ヤクモロドリゴ（1998年生、母ヤクモミドリ）

ヤクモロドリゴ（1998年5月14日）は、日本の競走馬。牡馬。毛色は栗毛。種牡馬のロドリゴデトリアーノ（当時9歳）と交配したヤクモミドリが6歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道二海郡八雲町、生産者は山崎牧場。戦績は、中央平地11戦1勝、地方10戦1勝2着1回。主な勝ち鞍は2001年の3歳未勝利。

経歴

デビュー前

増沢末夫厩舎（美浦）へ入厩。

3歳（2001年）

1月6日、デビュー戦は岡部幸雄騎手を鞍上に据えて、3歳新馬（中山ダート1000m 晴/良）に出走。馬体重は488kg。14頭立ての2番人気に推されて12番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを11番手で通過。直線では力感溢れるフットワークでゴールまで頑張ったが、5着に終わった。

1月21日、中1週で迎えた2戦目は、3歳新馬（中山ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は2戦連続で岡部幸雄騎手（1戦0勝）。11頭立ての6番人気で6番ゲートからスタート。平均的なペースでレースが進む中、4番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを6番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

2月10日、中2週で迎えた3戦目は、3歳未勝利（東京ダート1600m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で岡部幸雄騎手（2戦0勝）。16頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。若干緩いペースでレースが進む中、9番手を追走していたが、道中でジワリジワリとポジションを押し上げて4コーナーを7番手で通過。直線では最後まで息が続かず16着に敗れた。

3月11日、中3週で迎えた4戦目は、大沢辰也騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中京ダート1700m 晴/良）に52kgの軽斤量で出走。長時間の輸送競馬は初となった。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。非常に遅いペースでレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では末脚に勢いがなく11着に敗れた。

3月25日、中1週で迎えた5戦目は、高橋亮騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（中山ダート1800m 小雨/良）に出走。16頭立ての3番人気に推されて15番ゲートからスタート。ハナに立ち、ハイペースで集団を引っ張る。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを13番手で通過。直線では見せ場を作れず16着に敗れた。

6月9日、約2か月半の間隔を開けて迎えた6戦目は、中舘英二騎手を鞍上に迎えて、3歳未勝利（函館ダート1000m 晴/良）に出走。12頭立ての5番人気で6番ゲートからスタート。ハナを取り切り、タフなペースでレースを引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしっかりと終いの脚を伸ばして楽々と抜け出し、最後は2着のグランアンジュに3馬身の差をつけて初白星を挙げた。

6月23日、中1週で迎えた7戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で中舘英二騎手（1戦1勝）。12頭立ての8番人気で7番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では末脚を伸ばせず11着に終わった。

7月8日、中1週で迎えた8戦目は、3歳以上500万下（函館ダート1000m 曇/良）に出走。鞍上は大沢辰也騎手（1戦0勝）。12頭立ての11番人気で7番ゲートからスタート。やや遅いペースでレースが進む中、終始7番手を追走。最後は脚を失くしてしまい12着に終わった。

4歳（2002年）

3月16日、約8か月半の休養明けで迎えた9戦目は、鈴来直人騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中京ダート1000m 晴/良）に出走。16頭立ての13番人気で7番ゲートからスタート。やや緩いペースでレースが進む中、終始10番手を追走。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月24日、連闘で迎えた10戦目は、増沢由貴子騎手を鞍上に迎えて、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。16頭立ての16番人気で2番ゲートからスタート。ハイペースでレースが進む中、15番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを11番手で通過。直線ではいい脚を見せられず13着に終わった。

4月14日、中2週で迎えた11戦目は、4歳以上500万下（中山ダート1200m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で増沢由貴子騎手（1戦0勝）。16頭立ての12番人気で2番ゲートからスタート。苛烈なペースでレースが進む中、8番手を追走し、4コーナーは9番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

6月2日、中6週で迎えた12戦目は、佐川久芳騎手を鞍上に迎えて、アジサイ特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。12頭立ての11番人気で8番ゲートからスタート。10着に終わった。

6月15日、中1週で迎えた13戦目は、一般B3 C1（高崎ダート1400m 曇/稍重）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（1戦0勝）。11頭立ての2番人気に推されて1番ゲートからスタート。最後は、2着のデイジーキッスに4馬身の差をつけて制した。

6月22日、連闘で迎えた14戦目は、浅沼傑騎手を鞍上に迎えて、つゆくさ特別（宇都宮ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての5番人気で1番ゲートからスタート。最後は、勝ったブリッジクリアーから3馬身差の2着となった。

7月13日、中2週で迎えた15戦目は、ラベンダー特別（高崎ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（2戦1勝）。12頭立ての5番人気で9番ゲートからスタート。6着に敗れた。

8月3日、中2週で迎えた16戦目は、ダリア特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（3戦1勝）。12頭立ての5番人気で7番ゲートからスタート。4着に終わった。

8月24日、中2週で迎えた17戦目は、ひまわり特別（高崎ダート1900m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（4戦1勝）。11頭立ての5番人気で10番ゲートからスタート。7着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた18戦目は、茂呂菊次郎騎手を鞍上に迎えて、月見草特別（宇都宮ダート1500m 晴/良）に出走。10頭立ての9番人気で1番ゲートからスタート。6着に終わった。

9月23日、中2週で迎えた19戦目は、秋分特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は佐川久芳騎手（5戦1勝）。11頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月13日、中2週で迎えた20戦目は、ききょう特別（高崎ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で佐川久芳騎手（6戦1勝）。11頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。3着に終わった。

10月26日、中1週で迎えた21戦目は、もみじ特別（高崎ダート1500m 曇/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で佐川久芳騎手（7戦1勝）。7頭立ての5番人気で2番ゲートからスタート。5着に終わった。