ハッキヨーヨー（2019年生、母バードオンアスク）

ハッキヨーヨー（2019年3月4日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「発揮揚々」。毛色は鹿毛。種牡馬のビッグアーサー（当時8歳）と交配したバードオンアスクが9歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道静内郡静内町、生産者は藤原牧場。主な勝ち鞍は2023年の名古屋モーニングフィーバー(一般C18)。

経歴

デビュー前

辻哲英厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2022年）

9月3日、デビュー戦は岩田康誠騎手を鞍上に据えて、3歳未勝利（新潟ダート1200m 雨/稍重）に出走。馬体重は466kg。15頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。少し速いペースでレースが進む中、終始15番手を追走。直線では決め手が足りず13着に終わった。

12月16日、約3か月半の休み明けで馬体重を前走から15kg増やして迎えた2戦目は、大畑雅章騎手を鞍上に迎えて、一般C24（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての2番人気に推されて大外12番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを3番手で通過。直線では末脚にキレが無く7着に敗れた。

4歳（2023年）

1月1日、中1週で迎えた3戦目は、C35組（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で大畑雅章騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では天授の勝負根性でゴールまで頑張ったが、3着に終わった。

1月16日、中1週で迎えた4戦目は、ラッキーオチアイ（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で大畑雅章騎手（2戦0勝）。10頭立ての2番人気に推されて大外10番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは6番手で通過。直線では今一つ伸び切れず6着に敗れた。

1月30日、中1週で迎えた5戦目は、一般C33（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で大畑雅章騎手（3戦0勝）。10頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、10番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では強靭な末脚を発揮し、3着に入り込んだ。

7月26日、約6か月の休養明けで馬体重を前走から41kg増やして迎えた6戦目は、名古屋モーニングフィーバー（名古屋ダート920m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で大畑雅章騎手（4戦0勝）。12頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを6番手で通過。直線に入ると、前で粘るトヨリュウオーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月9日、中1週で迎えた7戦目は、大千瀬川特別（名古屋ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で大畑雅章騎手（5戦1勝）。11頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを7番手で通過。直線では今一つ伸び切れず5着に終わった。

8月22日、中1週で迎えた8戦目は、西啓太騎手を鞍上に迎えて、一般C14（名古屋ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての1番人気に推されて10番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、途中で一気に進出して4コーナーを2番手で通過。直線では次元の違う末脚を爆発させて先頭に立ち、最後は2着のソッフィアーレをクビ差振り切って単勝一倍台の期待に応えた。

9月6日、中1週で迎えた9戦目は、浅野皓大騎手を鞍上に迎えて、大田川特別（名古屋ダート1500m 曇/重）に出走。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを9番手で通過。直線では息の長い末脚を発揮したが、4着に終わった。