ホウライショコラ（2012年生、母ホウライビクトリア）

ホウライショコラ（2012年5月14日）は、日本の競走馬。牝馬。毛色は青鹿毛。種牡馬のスタチューオブリバティ（当時12歳）と交配したホウライビクトリアが7歳のときに産んだ初仔が本馬である。産地は北海道沙流郡門別町、生産者は（有）ナカノファーム。戦績は、地方25戦7勝2着4回。2014年のゴールドウィング賞(地方重賞)で3着に入るなどの活躍をした。

経歴

デビュー前

藤ヶ崎一人厩舎（名古屋）へ入厩。

2歳（2014年）

7月11日、デビュー戦は宇都英樹騎手を鞍上に据えて、2歳（名古屋ダート800m 晴/重）に出走。馬体重は457kg。5頭立ての2番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では持ち前の優れたスタミナでしぶとく走り抜いたが、勝ったホウライジェンヌに詰め切れず、3馬身差の2着に敗れた。

7月24日、中1週で迎えた2戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で宇都英樹騎手（1戦0勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて1番ゲートからスタート。端に立つ恰好となり、で集団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では異次元の末脚を炸裂させて先頭に躍り出て、最後は2着のサムライサンデーに2馬身の差をつけて初勝利を挙げた。

8月20日、中3週で迎えた3戦目は、2歳（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で宇都英樹騎手（2戦1勝）。7頭立ての2番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢に端をきり、で一団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではグイグイと終いの脚を伸ばして先頭に躍り出て、最後は2着のリュウワンラララに2馬身半の差をつけて勝利を手中に収めた。

9月17日、中3週で迎えた4戦目は、2歳戦のセレクトゴールドI（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で宇都英樹騎手（3戦2勝）。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線ではキレのいい末脚を披露したが、3着に終わった。

10月3日、中1週で迎えた5戦目は、2歳戦のセレクトゴールド2（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で宇都英樹騎手（4戦2勝）。12頭立ての4番人気で11番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では見せ場を作れず6着に敗れた。

10月22日、中2週で迎えた6戦目は、2歳地方重賞のゴールドウィング賞（名古屋ダート1600m 小雨/不良）に出走。鞍上は6戦連続で宇都英樹騎手（5戦2勝）。10頭立ての8番人気で9番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では息の長い末脚を披露し、3着に入り込んだ。

11月6日、中1週で迎えた7戦目は、2歳戦のセレクトゴールド3（名古屋ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で宇都英樹騎手（6戦2勝）。12頭立ての4番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では伸びが鈍く5着に敗れた。

11月20日、中1週で迎えた8戦目は、2歳戦のセレクトゴールド4（名古屋ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は8戦連続で宇都英樹騎手（7戦2勝）。12頭立ての4番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では矢のような伸びを見せたが、勝ったブラックスキャットにねじ伏せられて1馬身半差の2着となった。

12月4日、中1週で迎えた9戦目は、2歳戦のセレクトゴールド5（名古屋ダート1400m 雨/不良）に出走。鞍上は9戦連続で宇都英樹騎手（8戦2勝）。12頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、8番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線では鋭い脚を使えず8着に敗れた。

12月19日、中1週で迎えた10戦目は、2歳戦の若獅子特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は10戦連続で宇都英樹騎手（9戦2勝）。9頭立ての3番人気で2番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。直線では上がり2位タイの末脚を繰り出したが上位争いには参加できず4着に敗れた。

3歳（2015年）

1月2日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の若鯱特別（名古屋ダート1400m 晴/不良）に出走。鞍上は11戦連続で宇都英樹騎手（10戦2勝）。10頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは2番手で通過。直線に入ると、前で粘るレーヌフェアリーを次元の違う末脚で交わし去り、最後は1馬身半の差をつけて先頭ゴールを果たした。

1月26日、中2週で迎えた12戦目は、3歳戦の若鮎特別（名古屋ダート1600m 曇/稍重）に出走。鞍上は12戦連続で宇都英樹騎手（11戦3勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のアスランに5馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

