スカイリモーネ（2014年生、母ミステリューズ）

スカイリモーネ（2014年3月28日）は、日本の競走馬。牝馬。馬名の意味は「バラの品種名。花言葉『無邪気、さわやか』」。毛色は鹿毛。種牡馬のネオユニヴァース（当時14歳）と交配したミステリューズが9歳のときに産んだ3番仔が本馬である。産地は北海道浦河郡荻伏村、生産者は（有）市川牧場。主な勝ち鞍は2018年の一般B1二。

経歴

デビュー前

1歳のとき、市川牧場から「北海道サマーセールサラブレッド1歳」に上場されたが主取りとなった。

西橋豊治厩舎（栗東）へ入厩。

2歳（2016年）

12月18日、デビュー戦は国分優作騎手を鞍上に据えて、2歳新馬（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。馬体重は442kg。10頭立ての10番人気で2番ゲートからスタート。少し緩いペースでレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線ではイマイチ伸び切れず5着に終わった。

3歳（2017年）

1月14日、中3週で迎えた2戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（京都芝1600m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で国分優作騎手（1戦0勝）。16頭立ての14番人気で13番ゲートからスタート。ゆったりとしたペースでレースが進む中、馬場の外目を回って終始10番手を追走。直線では見所を作れず13着に終わった。

2月12日、中3週で迎えた3戦目は、鮫島良太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（京都ダート1400m 晴/重）に出走。ダート戦への出走は初となった。16頭立ての10番人気で大外16番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、7番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを10番手で通過。直線では伸びを欠き13着に終わった。

3月5日、中2週で迎えた4戦目は、3歳未勝利（阪神芝1800m 外回り晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で鮫島良太騎手（1戦0勝）。15頭立ての15番人気で11番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は垂れてしまい15着に終わった。

4月29日、中7週で迎えた5戦目は、加藤祥太騎手を鞍上に迎えて、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/稍重）に出走。長時間の輸送競馬は初となった。15頭立ての15番人気で13番ゲートからスタート。忙しいペースでレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でジワリジワリとポジションが下がり4コーナーを5番手で通過。直線では天与の勝負根性で諦めることなく走り切り、5着に入り込んだ。

5月21日、中2週で迎えた6戦目は、牝馬限定の3歳未勝利（新潟ダート1800m 晴/良）に出走。鞍上は2戦連続で加藤祥太騎手（1戦0勝）。15頭立ての11番人気で5番ゲートからスタート。平均ペースでレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では伸びを欠き7着に終わった。

7月2日、中5週で迎えた7戦目は、3歳未勝利（中京ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は3戦連続で加藤祥太騎手（2戦0勝）。16頭立ての15番人気で9番ゲートからスタート。落ち着いたペースでレースが進む中、3番手を追走し、4コーナーは4番手で通過。最後は脚勢が悪くなり15着に終わった。

7月30日、中3週で馬体重を前走から15kg増やして迎えた8戦目は、青柳正義騎手を鞍上に迎えて、3歳B6（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。9頭立ての1番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、徐々に進出して4コーナーを先頭で通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のジェイケイフージンに6馬身の差をつけて待望の初白星を挙げた。

8月15日、中1週で迎えた9戦目は、3歳B2（金沢ダート1400m 曇/良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（1戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。直線では持ち前の忍耐力ででしぶとく走り抜いたが、バトルオサンナに3/4馬身交わされて2着に敗北した。

8月29日、中1週で迎えた10戦目は、3歳B1（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（2戦1勝）。10頭立ての圧倒的1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では忍耐力が光る走りを見せたが、勝ったパルクールダンサーに詰め切れず、4馬身差の2着に敗北した。

9月12日、中1週で迎えた11戦目は、3歳戦の稲岡・音羽・千代麻雀夕刊フジ杯優勝祈願杯（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（3戦1勝）。9頭立ての2番人気に推されて7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではもうひと伸びが足りず、3着に終わった。

9月26日、中1週で迎えた12戦目は、飯田風の盆特別（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（4戦1勝）。9頭立ての圧倒的1番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナを取り切り、でレースを牽引。先頭のまま2馬身以上のリードを保って4コーナーを通過。直線では次元の違う末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のクロノスドリームに9馬身の差をつけて断然人気に応えた。

10月17日、中2週で迎えた13戦目は、大山真吾騎手を鞍上に迎えて、「10.22みんな投票しましょう」（金沢ダート1500m 晴/重）に出走。10頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを9番手で通過。直線ではいいところがなく10着に敗れた。

10月31日、中1週で迎えた14戦目は、白山白峰温泉まつり特別（金沢ダート1400m 晴/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（5戦2勝）。9頭立ての3番人気で3番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。最後はバタバタになってしまい8着に敗れた。

11月14日、中1週で迎えた15戦目は、ばっこ祭り特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（6戦2勝）。9頭立ての4番人気で大外9番ゲートからスタート。果敢にハナを奪い、で一団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線ではぐんぐんと末脚を伸ばして、最後は2着のアメリカンイーグルをクビ差振り切って勝利をモノにする

12月5日、中2週で迎えた16戦目は、一般B2二（金沢ダート1400m 曇/不良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（7戦3勝）。9頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始5番手を追走。直線では決め手に欠いて5着に敗れた。

12月21日、中1週で迎えた17戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（8戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて6番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線ではあとひと踏ん張りが利かず、3着に終わった。

