えた41戦目は、がんばろう七ヶ浜（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で山本政聡騎手（2戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では力感溢れる脚捌きでゴールまで頑張り、3着に入り込んだ。

6月6日、中2週で馬体重を前走から14kg増やして迎えた42戦目は、一般C2七（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で山本政聡騎手（3戦0勝）。9頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では末脚が振るわず7着に敗れた。

7月31日、中7週で迎えた43戦目は、北上山地民俗資料館レース（盛岡ダート1200m 小雨/良）に出走。鞍上は5戦連続で山本政聡騎手（4戦0勝）。8頭立ての5番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では一際目立つ伸び脚で追い上げたが、勝ったレイディオドリームに詰め切れず、3馬身差の2着となった。

9月26日、中7週で迎えた44戦目は、一般C2三（盛岡ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で山本政聡騎手（5戦0勝）。10頭立ての6番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では見せ場を作れず8着に終わった。

7歳（2012年）

4月14日、約6か月半の休養明けで馬体重を前走から21kg減らして迎えた45戦目は、一般C2十六（水沢ダート1300m 曇/良）に出走。鞍上は大坪慎騎手（7戦0勝）。10頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は脚色が鈍り9着に終わった。