2月11日、中1週で迎えた13戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の梅桜賞（名古屋ダート1800m 晴/重）に出走。鞍上は13戦連続で宇都英樹騎手（12戦4勝）。12頭立ての4番人気で10番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバテてしまい8着に敗れた。

2月23日、中1週で迎えた14戦目は、3歳戦の丹頂鶴特別（名古屋ダート1400m 曇/重）に出走。鞍上は14戦連続で宇都英樹騎手（13戦4勝）。9頭立ての4番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、7番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを5番手で通過。直線ではジリ脚になってしまい5着に敗れた。

3月24日、中3週で馬体重を前走から12kg増やして迎えた15戦目は、牝馬限定3歳地方重賞の若草賞（名古屋ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は15戦連続で宇都英樹騎手（14戦4勝）。10頭立ての10番人気で6番ゲートからスタート。でレースが進む中、9番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では今一つ伸び切れず10着に終わった。

4月7日、中1週で迎えた16戦目は、3歳戦のうぐいす特別（名古屋ダート1600m 曇/不良）に出走。鞍上は16戦連続で宇都英樹騎手（15戦4勝）。10頭立ての6番人気で1番ゲートからスタート。先手を奪う形となり、で馬群を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一際目立つ伸びを見せたが、アナザーデイに交わされて3馬身差の2着となった。

4歳（2016年）

2月4日、約10か月の休み明けで馬体重を前走から14kg増やして迎えた17戦目は、村上弘樹騎手を鞍上に迎えて、一般C9（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて7番ゲートからスタート。端を取り切り、でレースを引っ張る。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のドルチェオッティモに約12馬身の大差をつけて断然人気に応えた。

2月19日、中1週で迎えた18戦目は、春蘭特別（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で村上弘樹騎手（1戦1勝）。11頭立ての2番人気に推されて9番ゲートからスタート。主導権を握る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では伸びが甘くなり、3着に終わった。

3月4日、中1週で迎えた19戦目は、一般C2（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で村上弘樹騎手（2戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。主導権を奪い、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではしぶとさが光る走りを見せたが、オンワードハドソンに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

3月18日、中1週で迎えた20戦目は、多度大社神馬会錦山号賞（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は4戦連続で村上弘樹騎手（3戦1勝）。8頭立ての圧倒的1番人気に推されて3番ゲートからスタート。敢然と端を奪い、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて先頭を奪い、最後は2着のマリーズランに2馬身の差をつけて断トツ人気に応えた。

7月22日、約4か月の休み明けで馬体重を前走から21kg増やして迎えた21戦目は、千秋楽賞（名古屋ダート1600m 曇/良）に出走。鞍上は5戦連続で村上弘樹騎手（4戦2勝）。9頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では脚が残っておらず5着に敗れた。

8月5日、中1週で迎えた22戦目は、一般B11（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は6戦連続で村上弘樹騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線に入ると、馬群に沈み4着に沈んだ。

8月24日、中2週で迎えた23戦目は、一般B10（名古屋ダート1600m 曇/重）に出走。鞍上は宇都英樹騎手（16戦4勝）。9頭立ての4番人気で3番ゲートからスタート。ハナを切る形となり、で馬群を先導。しかし、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを5番手で通過。最後は失速してしまい9着に敗れた。

9月2日、連闘で迎えた24戦目は、一般B10（名古屋ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は村上弘樹騎手（6戦2勝）。9頭立ての3番人気で8番ゲートからスタート。敢然と先頭に立ち、でレースを引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。最後は脚勢が悪くなり5着に敗れた。

9月22日、中2週で迎えた25戦目は、柿原翔騎手を鞍上に迎えて、金シャチJkオールスターズ（名古屋ダート1400m 曇/不良）に出走。11頭立ての10番人気で9番ゲートからスタート。端に立ち、で一団を牽引。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて悠々と抜け出し、最後は2着のインシグニスブルーに3馬身の差をつけて勝利を手中に収めた。