4歳（2018年）

3月27日、約3か月の休み明けで迎えた18戦目は、鈴木太一騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で金沢けいばを楽しみま賞（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始3番手を追走。直線では天性の負けじ心を発揮してゴールまで力闘したが、3着に終わった。

4月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた19戦目は、一般B2三（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（9戦3勝）。8頭立ての1番人気に推されて5番ゲートからスタート。果敢にハナを切り、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では驚異的な末脚を爆発させてあっさりと抜け出し、最後は2着のステイクロースに4馬身の差をつけてファンの期待に応えた。

4月15日、連闘で馬体重を前走から7kg戻して迎えた20戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は2戦連続で青柳正義騎手（10戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて2番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは先頭で通過。最後は垂れてしまい5着に敗れた。

4月29日、中1週で迎えた21戦目は、金沢でも帯封!杯（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は3戦連続で青柳正義騎手（11戦4勝）。8頭立ての1番人気に推されて3番ゲートからスタート。先手を取る恰好となり、で集団を先導。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では途轍もない末脚を炸裂させて突き抜け、最後は2着のシーユーアゲンに5馬身の差をつけて5勝目を手中に収めた。

5月13日、中1週で迎えた22戦目は、一里野まんぷくりんまつり特別（金沢ダート1700m 雨/不良）に出走。鞍上は4戦連続で青柳正義騎手（12戦5勝）。11頭立ての4番人気で8番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始2番手を追走。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月3日、中2週で迎えた23戦目は、スーパースプリント賞（金沢ダート900m 晴/良）に出走。鞍上は5戦連続で青柳正義騎手（13戦5勝）。9頭立ての2番人気に推されて大外9番ゲートからスタート。でレースが進む中、2番手を追走し、4コーナーは3番手で通過。直線では余力が残っておらず8着に敗れた。

6月26日、中2週で迎えた24戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 曇/良）に出走。鞍上は6戦連続で青柳正義騎手（14戦5勝）。8頭立ての3番人気で1番ゲートからスタート。でレースが進む中、終始4番手を追走。直線では伸びが劣勢になり5着に敗れた。

7月8日、中1週で馬体重を前走から10kg減らして迎えた25戦目は、一般B1二（金沢ダート1400m 晴/稍重）に出走。鞍上は7戦連続で青柳正義騎手（15戦5勝）。7頭立ての3番人気で7番ゲートからスタート。先陣を切る形となり、でレースを進める。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では一歩一歩確実に終いの脚を伸ばして、最後は2着のアッコルドに1馬身の差をつけて1着ゴールを果たした。

7月22日、中1週で迎えた26戦目は、鶴来の夏祭り!2018（金沢ダート1400m 晴/良）に出走。鞍上は8戦連続で青柳正義騎手（16戦6勝）。7頭立ての2番人気に推されて2番ゲートからスタート。ハナに立ち、で集団を引っ張る。先頭のまま1馬身のリードを保って4コーナーを通過。直線では持ち味のタフさで最後まで奮戦したが、アウズに交わされて3馬身差の2着に敗北した。

8月5日、中1週で迎えた27戦目は、平瀬城久騎手を鞍上に迎えて、楽天競馬で夏ケイバを楽しもう特別（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。11頭立ての6番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、5番手を追走していたが、徐々にポジションが下がり4コーナーを8番手で通過。直線では見せ場なく9着に敗れた。

9月2日、中3週で馬体重を前走から11kg増やして迎えた28戦目は、公益社団法人石川県畜産協会長賞（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は2戦連続で平瀬城久騎手（1戦0勝）。8頭立ての7番人気で4番ゲートからスタート。端を奪う恰好となり、で集団を牽引。途中で控えて4コーナーを2番手で通過。最後は脚色が衰えて6着に終わった。

9月16日、中1週で迎えた29戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は3戦連続で平瀬城久騎手（2戦0勝）。11頭立ての7番人気で7番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを8番手で通過。直線では伸びを欠き11着に終わった。

9月30日、中1週で迎えた30戦目は、牛まつり特別（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。鞍上は4戦連続で平瀬城久騎手（3戦0勝）。12頭立ての10番人気で4番ゲートからスタート。でレースが進む中、11番手を追走し、4コーナーは10番手で通過。直線では末脚が冴えず9着に終わった。

10月16日、中1週で迎えた31戦目は、一般B1二（金沢ダート1500m 晴/良）に出走。鞍上は青柳正義騎手（17戦6勝）。12頭立ての7番人気で5番ゲートからスタート。でレースが進む中、4番手を追走し、4コーナーは5番手で通過。直線では脚を伸ばせず8着に終わった。

10月28日、中1週で迎えた32戦目は、藤田弘治騎手を鞍上に迎えて、藤田記念（金沢ダート1500m 曇/不良）に出走。10頭立ての9番人気で9番ゲートからスタート。敢然とにハナを切り、で集団を引っ張る。他馬と先頭を併走しながら4コーナーを通過。直線に入ると、馬群に飲まれ4着に敗れた。

11月13日、中1週で迎えた33戦目は、特別編成（金沢ダート1500m 曇/重）に出走。鞍上は青柳正義騎手（18戦6勝）。10頭立ての2番人気に推されて8番ゲートからスタート。でレースが進む中、3番手を追走していたが、途中でズルズルとポジションが下がり、4コーナーを10番手で通過。直線ではジリジリとしか伸びず10着に敗れた。